BMW3シリーズ各サブコンの比較

先日、サブコンのメリットとして挙げた加速が良くなる点。
メーカーの公称値だけみると立派ですが、実際に測ったことがないのでなんとも言えないのも事実。所詮、公称値は公称値ですからね・・・。

そこで、やっとのことで実際に各サブコンをシャーシダイナモで計測したデータをゲットしました。
独の車雑誌、Auto Bild Sportcarsより転載です。なかなかここまで辿り着く人はいないんじゃないかと（自画自賛）


ドイツ語の記事なので、たどり着くまでに時間がかかりました。
一番左のSERIEがノーマルの状態です。
馬力、トルクについて、上段が公称値、下段が実測値となっております。
日本で売られているのは、AC　SCHNITZERとRACECHIPでしょうか。他の製品もOEMとして名前を変えて輸入されているかも知れません。


こうしてみると、ひとえにサブコンと言っても様々な物があるのがわかりますね。

他のサブコンは公称値ほどの性能が発揮できない中、AC Schnitzerだけは公称値を上回る性能を叩き出しています。


245PS→315PS
350Nm→458Nm


熱烈なビーマーの方には、BMWは公称値を控えめに出す傾向があるのはご存知のことと思います。
例に漏れず328iもノーマルの状態でも公称値245馬力を上回って、実測値264馬力も出ています。BimmerPostにも同じような事が書かれていますね。
にも関わらず、公称値に達しないACS以外のサブコンて・・・。社外パーツに過度な期待は寄せていませんでしたが、そのなかでも唯一健闘していたAC Schnitzer Performance Upgrade。私がACSを選んだ理由の1つとなりました。


ちなみに、他のメリットである
○燃費が良くなる
○ECO　PROモードでもCOMFORTモードの様な走りになる
は購入前は検証不可能でした。


次回はデメリット編
～サブコンでエンジンが壊れた話～