BBS TANZO CLUB CUP 見学

先日GR カローラのN君から「富士スピードウェイのイベントに一緒に行こう！」と連絡が入って、2週連続でサーキットに行ってきました。始めはどんなイベントかわからず色々聞いていったら、BBSホイールのオーナーズクラブみたいな”BBS　TANZO CLUB”の主催イベントと判明。私もBBSは2セット持ってるので購入時の資料を確認したら、セルボーのRE-L2購入時の物が見つかり、加入手続きも済ませました。


ただ今度のイベントには当然間に合わず、N君の付き添いという形での参加でした。
雨の中まだ真っ暗な朝6時前に”ボロボロボロロ・・”と低い排気音のGRカローラが到着。そのままだいぶ高めの速度でクルーズを利かせて、車もまばらな東名高速を御殿場へ。御殿場で降りてファミレスで朝食をとり、8時前には富士スピードウェイに到着。

BBSのイベント自体は午後からなので、だいぶ時間がありました。

今日はパレードランや体験走行などを含み午前午後8つずつ程のイベントがあり、多くの車が集まっていましたが、雨のせいもあってギャラリーは僅かでした。
朝一ではちょうどABARTH　SCORPION RUNがあって、大雨の中元気よく第一コーナーに突入する色とりどりのネズミたちが見られました。こういう時は普段は用がないバックフォグが役に立ちますね。

ABARTHも結構な速度でしたが、その後小ぶりになった後のELISE SUPER TECはさらに速くて、屋根のない車やナンバー付も混じって激しいバトルで面白かった！

今日変わったところと言えば、マセラティーのイベントもあってギブリやレバンテなどに交じって、数少ないMC20が10台ほど集まっていました。


昼食はメインのレストランで食べたのですが、どうせまずくて高いのだろうと言う先入観とは違って、煮カツ定食が1200円でボリュームもあって美味しかった！
最近はこういう場所でも良心的になって、昔とは違うなあとちょっとうれしくなりました。


今日は運が良かったのか、コース脇のピット内でたくさんの古いABARTHの展示をやってました。



実車は初めてという車もたくさんあって見事でした。

さて肝心のBBS　TANZO　CLUB　CUPなのですが、朝受付をしてから14時30分にブリーフィング、サーキット走行が15時45分から16時10分というスケジュールでした。
出走前のN君とGR　カローラ。

未だ納車が進んでいない車のようで、BBS　TANZO CLUBでもこの1台だけでサーキット内でも同じ車は見かけませんでした。またN君曰く「このBBSホイールもGRヤリス用にスペーサー（F20ｍｍ、R25ｍｍ）を噛ませて使っていて、GRカローラ用にちょうど良いインセットの物はまだない」との事。

道理でBBSを履いたGRカローラは見ないのでしょう。海外の方も含め多くの方の注目を集めていました。

さてサーキット走行の方ですが、

名古屋市内の片側3～4車線の道を速く走るのは大変上手なN君でしたがサーキット走行は初めてで、その上有名な富士のストレートでは中間地点でリミッターが効いてしまい、第一コーナーのブレーキングのタイミングや踏み込み加減がわからず大苦戦、ということで周回を重ねるごとに順位を落としてしまったようです。こうなるとリミッターがない外車勢やECUチューンをしてある車が有利なことは明白で、AUDI　R8やRS-3、或いはR32 GTRなどちょっとではない差を見せて走ってました。
路面はハーフウェットで気温も低めではありましたが、タイヤ（PS-5)の状態はほとんどダメージがありませんでした。

これではなかなか良い成績は難しいかも？
コペンやS660も参加してたのでセルボーでも走れそうな気がしますが、きっと直線が長すぎと思うでしょうね。

セルボーには幸田のほうが楽しいのかもしれません。

なかなか楽しい一日で、先週の幸田サーキットとはイベントもコースも大きく異なり、濃い一日でした。そしてN君が言うには「このイベントは案内が郵送されてきて、抽選で当たった人が出場可能。また現地でお金を取られるかと思ったけど無料で驚いた」とのことでした。富士のフルコースを20分目一杯走れて、飲み物無料の広いクリスタルルームも開放され、それで無料とは私も驚きました。1万円くらいとっても文句は出ないでしょう。
帰宅時に少し運転させてもらいましたが、ちょっと雑味を感じるエンジンノイズ以外は至って快適で、これで1.5Lなの？と思える豪快な走りのGRカローラ。

ただ排気音ならチュー太郎の勝ちですね。それでもあんなに煩いと思った595系ですが、サーキットでは結構上品で、皆さん随分頑張ってるな～と感心。

私も一応メンバー登録は出来たので、もし案内があれば是非チュー太郎で参戦したいものです。