
明日からまた台風が来るそうですね。
夏!ですから仕方ないにしても、近年の節度を過ぎた暑さ、季節外れのヒョウ、亜熱帯を思わせるようなスコール・・・
なんか地球がおかしくなっているのでしょうかね???
さてわたくし2週間にわたるリフレッシュ休暇を終えました。
MY Evoqueと共に前半の東北一周 4,500キロ、後半の九州一周 2,500キロを駆け巡ってきました。
いくら
道祖神の招きとはいえ、7,000キロ、正確には 7,010キロ・・・さすがにこんな馬鹿っ旅をしたばっかりに、しばらく後遺症が残りUPが遅くなっちゃった次第です(^o^)ゞ
前半の東北では、一部おくの細道をかけて
松尾芭蕉の足跡を辿る旅・・・実は芭蕉は歌枕(古人の足跡)を辿ったようですが、わたくし自身も更にそれを現代の目で辿ってみたいと思いました(*^-^*)
後半の九州では、一転して、
自分自身の足跡を辿る旅としました(^-^ゞ
いずれにしても常に経過している時間の中を、自分がどう生き延びてゆくかを考える哲学的な旅です。(といいつつ、実はいつまでも少年らしく、昆虫さがしが目当て、かな…)
九州に向かいながら気付いたのですが、芭蕉が平泉で詠んだ
『五月雨の 降り残してや 光堂』は、
光堂(金色堂)は綺麗すぎてさすがの雨も降り残すといった事に加えて、
実はその“
雨”とは“
時間”のことで、
光堂は時間にすら取り残されたんだな~
とか、壮大な妄想をしちゃいました。 さすがは世界遺産ですね~(^o^)ゞ
九州の旅を思いついた当初は、せっかくなので良い温泉にも寄ろうと思っていました(*^_^*)
でも、前半の東北で実感したのですが、
温泉や有名な観光地の場合ですと人の手によって保全されていますので
さほど慌てて行く必要もないように思いました(^^;
その反面、有名ではない場所、たまたま残っている自然の環境、
郊外とかにひっそりと残されている環境の場合は、非常に不安定な状態です(^^;
特にわたくしがここ数年で見つけていた貴重な昆虫が棲息するポイントに、
果たしてまだその虫が確認できるか、、、
これはだれも保証してくれませんし、だれに依頼する訳にもゆかず、
今の状況は今、自分で確認するしかありません(+_+)
いつもの様に夜中に出発し、まず向かった先は長崎港。
ここからで五島列島の福江島に渡ります。実はこの島は初めて^^
本来ならMY-Evoqueと共に渡りたいところですが、行くべき所は一箇所だけ^^);
時間と諭吉さん節約のためジェットフォイルを利用しましたm(__)m
福江島ではEVレンタカーを推奨している様で、名勝や道の駅、いたる所に充電スポットがあります
ただ、わたくしのように辺鄙な場所を廻るにはオススメできません。
EVの場合、エアコンやライトといった電気は、使えば使うだけ航続可能距離がどんどん減ってゆきます(+_+)
走った感じも、モーターですから本来のクルマ感は…m(__)m
目的地はこの砂浜、一箇所です(・_・) 沖縄??の様な空と海が広がっています
めっちゃめっちゃ暑いです 海水浴客が数名だけ、だれも昆虫を探してる人はいませんが(*_*)
凄いよい虫がたくさんいましたvv
途中で見つけたアスパラは 夜、チンして食べました(*^-^*)

ワンコインの贅沢です~(^o^)v
さてさて、長崎港へ戻ってみますと、、、ぉお~
そうです、動画でお馴染みのMr.ポテトヘッドさんです。
お忙しい中、お出迎えいただきました(^-^)/
地元のカフェをご案内頂き茶卓を囲みながら、イヴォーク談義、山や谷のお話など、めっちゃ盛り上がりました~(*^o^*)
もちろんオフロードへの情熱も、熱く語っていただきました!!

短時間でしたが、どうも有難うございました。
鹿児島県川内市、ゆったりと流れる川内川が東シナ海に注ぐ場所に絶景を発見~vv
まさに、道祖神と片雲(ちぎれ雲)
鹿児島県西部の沿岸を調べますが、苦戦、、、数年前には良い虫がたくさん棲息してたのに・・・

一見 自然環境は残されていても、何らかの変化があったようです(;_;)
めっちゃ、暑い~ でもEvoqueはさすが、ランドローバーですねvv
何時間エンジンかけっぱなしにしても、水温計は真ん中を指したまま安定しています。
カキ氷をたくさん頂きながら休憩ちう~、地図を見て地形を把握しておきます
お~、かかし??? 久々に見ました。 ぇえ~っ ??? この時期に???
よく考えて見ますと、地理で習いましたね~ 九州南部では2期作なんですね~
こういう風景で実感するとよく身につきますねp(^-^)q
薩摩半島南部にやってきました。 少し観光をば。沿岸からの開聞岳
薩摩半島の最南端は長崎鼻、開聞岳を振り返ると、思いっきり逆光でした(>_<)
鹿児島県東部の海岸、誰~れもいませんが、めっちゃ良い昆虫がたくさんいましたvv
ここもめっちゃめっちゃ暑い~(@_@)
もし本州でこんな海岸があったなら今の時期、まちがいなく芋洗い状態になるんでしょうね(^-^;
鹿児島県志布志市志布志町志布志 早口言葉じゃないですよ~
の名物、黒豚バルク丼
宮崎県串間市の小さな川を辿ると、河口に砂の台地が広がります。良いですね~こんな環境。
日南海岸を通って宮崎県を目指します。
日向市に到着 桝元さんの辛麺、 の中で一番辛くないやつ(^-^;
このアイスクリーム、見たことなかったですが、とっても良い香り(*^_^*)
大分県の海岸、 ここもめっちゃ暑いしこんな格好してる人もいない~(*_*)
大分市内も昔、干潟が広がっていた一帯は埋め立てられてしまい、
貴重な昆虫は僅かに残っているにすぎません(-_-)
それにしても、めっちゃめっちゃ暑い~(@_@)
日陰で休むネコのようですネ~ 光りのシャワーも見えますか?
福岡の海岸砂丘の斜面、ここを4キロ程歩きましたが、めっちゃ過酷です(>_<)
探していた虫は、やっとのことで一匹だけいました(>_<)
さてさて博多に着き、九州で初めて、華やかな夜を迎えました。
といいますのも・・・ この方、このカメラ、この撮り方、、、
そうです、 酒とEVOQUEの日々、austin_さんです
美味しいお店をご案内いただき、イヴォーク、カメラ、お酒、、、
色んな話でめっちゃ盛り上がりました(*^o^*)
わたくしノンアルで申し訳ありませんでしたが、
お忙しいなか、どうも有難うございました。
次回は九州の皆さんもお誘いして、是非ゆっくり語り明かしましょう^^
最終日、昨年すごく貴重な昆虫を発見した海岸ですが、
炎天下、散々歩き回って探しましたが、今回は見ることができませんでした。
今回の九州一周で訪ねたポイントでは人間による開発の影響はさほど見受けられませんでしたが、何らかの自然の変化があり、目的の昆虫がいなくなっている場所が何箇所か
ありました。ここ数年での環境の変化は徐々に貴重な昆虫にも影響しているようです。
九州も沿岸も一周すると結構距離あるんですね~(@_@)
また自分の足で30箇所ほどの海岸を歩きながら、
やっぱり地球は常に変化しているんだな~ って実感しました。
おしまい♪
ご注意)
この先は虫の写真が出てきますので、苦手な方はご注意を・・・
今回の九州で目標としたのは、いずれも絶滅危惧Ⅰ類(環境省レッドデータの最高ランク)の激レア昆虫です。
イカリモンハンミョウ
国内本土部では数箇所のみで見られるだけです
カワラハンミョウ
前回の東北北陸でもいましたが、
研究者によっては東日本と西日本で亜種を分けて扱われる場合もあります
ルイスハンミョウ
これも国内では数箇所でしかいなくなりました
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