お待たせ致しました。
イベントレポートのその2です。
所用が入りアップが遅れてしまいました。スミマセン。
一気にアップしてまいります。
かなりお待たせしてしまったので、細かい事は抜きにしてサクサク行きましょうかね。
その1からの続きで、その2はこの方から。
こちらの白のサバンナに乗るのは私共ORAのスタッフのMさんでございます。
どこかで見たことあるような?と思った方、いるのではないかと。
去年だったかな?G Worksの表紙飾って特集されていましたね♪
この方の熱意にはホント頭下がります。
去年もそうなんですが悪天候の中、山口県から6時間かけて走って駆けつけてくれました。それも日帰りじゃないとならない弾丸スケジュールの中を。
そんな心底アツいスタッフの一人です。
今年は前見た時より輪をかけて車高下がってます。(笑)
それにしても、低っ!!!かぶってる、かぶってる!
リアが多少尻上がりなのがポイントですね。そこまでフロント落としてます。
チンスポは他車種用を切り詰めて急遽淡路にあわせて取り付けて来てくれました。
サバンナ後期のエアダム装着車って、チンスポ付けるのが大変なんですよね。
そのまま付けるとエアダムとかぶってイマイチになっちゃったり、エアダムなしのパネルはモノがなかったりとかなり苦労するポイントです。
難しいんですよ、後期エアダム車にチンスポうまく付けるのって。
そう考えるとMさんのチンスポ、急いでやったと言う割に(笑)かなりうまくまとまってるのではないかと!
Mさんもいろんなイベントに顔出してますので、見かけたらお声かけて下さいね!
お次はこちら、兵庫県よりお越しのM氏のSA、昭和55年式です。
この当時のSAのシンボルカラー『マッハグリーン』が目を引きます。
今見ても鮮やかでいい色ですよねー。
今でこそいろんなクルマでこの手の色ってありますが、この色はやっぱりSAだろ!と思ってしまいます。
昭和のSA販売当時にこの色を出したというのが、センセーショナルなんですよね。
う~ん、刺激的♪
こんなにキレイに維持されているなんて、所々に感じる純正への拘りといい、素晴らしいですね!
徹底してノーマルに拘り、色も当時のシンボルカラー、もう動くカタログのような1台でした。
そして次はこちらの昭和52年式のコスモL、大阪府より二度目のご参加のK氏。
最近、前後ダンパーをKONI製の物に変更なされてのご来場です。
レザートップも誇らしげに美しいシルバーが際立つコスモLで颯爽と登場のK氏、入手した情報によるとなんでも『ハイドロ』車にもお乗りとのこと。
初めてその話を聞いたとき、『マジで!あの温厚そうなK氏が!!』とぶったまげたのを覚えてます。
『ハイドロ』ってことは、ドデカいウーハーでドンドコドンドコ音出しながらクルマがバッコンバッコン上下に動いて『Hey,メ~ン!yo yo yo~♪』とか言っちゃってるの?!あの方が?!と想像してしまいまして・・・。失礼致しました。
K氏の『ハイドロ』とは『ハイドロジェン=水素』の事だったんですね!
そっちか!と勘違いした自分の想像力の豊かさ(知識の乏しさ?)にしばし大ウケしてたのを覚えてます。(笑)
水素カーとこちらのコスモL、どちらも紳士的な雰囲気、う~んブルジョアジ~♪
決してクルマは上下に動きませんので、皆様お間違えのなきように。(笑)
お次はこちら。兵庫県より昭和46年式コスモスポーツでお越しのM氏でございます。
こちらのコスモスポーツのオーナーのM氏、なんともう1台コスモスポーツを所有なされているとのこと!
写真の方は昭和46年式、もう1台は昭和44年式、2台ともL10Bとのことでした。
コスモスポーツ2台って・・・。もう圧巻でございます。
でもコスモスポーツくらいのクルマになると、それって実は逆に珍しい事ではないのかも知れないですね。それくらい熱狂的な乗り手が多いというか。
コレクターも多いのかも知れないですが、このようにして普通にイベントへ乗って来て頂けるというのはホントに嬉しいですよね。
写真下段真ん中のこのステッカー、当時はこんなのあったんですね!初めて見ました。
番号が手書きというところに時代を感じますよね。
さらにそれを当時のままになされていて、きれいに残っているというのが驚きです!
こういうのが当時のまま残ってると嬉しいんですよね、旧車オーナーは特にくすぐられる部分じゃないでしょうか。
オーナーのコスモスポーツに対する思い入れの強さがうかがえる1台でした。
次はこちらのサバンナ、愛媛県より二度目のご参加頂きましたO氏でございます。
こちらのサバンナのオーナーのO氏、とにかくバラエティーに富んだ自作ネタが豊富(特に電気系)のようで、多くの参加者がいろいろ楽しませてもらったり勉強させてもらったりしておりました。
とある参加者の方は、『この人の話だけで本が一冊書ける!』とまで言ってたくらい。
一例を挙げるとこんなのがあります。『ヘッドライトが点灯している状態でサイドブレーキを引くとヘッドライトが消える』という細工がしてあります。
こうすることで『夜間の信号待ちの時に安全のためにサイドブレーキを引くと、同時につけていたヘッドライトが消えるから、安全だし前車も眩しくならなくて一石二鳥!』とのことです。
自分はこれを見た時、O氏が安全運転とか交通マナーというものに対して、真摯に向き合っている姿をそのまま形にしたものが正にこのアイデアなんだろうなあと感じました。普段から安全運転とか交通マナーというものを疎かにしていないからこそ出てくる発想なんだろうなあと思って、自分はプロドライバーとしてとても感銘を受けました。
停車時にサイドを引く意味、ライトを消してくれる事の有り難さ、そういったさりげない安全意識や周囲への配慮って、その大切さを分かっている人にしか出来ないですよね。
そこにある『形』を『想う』のは簡単ですが、『想い』を目に見える『形』にするのって凄く難しいですよね。
何気ないアイデアかもしれないですが、そこにはO氏の運転する者としての考え方のみならず、広くは車社会に対してかくこうあるべきといった気持ちが見え隠れしているように思えて、しかもそのような方が自分も乗っているサバンナにお乗りになられていて、こういうサバンナもいるんだ!と思うととても襟元を正される気がしました。
個人的にもたくさんお話お伺いしたかったのですが、撮影に追われて全然お話出来なかったのがとても残念です!
是非来年はゆっくりお話お伺いさせて下さいね!
次はこちら。兵庫県からサバンナのYさん、ORAのスタッフでございます。
グレードは今となってはかなり激レアなGSです。
う~ん、この流れで上のO氏のコメントの後にはなんともコメントしづらくなってしまったような(汗)。
まあこのあたりでド派手にいっちゃいましょうかね!ということで(笑)。
このサバンナもいろんな所で見かけている方、多いのではないでしょうか?
もうホントにロータリー、ことサバンナにかけてはメチャクチャアツい!ので、いろんなイベントに出向いたりあちこち走り回ったりして、ロータリーやサバンナをとにかくアピールしまくり、常に認知度アップや地位向上に努めております。その行動力にはもう脱帽です。
イベントだけでなく街中でも見かけたら声かけてあげて下さいね!
サバンナの激しい外観とは裏腹に、Yさんはいい人を絵にかいたような感じの物腰の柔らかい人なのでご安心下さい♪
それにしても見るたびにいろいろやってるねー。同じ姿を二度見たことがないような気がするんだが(笑)。
自分の好みに正直にブレることなく走りも見た目も仕上げていく、そんなスタイルがカッコいいですよね。凄く共感します。
激しさがより一層増したアツさがみなぎるマシンといった感じですね。
皆さん、今後ともよろしくです!
で、次は何やるの?(笑)
お次はこちらの昭和51年式のルーチェ、岡山県よりお越しのM氏、こちらも二度目のご参加です。
LA22イーグルはよく見ますが、このベンツマスクはほとんど見かけないですよね。
去年ご参加頂いた時結構驚いてた参加者も多かったのですが、今年も拝見できて嬉しかったです。
写真下段真ん中、このアングルで見るとちょっとアメ車っぽく見えますね。
写真下段右の色合いがイメージとしては一番実車に近いと思います。
この鮮やかな紺のカッコいいのなんのって。
車高も程よくいい感じにバッチリ決まってて内装も極上、レア度も手伝って非の打ち所のないカッコ良さ!もうたまらんですね♪
と、ここでちょっと一段落落ち着いてコーヒーなんぞを飲みつつくつろぎモードに入っていると、なにやら遠くから何台かでつるんでロータリーサウンドを響かせながらこちらに向かってくる姿が見えて、一気に緊張感が高まりました。
おおー、I氏の率いる『22C Works West』のSA軍団登場です♪
こういうのって賑やかでいいですねー。盛り上がってきた感が上がりました。
『22C Works』自体はその歴史も長く、かなり『濃いプライベーター』が多い事で有名なので、ロータリー旧車乗りの多くの方が知っているとは思いますが、こちらの『22C Works West』は中部エリアでの支部的な存在として派生し、今なお精力的に活動し続けているSAフリークの集まりです。
そんな『22C Works West』より、まず先頭はこちら。22C Works Westの看板車、昭和54年式、兵庫県よりI氏のSAです。
生粋のSAプライベーターのI氏。
SA乗りとしての歴史も長く、SAの事なら走りもいじり方も全てを知り尽くしている西日本エリアでは代表的な方でございます。
外観もさることながら、エンジンも含めて至るところまで、もはやいじってない所を見つけるのが難しいくらい走りに徹したモディファイが施されております。
パッと見てすぐその手のマシンと分かるズ太いロールケージが得も言われぬ迫力です。
地上の戦闘機、そんな言葉の似合うマシンです。
やっぱりこの手のマシンはリアバンパーのモール外すと様になりますよねー。
リトラのダクトは以前22C Worksで作ってた物でしょうか?良く出来ています。
確か22C Worksがコレ作ったあとに、いろんなところが真似して他の車種でもリトラのダクト出すようになったと記憶してます。
ツボを知り尽くしたマシン、さすがです。
I氏に続いて22C Works Westの2台目はこちら、昭和53年式、兵庫県からO氏のSAです。
去年の淡路の時はあの悪天候の中、I氏と一緒に打ち上げに来て下さったO氏、その節はありがとうございました!
今年あんまりお話お伺い出来なかったのが残念です。ぜひまた今度ゆっくり飲みながらロータリー談義でもしましょう!
後ろから見て、あれ?何か違う?と思ったら、ナンバーの取り付け位置をバンパー下に持っていったんですね。
ナンバー灯ついてたところもキレイに埋めてあってあまりにも自然に見えたので、最初は気付きませんでした。
それにしてもガバッと空きますねー!
これだけガバッと空いてスッキリしたところにはスポンサーデカールでもデカデカと貼りたくなるのは自分だけでしょうか(笑)。
よく見るとリアゲートのキーシリンダーも取っ払ってます。
『気合い入ってるからリアゲートなんか開ける気ねーぜ!』的な雰囲気で(笑)、プチ漢仕様なSAですね!
続いて22C Works Westの3台目、昭和59年式、兵庫県よりN氏のSAです。
フロントバンパースポイラーは、当時TWRタイプと人気を二分したJSSタイプの物が取り付けられています。SAの代表的なスタイルですね。
そう言えばSAのフロントっていろんなのがありましたよね。
デイトナ、純正IMSA、ポルシェとかからコルベッティーなんてのもありました。
(ちなみに253と254のミラーはビミョーに違う)
このERCのJSSタイプって収まり良くていいですよねー。
まさに王道を行くといった感のあるこちらのSA、ホワイトボディと相まって横から見た姿の美しさに惚れ惚れしてしまいます。
このライン、もうなんとも言えね~♪
白いボディに黒いモールだからなおさらシャープにキリッと引き締まって見えますね。
やっぱりSAっていいよなー、そう思わせる1台でした。
さらに続いて22C Works Westの4台目、昭和59年式、兵庫県よりY氏のSAです。
こちらのSA、色はミッドナイトパープルとのことでした。写真が悪くて色がわかりづらくなってしまってスミマセン。
いやー、それにしてもこの迫力!いい感じですね。
写真がちょっとイマイチなので伝えきれてないんですが、実車はホント迫力あってオーラ出まくってました。
SAはやっぱりバーフェン似合いますね!
オーバーフェンダー公認できちんと3ナンバーになってます。
そしてまさにスポーツカーらしいデザインとも言えるブラックテール。
前期の豆テールは硬派なイメージ強いですが、後期のブラックテールはスポーツカーそのものですね。
心地よい野太いサウンドが印象的な、貫禄のある雰囲気のSAでした。
気が付いたらSA軍団の後ろにはさらに列をなして並んでおりました。
というわけでどんどん行きましょう♪
次はこちら、愛媛県から二度目のご参加いただきました、平成元年式FCのK氏でございます。
FCもすでにネオヒス化してしばらく経ちますね。
自分が免許取得当時はFCが現役バリバリだったので、とても感慨深いです。
FCも一時期乗ってましたが、SAに比べると『なんじゃコリャ!』と度肝抜かれたのを今でも鮮明に覚えてます。
ボディの剛性感も走りも圧倒的に違いました。
考えてみれば時代的にSA以前とFC以降では各社とも明らかにクルマの造りそのものが変革した時期でもありましたね。
ターボが定着しパワー戦争が繰り広げられていた時代、32Rや70スープラといったエポックメイキングなクルマ達の中の1台として時代を築いたクルマでもあります。
FCはとにかくこのボディサイズがいいですね。個人的には歴代RX-7の中では一番しっくりきます。いい感じなんですよ、運転席に座った瞬間のあのヤル気の出具合というか、その気にさせるアドレナリンの分泌具合が(笑)
このカブリオレも歴代RX-7の中ではFCにしかない設定でしたね。
ちなみに歴代RX-7の中で最も(ノーマルでの)車高が低いのはSAです。
そして次はこちら。愛媛県より二度目のご参加のY氏、昭和52年式のサバンナです。
こちらのサバンナ、見た目以上にその動力性能は高い1台です。
きっかけは走っていてリアのブレーキに不満を感じた事から、リアのドラムブレーキをディスク化したいとなり、なんとリアのホーシングを丸ごとごっそりSAターボ用を移植してしまったとのこと。しかもプライベートで。
強度が落ちるのを嫌ってホーシングの切り詰め加工は一切せずに、敢えてそのまま取り付け、当然リアのトレッドが広くなるのでオーバーフェンダーを装着、SAターボ用なのでホイールも必然的に大径化、と走りを追及した正常進化の形がこのサバンナです。
形だけのオーバーフェンダーとは訳が違います。
そのひとつひとつにきちんと意味がある作り込みになっています。
リアをこのような単純明快なプロセスでディスク化する事で、強度の確保と作業の簡略化を両立し、さらにリアのトレッドが広くなる事で回頭性も向上するという、まさに一石三鳥!
これこそまさにプライベーターの真骨頂!といった感じですね。
サバンナは本当にブレーキ効かなくて、もう何度冷や冷やしたことか・・・。
リアディスクブレーキ、ホントいいなーーーーーっ!!!
サバンナ乗りとしてはたまらない、ヨダレものの1台です。
せめてフロントキャリパーだけでも対向つけらんないかなぁと考えるのは自分だけじゃないはずです。
誰か13inch履ける対向4ポッドのネタお持ちの方、教えて~っ!
出来れば110の4穴で(笑)→そりゃ無理だろって
お次はこちら、滋賀県よりお越し頂きました、N氏の平成2年式FCです。
N氏はこちらのFCを初めて見た時に一目惚れし即購入、それ以来あまり縁のなかったロータリーの世界に以後どっぷり浸かることになったようです。
こちらのオーナーのN氏、とにかくロータリーにはアツいアツい!
打ち上げにもご参加頂いたのですが、アツいを通り越してもう完全に『ロータリーマニア』と化しておりました(笑)。
各地の旧車イベントに出向いては情報収集に余念のないN氏、その行動力と情報量の豊富さには脱帽です。
年齢を交えて書くのは失礼かとも思うのですが、素敵なお話なのであえて書かせていただきますと、こちらのN氏、実は50を過ぎてからご自身のFCに出会いロータリーにハマる事になったそうです。
ご本人いわく、『第二の人生はこのFCと一緒に』と仰ってましたが、第二の人生なんてとんでもない!それどころか今が青春真っ盛りじゃあないですか!
あれだけ楽しそうにFCの事やロータリーの事をお話になられている様子を見て、『ホントに楽しそうだなあ。自分もこういう年の重ね方したいなあ。』と素直に思いました。
何年乗ってるから偉いとか、今までどれだけお金かけたとか、そんな事どうでもいいしくだらない。そんなの関係ないですよね。
本当のアツさってどれだけの想いでどれだけマジになれるかですもんね。
自分の生活のどれだけを犠牲にしてこのマシンがあるとかそういうのもアリですけど、それよりももっと大切な『まずは楽しむ』という事を忘れてしまっている人って結構多いんじゃないでしょうかね。そこにそのマシンがいることすら当たり前になってるというか、惰性感というか熱が冷めた感というか・・・。まあ誰でも長く乗ってれば少なからずそうなりがちですよね。
そんな中、N氏には一番大切な物は何なのかを再認識させられた気がします。
走るもよし、眺めるのもよし、いじるのもよし。でも何をやるにしてもまずは楽しまないとね♪みたいな。楽しくなきゃアツくなれないし本気で遊べないですもんね。
こんなに楽しそうで今まさに青春を謳歌しているかのようなN氏を見てると、自分にもまたいつかこんな瞬間来ないかなあと羨ましくなりました。
自分がサバンナを初めて手に入れた時の喜びとか嬉しさ楽しさ、そういうの思い出すと、今すぐにでも夜な夜な何の目的もなくただ走り出したくなりました。
この感覚って、ひょっとしてZOOM-ZOOM?(笑)
心の底からアツくなれるのはロータリー、いつまでもそうあって欲しいですよね。
そこに年齢なんて関係ありません。
N氏のアツさには心打たれました。
また来年ご一緒させて下さいね!
見ている方が心踊る1台でした。
そしてお次はこちら、愛媛県より二度目のご参加、F氏の昭和56年式のSAです。
こちらのSAのオーナーのF氏、なんとこのSAには新車当時からずっとお乗りになられております。
それだけでも驚きなのに、さらに驚くのはなんとこの赤、これだけビッカビカなのにこの塗装は新車当時のままで、一度も塗り直してないとのこと!
これだけの状態を保つのは、本当に大切になされているからこそですよね!
どれだけF氏がこのSAに愛情を注いでいるかが分かります。
一般的に赤という色、当時のマツダの赤は特に、ちょっと管理が悪かったりちょっと手入れが悪かったりすると、次第に日焼けしたりして色が褪せてしまい、気が付いたら『純正オレンジ』になってる事が多いんですね。特にマツダの赤はそう。FCの赤なんてひどいもんでした。とてもじゃないけど10年なんてもたない。
にもかかわらず、このSAのなんとキレイなこと!
是非間近でご覧いただきたい1台です。
もう一度言います、30年経った新車当時の赤ですよコレ!
アンビリーバボー!な1台でした。
脱帽通り越して、もう脱皮!(?)
ちなみに上の愛媛のサバンナのY氏、FCのK氏とはよくつるんで走ってらっしゃるそうです。
お次はこちら、兵庫県よりお越し頂きました、昭和57年式SAのN氏です。
もうね~、参った!参りましたよ!なんなの、このカッコいいマシンは!
キメてますねー。
リアのアイローネゲート、やっぱいつ見てもいいですねー。個人的に超好きなんですよ、コレ!懐かしいなー。
ブラックテールにアイローネゲートの組み合わせはホントにテスタみたいに見えちゃいますね。後期ならではの芸当です。
艶消しに塗られたバーフェン、いい感じの収まり具合のハヤシ、車高の程よい落とし具合、もう全て見ていて気持ち良い位バランス良くまとまっていてしかもメチャメチャきれい、254タイプのミラー、ダクト付ボンネット裏の断熱加工、エンジンルームを覗いても手抜きなしでキッチリとセットアップされてる雰囲気、その他モロモロ・・・。
(ちなみに253はしっぽなし、254はしっぽあり。本物の254はもうちょっとエグい流れ方してたような。)
一歩間違うとただの下品なクルマになってしまうところを、程よく抑えて程よくキメて機能美にも溢れたマシン、スポーツカー然とした引き締まった雰囲気だけでなくワンポイントで遊び心を出す余裕がドライバーの力量を物語っているかのようで、たまんないですね!
走るからこその雰囲気に溢れています。
もうねー・・・どツボですよ。(笑)
完全にツボ入ってます、個人的に。
このマシン見ながら『だよねー、だよねー♪』と一人ブツブツ言いながら楽しませてもらってました。
長年の経験からくるセンスの良さが伺える1台でした。
オーナーのN氏と全然お話出来なかったのが残念ですが、来年こそはゆっくりお話お伺いさせて下さいね!
そしてお次はこちらの方、昭和53年式のSA、大阪府より二度目のご参加のS氏です。
え~とですね、実は・・・
撮影部隊がS氏の来場を見逃してしまうという大ポカをしでかしてしまいまして・・・。
Sさん、スミマセン!単体写真がきちんと撮影されてないです・・・。(汗)
ホント申し訳ないです。
撮影部隊2人とも基本的にはずっと入り口に張り付いて待機してたんですが、まさか見逃してしまうとは。トホホ・・・。
自分はS氏がお帰りになる時、初めてそこでS氏が来ていらした事に気付き、慌ててシャッターを切りました。間に合って良かった~。(ちなみにもう一人は最後まで気付いていない(汗))
慌てて撮ったので個人的にはイマイチ感があるのですが、フォトブックは頑張って入念に加工して製作しますのでご安心下さい。
う~ん、それにしてもS氏、いつの間にお越しになられていたんだ・・・。
来年はS氏のSA、これでもかって位気合い入れてバッチリ撮らせてもらいますね!
そんなこちらのS氏のSA、撮ったその写真がそのままでメチャクチャ様になる程、キレイにされてるんですよ。
撮影者としても撮らせて欲しいとお願いしたい位の素晴らしいSAです。
絵になるSA、そんな感じです。
それだけに撮りきれてなくて残念極まりないです。
それにしても前期SAにはワタナベ、似合いますよねー。
この硬派感が正統派っぽくてイイんですよ。
後期のガンメタとかにはRS-8もアリかなと思うんですが、この硬派感は前期にワタナベしか出せないですよね。
基本ノーマル重視の前期をさらりとワンポイントでキメる、さりげなくアツい感じが出てる1台です。
ラストはこのFD、アンケート未記入だったのでデータがなくオーナーのお名前もわからないのですが、こちらのオーナーの方もれっきとした参加者でございます。
これ見ていたら是非連絡下さ~い!
1978年(昭和53年)に初代RX-7(SA22C)が鮮烈にデビューしました。
そしてこの三代目RX-7(FD3S)が2002年(平成14年)に世界中から惜しまれつつも販売終了するまで、実に24年もの長きに渡り、RX-7は日本のスポーツカーの代名詞としてだけでなく、唯一無二の孤高の存在として世界中で愛されてきました。
今から数ヶ月前、マツダの社長が今後のロータリー新車種についての可能性についてはっきり『ない』と公に明言した事は、皆様の記憶にも新しい事と思います。
この発言の意味するところは、新型RX-7(もしくはそれに準ずる次期ロータリースポーツモデル)はおろか、ロータリーそのものの存続自体がほぼ完全に消失(良くて頓挫)してしまった事とおおよそ同じという事になります。
歴代RX-7もこのFDをもって、事実上その幕を閉じる事が確定となった訳です。つまり四代目RX-7はあり得ないと。
四半世紀に及び歴代RX-7が築いてきた様々な名誉、称賛、栄光、そして感動、その全てが過去の歴史となってしまうのは、本当に寂しい限りです。
ロータリー乗りが踏めば踏むほど際限なく回り続けるそのフィールの中に、ロータリーそのものの未来もきっとずっと続いていくんだろうという思いも感じていた事でしょう。
時代が変わり、人が変わり、社会が変わり、そんな中企業も変わってしまったのでしょうかね。
良く言えばクレバー、でも悪く言うと冷めちまっただけ。
『それでも、何としても!』という強い想いと共に生まれたロータリー、今のマツダにはもうそんなアツさ、ないんでしょうかね。
そんなアツい人、もうマツダにはいないんでしょうかね。
ロータリー乗りはみんな『それでも、何としても!』とロータリーの復活が半ばダメだと分かっていても、それでもきっといつかはと心から信じて疑わないというのに、なんかとどめを刺されたというか、『もうやらねーんだよ!』と釘を刺されたというか、無念でなりません。
この『最後のRX-7』となったFD3S、今見てもホント美しいですよね。
こういう姿見てマツダに少しはアツさを取り戻して欲しいもんだなと感じました、特に上層部の人達は。
ハンコついて金回しばっかり考えてると思ったら夜は会社の金でネーチャンとこに飲み歩きに行ってるような連中にはロータリーの素晴らしさわかんねーかな、やっぱり。
悔しかったら乗ってみろよってね♪
つーか、こういう事上司に言えるアツい平社員、マツダにいないかなあ。
いたら一杯いきましょー、ぜひ!(笑) おごるぜ!
以上、イベントレポートのその2でした。
なんか最後はただのグチになってましたね(笑)。スミマセン。
その1とその2で今年ご参加頂いた全てのマシンのレポートは終了です。
なかなか見応えあったでしょ?待たせただけに(笑)
その3ではイベントの様子を交えて、ハイライト的なピックアップ写真を中心にアップしてみようかなと思います。
それではその3もお楽しみに~♪
・・・でもちょっと待っててね(笑)