
4月の中旬、香港の友人から突然携帯に電話が入った。
「5月に、今度買ったスペチアーレを持って日本に行くからよろしくね。」
彼は香港で事業を営んでおり
今現在、ガレージに入っている車はFerrariが
458Speciale、
599。
それ以外に
991 Turbo S、
Audi RS6と
Jaguar F-TYPE R、納車待ちが
Cayman GT4という
結構な車道楽。
ちなみに、足グルマは
Audi Q5。
彼が送ってきたスケジュール表を見たら結構驚きで
参加者の車両12台を北海道にデリバリーして、そこからドライブ開始。
道内を南下して青森に渡り、岩手から山形、そして長野に行って
甲府から御殿場、最後にFISCOを走って車を送り返すらしい。
ナンバーをどうするのかと思ったら
カルネ通関でそのまま走行できるという。
そう言えば、イベントやラリー等ではその手を使っていたっけ。
とりあえず、うちの964は荷物が運べるので
トランスポーターとして、最終日のFISCOに合流。
端で地味に記念撮影

日本のオーナーズクラブの方達と、なぜか香港つながりの
インプレッサ2台とで合計20台強で13時から16時まで本コース貸し切り。
かなり贅沢な使い方だった。
しかもゲストに小林可夢偉さんと関口雄飛さんと聞いたメンバーが
思わずどよめく。
可夢偉さんは香港でも非常に人気があり
ドラミの後、興奮したメンバーから、彼は普段、何をしているんだ?
となぜか私が質問攻めに。
色々と手違いもあって、食事もしないままピットに移動。

慣熟走行で、同乗させて貰った後、車を降りてピット作業を眺める。
サービスも何名か同行していたので空気圧を確認すると
「どうせみなさん、そんなに飛ばさないでしょうから・・・」
と高めの設定にしていたので
彼は珠海と上海サーキットに預けてあるGT3-RSでよく走っていますよと伝えると
慌てて空気圧を落とす一幕も。
いよいよ走行開始。

どの程度走れるか疑問だったけれど
1分57秒台でコンスタントに走っていたので、かなり速い方だと思う。
しかもこの車、3ヶ月前に納車されたばかりで走行2,000km。
よく全開走行する気になったものだ。

予報通り、段々天気が荒れて来た所でピットイン。
「ブレーキがダメになったのでクールダウンする。」
「その間、乗ってていいよ。」
ちょっとビビる提案。
何しろ、雨が降り始めた一番怖い路面コンディション。
純正タイヤもかなり減っている上にブレーキが甘くなっている。
けど、これで乗らないわけが無く。
すぐに準備。

コースに出てすぐにわかった。
この車、すごく軽い(約1,300kg)。
そして610PSもあるのに、NAなので加速が感覚的につかみやすい。
慎重に走っても、ペースがついつい上がってしまうので
まだタイヤが冷えてるのに・・・
と思った瞬間ズルっと来たけど簡単に修正が決まる。
限界域の挙動がわかったのでコーナー速度はグングン上がる。
怖かったのは1コーナーのブレーキポイント。
200m位のポイントで慎重にやったつもりが
雨を含んだ砂に乗ってしまい
うわわわ・・・4,000万円が~!!
と頭の中を走馬灯の様にアルバイトの日々が回っていたら
恐ろしいストッピングバワーで持ち直してラインに戻れた。
ドライバーのミスを許容してくれる範囲がとても広い。
結局7割位のペースで走ったけど
メーカーの言う、とてつもなく扱いやすく快適なレース車
はこの車をよく表していると思った。
その後、小林可夢偉さんがドライブした時は
軽~く流して、このコンディションでも1分52秒を切られたそうで
香港の友人たちは、GoProの車載ビデオをみんなで何回も見ていた。
小林可夢偉さんの最初の2LAPがこちら。
イベントは大きなトラブルも無く、2~3日の東京滞在で
数百万円の買い物をした後、全員無事に香港に帰って行った。

うちの964はヘルメットや荷物を運んで大活躍。
帰りの豪雨で川の様になった皇居のお堀端でもたくましく突き進んでくれました。
スペチアーレでは、こういうわけにはいかないからね。
と、ちょっと負け惜しみ。
Posted at 2015/05/16 11:44:42 | |
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