彼岸花

９月・・・
秋の彼岸の頃に
田んぼの畔や道端に咲く
ひときわ目を引く赤い花

彼岸という名から死後の世界を
連想させますし
毒を持っている事から
不吉なイメージが一般的ですが
わたしはこの花好きなんですよね
形も独特だし
緑の畔に赤く連なるさまは
とても絵になると思います
あと・・・
昔好きだった絵本に描いてあった
彼岸花に良く似た花がとても印象に残ってます
「うばすて山」だったかな
死んだ人が花になるという話

彼岸花について調べてみると
別名　曼珠沙華（マンジュシャゲ）とも呼ばれ
「天上に咲く花」という意味もあるそうです
また田んぼや墓地に多いのは
その毒性から
モグラなどの土中生物から
作物や遺体を守る為に
人が植えたのだとか・・・
また戦争中は球根は澱粉質に富むことから
毒を抜いて食用にしたという記録もあるそうです
（専門的な知識がいるそうなので試さないで下さいね＾＾；）

韓国では「相思華」と呼ばれているそうで
花が咲いた物には葉がなく
葉が付いた物は花が咲かない事から
「花は葉を思い、葉は花を思う」という
ロマンチックなイメージのようです
その他
西洋では不吉なイメージと結びつかない事から
その独特の綺麗な花が愛でられ
園芸用としても人気だとか・・・