お待たせしました!
いや~、ホント遅くなってしまいましてスミマセン。
やっとイベントの様子をアップ出来ます。
イベント終わって帰ってきてからずっといろんな作業に追われておりまして、何だかんだで気が付いたらもう2週間以上も経ってるんですね。(汗)
写真も撮影した枚数が1000枚近くあったので、データまとめたり選定したりするのにも一苦労でした。さらには参加者の方々の情報の編集したりと、結構時間かかってしまいました。
その1から始まって何部かに分けてこれからアップしていきますね。
【 注意 】
写真はフォトブックの製作に伴う加工を前提に撮影してあるので、わざと暗め(露出アンダー)で撮影されたものが多いです。こちらでアップする写真は、時間なくて明るさの調整とかはほとんどやっていません。(スミマセン(汗))
ほぼそのままでアップされているので、暗い感じの写真が多いと思われるかもしれないですが、閲覧にご利用なされるデバイス(PCのディスプレイやスマホの画面)の『輝度(明るさ)』を最大にしてご覧頂くと、かなり見やすくなるのではと思います。
画面の設定が省電力設定になっていたり、輝度がニュートラルに設定されていると、結構暗めの画像になっていると思いますので、輝度最大で最も明るくなるように設定してご覧下さいね。
ナンバーの加工については、車両の雰囲気を失わないように、ギリギリ文字が見えなくなる程度のボカシにしてあります。塗り潰して完全に消して欲しいという方おりましたら、早急に対応しますのでご連絡下さい。
(尚、フォトブックに関しては参加者限定配付のため、ナンバー無加工でそのままの製作になります。)
前置きはこのくらいにして、それでは早速参りましょうかね!
年に一度のロータリー旧車乗りの祭典、『ロータリー旧車ミーティング』今年の様子をご覧下さ~い♪
今年もアツいぜ!!!
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2014年11月2日(日)、兵庫県の淡路ハイウェイオアシスにて今年で二度目の開催になる『ロータリー旧車ミーティング 2014 in 淡路』が開催されました。
去年は天候に恵まれず荒天中の開催となりましたので、今年は時期をずらして11月の開催となりました。
今年は晴れないまでもほんの一時だけかすかな小雨がパラつく程度の曇天、暑くもなく寒くもない中での開催となりました。
ただ淡路へ来る道中で、本州の西方面からご参加になられた方々は一部大雨に見舞われたようです。
そんな中、皆様特にトラブルなく到着出来たようで一安心でした。
それでは今年ご参加頂いた皆様のマシンを1台づつ到着順(一部撮影順)にご紹介して参りましょうかね♪
まずは本ミーティングを開催したORA代表、Kさんのサバンナ。
当然一番乗りで~す♪
ミーティングが09:00からなので、スタッフは08:00から待機してました。
このサバンナ、心臓部にはKさんがプライベートで積んだ12Aキャブターボが収まっております。
エンジンルームの写真がないのが残念ですが、シグマのサージタンクが懐かし~。
エアコンつけても全くグズることなく安定してます。
ロータリー旧車にかけては誰よりもアツい魂を持った方です。今後ともよろしくです!
そしてKさんのご友人の方のI氏もロードスターで来てくださいました♪Kさんと2台揃ってのご来場です。
この二人、とにかく『生粋の名古屋人』でございまして、名古屋を語らせるともうホントにアツいことアツいこと(笑)。ひょっとしたらロータリーよりもアツいかも?
それぞれが別の『俺の名古屋』ワールドというものを持っているんだなあと感じましたね、打ち上げで。(笑)
仮に企画としてKさんの『俺の名古屋ツアー』とI氏の『俺の名古屋ツアー』みたいなものがあったら、コースは全く違うんでしょうね!でも目指すところは同じみたいな。
『山ちゃん?ありゃ~ダメだ!』は共通意見でした。(笑)
次は神奈川県から来て頂いた、H氏のサバンナ。
今年は流れでスタッフになってもらいました(笑)。
やっぱりフルワークス!いいですねー♪
H氏はサーキットの常連なので、このサバンナをよく走行会で見かける方も多いのではないでしょうか。
ストイックにタイムを追求するマシンならでは、スポイラーやフルワークスについた飛び石の跡が得も言われぬオーラを放ってます。
決してハッタリや見かけ倒しじゃない、走るからこその『本気のフルワークス』、カッコイイ!
このH氏のサバンナ、非常に面白いアイデアがマフラーに細工してあります。
普通は爆音のうるさいマフラーのテールにインナーサイレンサー突っ込んで音量を落とすのですが、このサバンナは全く逆。
ほどほどに音量の抑えられたサイレンサーを使っているため普段はとても静かなのですが、ここぞという時はテールから長めの鉄パイプを突っ込んでその鉄パイプでサイレンサー部を貫通し、サイレンサーの機能をカットすることで『即席の直管爆音仕様』にしてしまうというもの。
なるほどー。コレ面白いですよね!
でもくれぐれも検問には気を付けて下さいね。トランクに鉄パイプとなったら・・・右の人と勘違いされちゃいますからね。
『あ、いやー、直管に・・・いやいや爆音に・・・じゃなくて走行性能をですね・・・』と言い訳に四苦八苦してしまいます。(笑)
お次はこの方。
スタッフ以外の一般参加者の中では一番乗り、兵庫県からご参加のT氏のコスモL。
スタッフがいろいろ準備や打ち合わせをしている時間にはもういらっしゃってました。
はえ~っ!(笑)
もう気合い十分ですね!
昭和53年式のこちらのコスモL、実はエンジンはレシプロです。今となってはこのコスモはレシプロ車の方がレアな気がしますが、現存する割合とかは実際のところどうなってるんでしょうね。
オーナーのT氏のこのコスモに対する情熱はハンパじゃありません。
このコスモが欲しいと思ってから他のクルマには全く目もくれず、10年間(!)もずっとこのコスモの事だけを思い続け、ずっと探し続けてきたマシンなのだそうです。
念願かなってようやく手に入れたそのマシンは極上の輝きを放ってました。
こういう情熱にロータリーもレシプロも関係ないですね。
そのアツさに敬意を表します。脱帽!
そしてお次は二度目のご参加、兵庫県からI氏の昭和52年式ルーチェレガート。
I氏は某旧車系雑誌のライターさんでもあります。今年もよろしくお願いしますね!
レガートはホント重厚感ある雰囲気ですね。重役車にはコレだぜ!みたいな。
この手の昭和車のお約束、レースをあしらったシートカバーといいフロントバンパーのコーナーポールといい、もう何とも言えない雰囲気を醸し出してますね。
この雰囲気に拍車をかけてるのが、このタイヤハイトのチョイスのセンスの良さ!
バッチリとキメてますね!
抜かりのない『昭和』な感じが違和感なくキマッてます。
そして次のこちらの方も二度目のご参加となります。
昭和53年式のU氏のSA、岡山県からお越し頂きました。
それにしてもキレイにされてますねー。
もうホイールなんかもピッカピカ♪
ん?待てよ・・・岡山県から来られたということは・・・
情報では途中かなり大雨だったと聞いてましたが、ひょっとして・・・
ズバリ、U氏、会場入りする前に洗車しましたね?!!
しかもボディーだけじゃなくホイールまでもキッチリ拭いてますね?!!!
そういう『静かにアツい』心意気、いいですよねー。
マシンも『静かにアツい』感じ出てて、このさりげなさがカッコイイ!
そしてお次はこの方、ビッカビカの黄色のSAに乗るのは山口県よりお越しのN氏。
FDの限定色『サンバーストイエロー』で塗られた昭和53年式のSA、三好自動車で製作され、オーナーのN氏は今回最年少の若さ(なんと20代前半!)でありつつもしっかりとした自分のコンセプトをお持ちで、『シンプルで目立つ仕様』を目指しているとのこと。
そのコンセプトに忠実に仕上げられたマシンは、コテコテになりすぎず、でもキメるとこはキメる、造形やスペックの派手さにはとらわれずカリカリさはなくてもさっぱりと派手にキメる、そして目立つ。
この路線て実は凄く難しいんですよね。
派手じゃないけど派手、目立つけどコテコテじゃあない、一歩間違うと『何がやりたいのかよく分からない仕様』になってしまいますよね。
そんな難しい路線をうまくまとめてます。
センスの良さが光ってますね。
平成生まれのオーナーが昭和のクルマを新しいセンスで新しい路線を切り開く、そんな中にロータリー旧車の明るい未来みたいなものを感じました。
そしてお次は、兵庫県からお越しのY氏のSA、昭和53年式です。
この色、懐かしく思う方も多いのではないかと。
そう、初代ユーノスロードスターのV-spec専用色のモスグリーンです。
写真では曇り空だったせいもあって暗めに写ってるのがとても残念!ぜひ晴れた日にお目にかかりたかったです。
それにしても、なーつーかーし~♪
昔欲しかったんですよ、この色のNA6CEのVスペ。自分は昔この色のVスペかSAターボ買うかでかなり本気で悩みました。今見てもやっぱいい色だな~としばし見とれてしまいました。
自分のサバンナもこの色にしちゃおうかなと考えた事ありますもん。(笑)
フロントスポイラーはSA用だったのに切り詰め加工しないとサイズが合わなかったみたいなんですが、手直しされてキレイに収まってます。
黒光りした鉄チンホイールがまたなんともボディーの色とマッチしていい味出してますね!
渋さの光るまさに『通好み』するマシンといった感じでした。
お次はこちら。京都府よりお越し頂いた、T氏の平成6年式のユーノスコスモでございます。
こちらのオーナーのT氏、実はコスモスポーツを所有なされております。
コスモスポーツとユーノスコスモ、もうこれ以上ない最高の組み合わせですね!
実はORA代表Kさんも、サバンナと一緒にユーノスコスモ(20B)も所有されているんですよ。ロータリー旧車乗りの日常の足には、やっぱりユーノスコスモは最高ですね。
かくいう私もかつてはサバンナとユーノスコスモ(13B)の二台体制でした。
座った時のシートの座面の低さとフロアとの位置関係とかがもうホントにいい感じなんですよ~♪
それにしてもユーノスコスモ、販売開始されてからもう20年以上経つんですね。
今でも全く色褪せないそのスタイルはとにかく『美しい』の一言です。
『コスモ』の名を冠する歴代コスモ、コスモスポーツから始まりユーノスコスモに至るまでの全てのモデルが、それぞれの時代を常にリードするセンセーショナルな存在でしたね。
上品で繊細で優雅で、でも刺激的。まさに『官能』という言葉が恐ろしいくらいあてはまる歴代コスモ、それが『コスモの美学』なんでしょうね。
ユーノスコスモはその『官能』の究極の形ですね。
下段右の画像は下段中の画像を加工して、その『官能』をテーマにカタログ風にアレンジしてみました。
いや~、ユーノスコスモはホントにエロい!(笑)
なんなんでしょう、このライン。
こんなエロいマシン、もう二度と出されないんでしょうね。
下品なエロは単なるスケベ、でも上品なエロはエロスという美学。
ユーノスコスモってそういう格の違いを感じさせますよね。
ん?ソ○ラ?ありゃースケベマシンだろーって(笑)
そんな感じで次いきましようかね。
この編集の流れ的にもう超ナイスなタイミングで当日ご来場、ひょっとして狙ってました?(笑)
昭和63年式ルーチェ、福山県から二度目のご参加のW氏です。
W氏の拘りはいろんなところに見え隠れしてます。
写真下段左から3番目、何も知らない人から見ればパッと見普通のノーマルステアリングと思うのですが、よーく拡大してご覧なって下さい。
ステアリングに彫ってあるネームが『MAZDA』と『momo』のダブルネームになってますね。
これ、当時の貴重な純正オプションなのだそうです。
このルーチェ専用オプションのmomoステ、色も内装色と合っていてとても自然にキマッてます。
そして白い前後シートカバーもチラッと見えるタグを見ると、ちゃんとMAZDA純正なんですね。おそれいりました!
でもそんなのまだまだ序の口、ここからがW氏の本領発揮!
オーディオに拘ったというW氏、ただ音質を求めるのではなく、W氏の求めたものは『昭和の音質』。この『昭和の』というのがポイントなんです。
単に高音質だけなら今の時代ハイレゾだのなんだのいくらでも出来ますが、所詮それは今の時代の作られた音。
昭和当時に高音質と言われた『当時モノの高音質』を手に入れる事で、昭和当時の『空間』そのものを作ってしまいました。凄い・・・。
そのためにチョイスされたのは、リアに誇らしげに違和感なく置かれた当時のお約束スピーカー、パイオニアのTS-Xシリーズの『TS-X15』。雰囲気あります。
そして何と言ってもコレ!なんと『真空管』搭載でございます!
真空管はアンプ別体ではなくオーディオと一体型になっています。(こんなのあったんですね)。
少し音を聞かせてもらったんですが、もう・・・。メロメロですよ!体が溶ける錯覚がしました。
とにかく音がやわらかい!シャカシャカしがちな高音も、全くトゲがなく耳にまろやかに優しく入ってくるあの感じ、そしてあの奥行きの深さはもうハンパなかったです。何と言うか・・・普段聴いてるデジタルの音が『手を伸ばしたところに置いてある本をペラペラめくるイメージ』だとしたら、この音は『紺碧の湖の底の奥深くに見えるぼんやり光っている物体を触ろうとしても、いくら水面から深くまで手を伸ばしても永遠に届かないイメージ』みたいな。抽象的過ぎて分かりませんよね、う~ん・・・
まあとにかくその空間の空気感みたいなものは、凄かったです。音を出したら車内にオーロラが発生したかのような幻想的な感じでした。
いや~、自分が男で良かったですよ、いやマジで。
これ、女だったら音聴かされたら連いて行っちゃってたって、ホントに!
もうそれくらい麻薬のような魅力ありますよ、あのマシン。
この魔力にかかったらフツーのネーチャンだったら絶対『Wさんクルマ乗せてどっか連れてって~♪』とかなっちゃうのではないかなと。(笑)
というわけで・・・このルーチェ、『ムッツリとエロス』!
『昭和の空間』には圧巻でした!!
脱衣!
じゃない、脱帽!
マツダのエロスはこのくらいにして、いい加減真面目に行きましょうかね。(汗)
気を取り直してお次はこちらの方、奈良県からお越し頂きました、I氏の昭和47年式コスモスポーツでございます。
こちらの昭和47年式後期コスモスポーツ、形式はL10Bです。
ロータリー旧車乗りにとっては原点とも言えるコスモスポーツ、全てはこのクルマから始まりましたね。
言わずと知れた名車中の名車です。
改めて見ると、こんなに手の込んだデザインのボディーパネル、嫌味にならない程度にポイントを押さえて細部まで繊細にあしらわれたメッキ、各部に組み合わされるパーツのディティールの完成度の高さ等、現代の車造りでは決して見ることが出来ない造り込みになってます。
時が経つほどに、それは過去の遺産としてではなく、むしろ『芸術品』としての深みがより一層増していくように感じます。
単にクルマやロータリーとしてではなくもっと広く深く見方を変えて、『日本の工業製品』という見識上においても、とても重要な意味を持つ歴史的にも貴重な存在ですね。
made in JAPAN の誇り、そんな感じがします。
お次はこちらの方。
富山県よりお越し頂いたN氏の昭和53年式ルーチェレガートでございます。
レガートはその迫力ある押しの強いマスクゆえ、ちょっと車高下げただけでガラリと雰囲気を変えて重役車のイメージが一変、一気に『ワル』になりますね。
そしてリアには当時の定番カモメウィング、お約束は外しません。
リアウィンドウに貼られた『鬼嫁公認』のステッカーが泣かせます。
コレにはみんな反応してましたね(笑)
そりゃあ陸運局の公認なんかより嫁の公認の方が絶対欲しいぞ!とうなずく参加者の多いこと。(笑)
個人的にツボだったのは『ゆっくり走ろう千葉』のステッカー。
メチャクチャ懐かしいーっ!!!コレあったあった!自分は千葉県出身なので、昔から馴染み深いこのステッカーに凄く親近感を感じてました。
逮捕!
とまあ、こんな感じで今後ゆる~くアップしていきます♪
とりあえず『その1』はここまでです。
『その2』、『その3』へと続きます。
。
出来るだけ早くアップ出来るように頑張りますので、お楽しみに~♪
→『その2』に続く