やる前に考えよう

弄り続ける前に考えよう。インジェクターのデューティー比をオシロで計れば理想的な容量が判る。だが巷に蔓延るサブコンの高負荷増量マップは、基本噴射量に対して増量する事は出来るが、減量する事は出来ない。基本噴射時間を短縮しない限り、大容量だろうがノーマルだろうが通電時間は変わらない。ECUはインジェクタのサイズに関係なく今まで通りの噴射時間で制御するだけだから開弁率の低下には繋がらない。インジェクタが大きくなった分だけそのまま噴射量が増えてしまう為に全域で濃くなってかぶるだけ。そこからROMを弄り理想的なA/F値14.7を目指すのだから、最初からスズスポECUには及ばない。しかし競技用ECUは基本噴射時間を短縮しないだろう。推薦インジェクター400ccでぶん回す。最早、軽タロウの利便性など無いわ！後期の12ポートなどの気化促進に繋がるインジェクター流用止まりにしないときりが無い。200kmオーバー？それに伴う制動力、サスペンション。幾ら掛かる。走る曲がる止まる三代要素プラス安全性を考えたら中古のBMW買った方が良い。何シリーズにしろ89Y以降ノーマルで200km出ないBMWは無いから。弄りたい気持ちは良く判るが、200km出せるエンジン作り寄りノントラブル高燃費で20万km走破者の方が偉いと思う。どこかで一線を引かないとザルチューンになる。