2011年01月29日
結構イイじゃん
Posted at 2011/01/29 17:16:56 | |
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2011年01月14日
2011年初日記でございます。
今さらですが、あけましておめでとうございます。
今年も皆様宜しくお願いいたします。
巷ではタイガーマスクだ、伊達直人だ、ちびっこハウスの健太だと名乗った善意の輪が広がっております。
いいことではありませんか!まだまだこの国には人情が残っていたのだと思う2011年の幕開けです。
私としてはこれが一時的なブームや現象でなく恒久的に続いてほしいと思うのです。
そして劇場型のものにだけはしてほしくないと願っております。
ここからは道徳の時間です。答えは人それぞれです。
昨日ある情報番組でタイガーマスク現象について放送されていました。
ある施設に善意ある方からランドセルが届きました。
しかしその施設では既にランドセルは確保してあったそうです。
毎年ある団体から寄贈されているそうです。
しかしせっかく頂いたので大切に保管させていただき、次の年に使うそうです。
そしてインタビュアーは「本当に必要なものは何か?」という問いにその施設の館長さんは「実費で頂きたい」「運営が苦しい」と答えました。
以上が数分間の放送の内容でした。
さて、ここからは私の考えです。
まず取材の中でこの様な施設の現状として運営が厳しいということは分かっていたと思います。
ではなぜ皆まで聞く取材をするのでしょうか?
これからタイガーマスクになろうとしている人へ「お金にして下さいね」とお願いしているような報道に捉えられかねません。
報道の使命として実情を正しく伝えることの重要さは大事ですが、この現象は人々の善意であり形は様々で出来る範囲のことで良いと思うのです。
これを見ていた人が善意の形が何かと疑問に思い、善意の行動を止めてしまう可能性があるのではないかと思うのです。
この放送で一番呆れてしまったのが館長さんの発言です。
施設を運営していくには当然お金はかかりますし、スタッフもたくさん必要だと思います。お金は大事です。
しかし会社でも何でもそうですが組織を運営するにあたって費用が発生するのは当たり前のことです。
確かにこの様な施設は寄付やボランティア自治体の援助で成り立っているのでしょうが、経営というところで他力本願的発言はどうでしょう?
これでは施設の子供たちが路頭に彷徨うことになりかねない危険な発想だと思います。
私は親の愛情が一番必要であり、大切なのではないかと思います。
タイガーマスクの時代背景と違い、今入所している子供たちは親がいるが安全のため保護されている子供たちが多いのです。
要するに親がいても愛情が注がれていない子供たちなのです。
館長さんは経営者として正直に現状としてお話ししたのでしょうが、今の情報が氾濫している中でどこでこの情報や番組をこの施設の子供たちが知り得るかもしれないとは思わなかったのでしょうか?
もし知ったときどう思うでしょうか?
訴えるべきところはその子供たちの親へ早く愛情が注げる状況になって迎えに来てあげてくださいではないでしょうか?
本当はもっともっと複雑な状況があるとは思いますし、世間情勢も大きく影響していて一言では片付けられないものだと十分理解しています。
ただ現象だ、ブームだと報道してほしくないものです。
このような報道がされる前から脈々と人の善意は存在していたからこそ成り立っていたのでしょう。
私は過激な報道合戦に発展して欲しくないと思っています。
私は今まで善意の行為と言えば、街頭募金に募金したとか、献血したくらいで、どちらかと言うと悪行の方が多かったと思います。
しかし子供が生まれ成長していく過程において「良いこと」「悪いこと」を教えるときに色々と考えさせられることが多くなりました。
アラフィーを目前に今さら遅すぎるとは思うのですが、人の善意とは?送る側、受ける側の立場とは?と色々考えさせられました。
とにかく人の善意の心が恒久的に続くことを願っています。
年頭より長文失礼しました。
Posted at 2011/01/14 11:37:40 | |
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