ニッタ＠標準車のブログ一覧

今日は、ちょっと元気があったのでガレージに。

会いに行ったついでに、封印をピカールで磨いてみた。

挨拶みたいなもんです。

あとは少し眺めるだけ。



バルクヘッドの所の長いゴム。

これ、20年もんなんですが、

個人的には、新品より良いと思うんです。

新品の粉を吹いたようなものでもなく、

シリコンでギトギトにして誤魔化した訳でもない

良い塩梅の質感。育てたゴムですわ。



ここはちょっと硬くなってそうですけど、まあこれはこれで。





メッキやバレル研磨では出ないエッジ。

ボヤーとしたものじゃなく、ピシッとしたライン。

愛着とは、こんな小さなものの積み重ねの結果なんでしょうね。

金は掛かってませんが、時間は掛かってます。

疲れが抜けない。

今日の休みは特に作業はせず、充電に徹する。

ここは、ちょっとした気分転換になる場所。




作業をする元気が無い時は、車を眺めたり

漫画を読んだり。











西風さんの絵は優しくていいね。













可愛いね、ユーノスは。



素材がいいからね。

下廻りを入念にお掃除しているつもりだが、

下廻りを掃除する時はウマを掛けて下に潜ります。

ということは、ウマが乗ってる部分は触れないのです。

何時かやろうと思ったまま、随分と時が流れてしまいました。





こんな所、普通はきにしないんでしょうが、

気になりだしたら気になります。







奥歯に挟まったものが取れたような気分です。







鏡越に見える景色は男心を・・・

暑くも寒くもなくガレージで遊ぶには良い季節です。

今日は朝から雨なので、ボディーを綺麗にしようかと思います。



まずは床を綺麗にしてから。



今日はケミカルは使わず、お掃除タオルで優しく撫でるだけ。

表面に乗ってる塵をタオルで絡めとる感じです。

ユーノス・ロードスターは可愛いなぁ　眺めて何時も思います。

FCやFDが格好いいなら、ユーノスは可愛いだと思います。丸い感じ。



僕の車は磨きを入れてないので、鏡面ではないですし

実物は大したことないです。

新車時の柚子肌がまだ残ってますが、それでいいんです。



30年前の車がピカピカなのも不自然です。

綺麗な50前後の女性を目指します。勿論、修正や加工の無いものです。



水に濡らして硬く絞ったお掃除タオルにスプレーを吹き付け、

内装を拭いていきます。

ダッシュボード、ドア内張、トップブーツ、レザーシート



オープンで出かけて、オープンのままエンジンを切ってそのまま保管。

青空駐車の時代があったからこその有難みが解る。



いちいちトップブーツを脱着するのは面倒だと思います。

トップブーツも脱着を繰り返すと痛みそうですしね。

付けっ放しにすれば、その問題からも解放。

なお、幌も痛まなくて更に良い。贅沢です。









高級外車を野晒しにする人もいれば、

資産価値としては無いに等しい国産の微妙に古い車を大事にする

僕みたいな人間もいる。

庶民の僕には結構な贅沢です。

妬まれたり、マウント取ったりは出来ませんが、

個人で楽しむには、自分の満足度が最も大事です。

1000万超えの車でも満足できない人もいれば、

これで十分、いやこれが可愛くていいんですわ。

金の掛かる見栄えの良い水商売の女性より、

金銭感覚が近い普通の人がいいわ。



可愛いわ、この車。

徹底的に磨く価値があると思うんですよ、僕にとってはね。

明日から天気は下り坂だそうで、今日は晴天。昨日、着地。

乗らなきゃ勿体ないので近場を散歩に連れ出した。

調子は至って良好。



僕は綺麗好きでは無い。これは断言できます。

ただ、気に入ったものは大切に長く使います。



可愛いから綺麗にする。更に可愛くなって綺麗にする。

そうやって綺麗な部分が増えただけに思う。



好きな人には、何かしてあげたくなる気持ちと、同じなんじゃないかと。





出かけて帰れば、タイヤを雑巾で綺麗に拭くのも13年もやってると

もはや習慣です。愛犬の散歩の後に足の裏を拭くのと同じです。



ブームと言うのは、一過性だからブームなのです。

安ければ見向きもしなかった人も、値が上がると

慌てて買うのも不思議なものですが、人間なんてそんなもんなんでしょう。

誰もいない店には人は寄り付かないのに、

群がっているところには、何故か人は集まりますからね。

純正マフラーの出口は可愛いですね。そう思うと磨かずにはいられません。



エコカー減税で￥25万欲しさに抹消した人は今の市場価格を見て

売らなきゃ良かったとか思ってるんですかね？

でも、再起不能にした方が金になるから、そうしたんですよね？

沢山のユーノスがパーツとしてバラバラに散って行ったんでしょうね。



そう考えれば、今残っているユーノスは、

そこを乗り越え生き延びたものたちですね。

それぞれのオーナーの元で可愛がられて欲しいものです。



できれば、ドアを雑に締めないであげて欲しい。

仮に、閉まり辛くとも。

そして、優しく運転してあげて欲しい。

それだけで、随分長生きできると思います。

雑に扱うのであれば、その人にとっては、それだけのものなのでしょうけどね。