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ヘイルウッドのブログ一覧

2014年08月24日 イイね!

ハードル下げたら跳果は上がるか・・・

ハードル下げたら跳果は上がるか・・・晴れの国!のはずの岡山に居ながら、ほんと今年の夏は厳しいです。
例年ならわたくしの昆虫採集だけでも東奔西走で体が何個あっても足りないのですが(^^ゞ
週末をねらったように雨に見舞われ全くイケてない状態が続いております(-_-;)
晴れるところがあるなら一晩かけて走っても構わないのですが、それすら躊躇しているうちに
今シーズンが終わってしまいそうです(ToT)

時期的にも今週末がラストチャンスなのに、どうなることやら・・・

しかるにインドアでじっとはしていれませんので、専らJr.の釣りのアッシースタントをしている訳ですが、雨続きで近場のポイントは水が濁りすぎでいてずっと釣果がでておりません(^^;

とある激レア昆虫のポイントである加古川下流に様子を見に行ってみますと・・・

ご覧のとおり水位の高い濁流で、昆虫も釣りもだめ・・・

ならば、 ソヴァ~



地元に戻り晴れてきたところにわりと安定した水系を見つけるも・・・


釣果は今ひとつ・・・


そんななか 我が家の食卓では、

これはわたくしの地元名物のイイダコ!!これから旬を迎えます。
10月になると大ダコ(マダコ)も名物なんですが、このイイダコは可愛い一口サイズ、
ほおばると幸せになれますよー(*^^*)

だからというわけでもないのですが、岡山県って何だろうとなんとなく調べていたJr.の提案で、
タナゴを釣りに行こうということになりました。

いつも彼の釣りはブラックバスという魚をターゲットにしているのに、
なんとまあ、タナゴ?、、、サイズは3-5センチ、いつもの10分の一です・・・(+_+)

でもタナゴ、わたくし小学生以来見たことがありません。最近減っているようです。
後で調べてみますと、なんと、岡山県では希少なタナゴが生息していて
いちばん普通にいると思われるヤリタナゴですら、環境省レッドデータブックで準絶滅危惧種。
ニッポンバラタナゴになると絶滅危惧ⅠA類
スイゲンゼニタナゴにいたれば絶滅危惧ⅠA類および国内希少野生動植物種 (種の保存法)で採集禁止(岡山県内では罰金100諭吉)・・・
そのほかにも、淀川水系と岡山県南部にしかいない珍しい魚もあるようです。
滋賀県と岡山県って意外なところに接点があるんですね。
これは知らなかったな~ 


というわけで先週末に向かった先は岡山市内
他にも川をたくさん見てきたのですが、水流、水の色、水深、水草の様子、川底の状態、淡水性二枚貝の有無など、条件が良さそうな川はなかなか見つからず、3時間もかけてやっとこの住宅街の一角に竿を出す価値がありそうな場所が見つかりました。
しっかし、細~い竿に細~い仕掛け、針も数ミリ、エサは金魚用の冷凍アカムシ・・・ミクロの釣りです(+_+)

ほどなくして、、、


やっぱり! いました。後で調べるとヤリタナゴでした。 
これはラッキー(^^;  というか、っちっちゃいー(笑)

そうこうしていると、めっちゃ竿が曲がり、慌てて掬ってみると、、、

なんだこりゃ?? 25センチ位。ブラックバス狙っててこんなのが釣れたらあっさりとポイするところですが、種名を同定するためにとりあえず持って帰ります。

後で調べてみると、環境省RDBで絶滅危惧IB類の ワタカ という魚でした。
(魚はよく分りませんが昆虫なら絶滅危惧IB類ってわたくしがターゲットにしているマニアックな種類と同じランクでっせ・・・)

鳥類でいえばイヌワシ、哺乳類ではイリオモテヤマネコなんかと同じランク・・・(@_@)

ひゃあ~ 岡山の川、、、おそるべし、、、(@_@)


.
Posted at 2014/08/29 01:20:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日々の記録として… | 日記
2014年08月17日 イイね!

島国の、島の、島へ・・・

島国の、島の、島へ・・・8月に入って週末に雨ばかり降っているような気がしませんか?
こちら山陽地方でも急に大雨が降ったりと変な夏です。
そんな夏も終わろうとしている先日、ふと思いつき淡路島に行ってきました。
岡山から淡路島はお隣の県ですし、今まで何度か行った事はあるのですが、
今回はあまり見ていなかった南部を回ってみます。



瀬戸内海はこの淡路島を挟んで明石海峡、鳴門海峡となり、紀伊水道と分断されます。

つまりこの島と両海峡によって太平洋と瀬戸内海は区切られていて
地形や植生、生物相の変わり目でもあり自然観察では重要な場所となっています。
両海峡とも鯛やタコが名産となっていますが、偶然でしょうか?

岡山を出発し備讃瀬戸大橋を渡り、高松道を東へ進み、鳴門海峡大橋を渡るともう淡路島。

同行したJr.は今回、自転車持参です。
自分気ままに野池を回ってじっくり釣りをしたいそうなので、
海岸の昆虫を調べたい私とは、ここから一日別行動となります。


南部の海岸をゆっくり回ります。天気が悪いので海水浴場も人はいません(^^ゞ


最南端部近くを通る道は通行止め?


やはり、前の台風で? がけ崩れです(>_<)  こわいこわい(@_@)


あきらめて別の場所へ、、、
この狭い所から海岸へ下りれそうです、四駆は頼もしいなぁ(^o^)


海岸に出てみると、海は結構荒れています(+_+)


天気もだいぶ回復し、
しばらく走っていると、、ムム、、何かな?あの島?


これは知りませんでした。
なんと、淡路島の南、3,4マイルほどのところに、また島があったんですね~!!

時間もありますし折角なので、渡ってみることにします(^_^)/


土生(はぶ)港から船に乗り15分ほどで到着。
南あわじ市 沼島(ぬしま)と言うそうです。

とにかく、自分が初めて行く場所は、
何があっても、何もなくてもワクワクします(*^o^*)

地図を見ると遊歩道がある様なので、一周してみますvv


海水浴客が多いですね、どうやら昆虫採集は私だけのようです(^-^;


海水浴場の隣の岩場には地層がくっきり、


ん~やっぱり瀬戸内海の岩礁地帯とは様相が全く異なります!!


ここから遊歩道に入りますがほとんどはこんな暗い道ばかり、、、


海岸の近くの崖の上辺りを歩いているはずなのですが、
ほとんど見晴らしもきかず海も山も見えません(・・;)

立ち止まるとヤブ蚊の猛攻撃に遭うので早く進みたいのですが
アップダウンもきつく足がすすみません。。。

こんな道でも、ウラナミジャノメといって環境省レッドリストで絶滅危惧II類に指定されているわりと珍しい蝶が発見できたので、まあ良しとしましょう(^^ゞ 写真はブレてて失敗(ノ_-;)
 

唯一の?景勝、立神岩 が遠くに見えます。


島一周プラス昆虫採集で10キロ、4時間 歩きますと、さすがにめっちゃめっちゃ疲れました。
ペットボトル5-6本はあけました(;_;)


さて、淡路島本島に戻り、Jr.の現在地をメールで受け取って、合流地点に向かいます。
最近は便利ですねo(^-^)o

途中のお寺には樹齢五百年の夫婦杉が、


お鐘の下にはMy-Evoqueが、


合流してみると、薄暗くなってもまだJr.は奮闘しています。  釣果はいかに、、、


この倍くらいの魚も釣れたそうですが、、、


まあ、二人とも、成果はともかく、一日楽しんだんだし、良しとしましょう


帰り道、対向車線(上り)はUターン渋滞が始まっていました。


おしまい



.
Posted at 2014/08/24 23:45:53 | コメント(5) | トラックバック(0) | 旅へ… | 旅行/地域
2014年08月06日 イイね!

道祖神の招きにあひて・・・ 本篇、暑くて熱い九州の巻

道祖神の招きにあひて・・・ 本篇、暑くて熱い九州の巻明日からまた台風が来るそうですね。
夏!ですから仕方ないにしても、近年の節度を過ぎた暑さ、季節外れのヒョウ、亜熱帯を思わせるようなスコール・・・
なんか地球がおかしくなっているのでしょうかね???

さてわたくし2週間にわたるリフレッシュ休暇を終えました。
MY Evoqueと共に前半の東北一周 4,500キロ、後半の九州一周 2,500キロを駆け巡ってきました。

いくら道祖神の招きとはいえ、7,000キロ、正確には 7,010キロ・・・さすがにこんな馬鹿っ旅をしたばっかりに、しばらく後遺症が残りUPが遅くなっちゃった次第です(^o^)ゞ


前半の東北では、一部おくの細道をかけて松尾芭蕉の足跡を辿る旅・・・実は芭蕉は歌枕(古人の足跡)を辿ったようですが、わたくし自身も更にそれを現代の目で辿ってみたいと思いました(*^-^*)
後半の九州では、一転して、自分自身の足跡を辿る旅としました(^-^ゞ
いずれにしても常に経過している時間の中を、自分がどう生き延びてゆくかを考える哲学的な旅です。(といいつつ、実はいつまでも少年らしく、昆虫さがしが目当て、かな…)

九州に向かいながら気付いたのですが、芭蕉が平泉で詠んだ『五月雨の 降り残してや 光堂』は、
光堂(金色堂)は綺麗すぎてさすがの雨も降り残すといった事に加えて、
実はその“”とは“時間”のことで、光堂は時間にすら取り残されたんだな
とか、壮大な妄想をしちゃいました。 さすがは世界遺産ですね~(^o^)ゞ


九州の旅を思いついた当初は、せっかくなので良い温泉にも寄ろうと思っていました(*^_^*)
でも、前半の東北で実感したのですが、
温泉や有名な観光地の場合ですと人の手によって保全されていますので
さほど慌てて行く必要もないように思いました(^^;
その反面、有名ではない場所、たまたま残っている自然の環境、
郊外とかにひっそりと残されている環境の場合は、非常に不安定な状態です(^^;


特にわたくしがここ数年で見つけていた貴重な昆虫が棲息するポイントに、
果たしてまだその虫が確認できるか、、、
これはだれも保証してくれませんし、だれに依頼する訳にもゆかず、
今の状況は今、自分で確認するしかありません(+_+)

いつもの様に夜中に出発し、まず向かった先は長崎港。
ここからで五島列島の福江島に渡ります。実はこの島は初めて^^



本来ならMY-Evoqueと共に渡りたいところですが、行くべき所は一箇所だけ^^);
時間と諭吉さん節約のためジェットフォイルを利用しましたm(__)m


福江島ではEVレンタカーを推奨している様で、名勝や道の駅、いたる所に充電スポットがあります


ただ、わたくしのように辺鄙な場所を廻るにはオススメできません。
EVの場合、エアコンやライトといった電気は、使えば使うだけ航続可能距離がどんどん減ってゆきます(+_+)
走った感じも、モーターですから本来のクルマ感は…m(__)m

目的地はこの砂浜、一箇所です(・_・)  沖縄??の様な空と海が広がっています


めっちゃめっちゃ暑いです 海水浴客が数名だけ、だれも昆虫を探してる人はいませんが(*_*) 
凄いよい虫がたくさんいましたvv



途中で見つけたアスパラは 夜、チンして食べました(*^-^*)

ワンコインの贅沢です~(^o^)v

さてさて、長崎港へ戻ってみますと、、、ぉお~


そうです、動画でお馴染みのMr.ポテトヘッドさんです。
お忙しい中、お出迎えいただきました(^-^)/

地元のカフェをご案内頂き茶卓を囲みながら、イヴォーク談義、山や谷のお話など、めっちゃ盛り上がりました~(*^o^*)


もちろんオフロードへの情熱も、熱く語っていただきました!!

短時間でしたが、どうも有難うございました。

鹿児島県川内市、ゆったりと流れる川内川が東シナ海に注ぐ場所に絶景を発見~vv
    まさに、道祖神と片雲(ちぎれ雲)


鹿児島県西部の沿岸を調べますが、苦戦、、、数年前には良い虫がたくさん棲息してたのに・・・

一見 自然環境は残されていても、何らかの変化があったようです(;_;)

めっちゃ、暑い~ でもEvoqueはさすが、ランドローバーですねvv
何時間エンジンかけっぱなしにしても、水温計は真ん中を指したまま安定しています。


カキ氷をたくさん頂きながら休憩ちう~、地図を見て地形を把握しておきます


お~、かかし??? 久々に見ました。 ぇえ~っ ??? この時期に???


よく考えて見ますと、地理で習いましたね~ 九州南部では2期作なんですね~


こういう風景で実感するとよく身につきますねp(^-^)q

薩摩半島南部にやってきました。 少し観光をば。沿岸からの開聞岳


薩摩半島の最南端は長崎鼻、開聞岳を振り返ると、思いっきり逆光でした(>_<)


鹿児島県東部の海岸、誰~れもいませんが、めっちゃ良い昆虫がたくさんいましたvv
ここもめっちゃめっちゃ暑い~(@_@)


もし本州でこんな海岸があったなら今の時期、まちがいなく芋洗い状態になるんでしょうね(^-^;


鹿児島県志布志市志布志町志布志 早口言葉じゃないですよ~
の名物、黒豚バルク丼


宮崎県串間市の小さな川を辿ると、河口に砂の台地が広がります。良いですね~こんな環境。


日南海岸を通って宮崎県を目指します。


日向市に到着 桝元さんの辛麺、  の中で一番辛くないやつ(^-^;


このアイスクリーム、見たことなかったですが、とっても良い香り(*^_^*)


大分県の海岸、 ここもめっちゃ暑いしこんな格好してる人もいない~(*_*)


大分市内も昔、干潟が広がっていた一帯は埋め立てられてしまい、
貴重な昆虫は僅かに残っているにすぎません(-_-)
それにしても、めっちゃめっちゃ暑い~(@_@)


日陰で休むネコのようですネ~ 光りのシャワーも見えますか?


福岡の海岸砂丘の斜面、ここを4キロ程歩きましたが、めっちゃ過酷です(>_<)


探していた虫は、やっとのことで一匹だけいました(>_<)


さてさて博多に着き、九州で初めて、華やかな夜を迎えました。
といいますのも・・・  この方、このカメラ、この撮り方、、、


そうです、 酒とEVOQUEの日々、austin_さんです
美味しいお店をご案内いただき、イヴォーク、カメラ、お酒、、、
  色んな話でめっちゃ盛り上がりました(*^o^*)

わたくしノンアルで申し訳ありませんでしたが、
お忙しいなか、どうも有難うございました。


次回は九州の皆さんもお誘いして、是非ゆっくり語り明かしましょう^^


最終日、昨年すごく貴重な昆虫を発見した海岸ですが、
炎天下、散々歩き回って探しましたが、今回は見ることができませんでした。



今回の九州一周で訪ねたポイントでは人間による開発の影響はさほど見受けられませんでしたが、何らかの自然の変化があり、目的の昆虫がいなくなっている場所が何箇所か
ありました。ここ数年での環境の変化は徐々に貴重な昆虫にも影響しているようです。


九州も沿岸も一周すると結構距離あるんですね~(@_@)
また自分の足で30箇所ほどの海岸を歩きながら、
やっぱり地球は常に変化しているんだな~ って実感しました。



おしまい♪





ご注意)
この先は虫の写真が出てきますので、苦手な方はご注意を・・・





今回の九州で目標としたのは、いずれも絶滅危惧Ⅰ類(環境省レッドデータの最高ランク)の激レア昆虫です。




イカリモンハンミョウ
国内本土部では数箇所のみで見られるだけです


カワラハンミョウ
前回の東北北陸でもいましたが、
研究者によっては東日本と西日本で亜種を分けて扱われる場合もあります


ルイスハンミョウ 
これも国内では数箇所でしかいなくなりました




.
Posted at 2014/08/06 23:05:23 | コメント(11) | トラックバック(0) | 旅へ… | 日記
2014年07月25日 イイね!

道祖神の招きにあひて・・・ 本篇、東北の巻

道祖神の招きにあひて・・・ 本篇、東北の巻『月日は百代の過客にして、行かふ年もまた旅人なり』  これって
先日のブログにも上げましたが、皆さんご存じ松尾芭蕉おくの細道の序文です。
その時代から既に彼も予言したといいますか、
日々の常なる “変化” を感じていたんでしょうね~。

まさに社会情勢の変化、近隣地域の変化、家族の変化、クルマの進化、自分自身の変化(進化と退化)という風に、環境がめまぐるしく“変化”しているのです。

そこで、芭蕉が辿った道程が、今現在どうなっているのかを自分の目で見たいと思いました。

有名な景勝地はおそらく芭蕉の時代からさほど変わっていないと思いますし、
ましてや世界遺産となるとガチガチに保護されているでしょう。

でも行ったことのない場所は、自分で行ってみなければ分かりません!!

  

パンフレット写真の様に綺麗でなくても、天気なんて悪くてもいいんです^^);
 ・・・と自分に言い聞かせながら。。。


また、自然がどの程度残っているかを昆虫探しの視点から見ますと、
開発等の人為的な変化、自然災害による変化、またその復旧工事による人為的変化
といった具合にここ半世紀、いやほんのここ数年で記録が劇的に変化しております。
地元でそれは体得しておりますし、全国規模では専門文献で知ってはいます。
でもそれがどの様な状況なのか、 自分で行って確かめるしかありません、今です。

という訳で、2週間の休暇を使って、前半で東北一周、後半は九州一周を敢行しておりまして、
まさに、『日々旅にして 旅をすみかとす』という状況です。
すでに前半の東北巡り4千5百キロを終えて、いま九州巡りの終盤に入っていて、
いかんせん自分でも何が何だか分からない状態になりつつありますので、
この辺りでいったん整理しておきます。。。

当時の情景を想像しながら、今回Evoqueと共に見てきた景色を並べます。
『 』内は芭蕉の句です。

岡山を夜中に出て、翌朝東京に差し掛かりました。
おくの細道を辿るのであれば、深川から、日光、白河を越えて奥州へ入るのが正解ですので、
もちろん当初は、東京から素直に東北道を通って一気に平泉へと目的地をセットしておいたのですが、
千葉の富津市と、ひたちなか市に良い虫が居るのを思い出し、せっかくなので寄り道しました。

富津の海岸、目的の虫の生息環境もばっちりで沢山いました。


ひたちなか市の海岸線、多分この辺りに虫がいたはずなんですが、
開発が進んでしまっていて見つけることはできませんでした。
 


更に北上し奥州に差し掛かったところ、早速ですが、絶景を発見
(私の中で“絶景”は必ずしも有名な景勝地であるとは限りません)

『田一枚 植えて立ち去る 柳かな』

立ち寄るという行為を「田一枚を植える」という表現にしたんですね、柳は自分自身??
この句はまじで、これからの旅のワクワク感を出しているんですネ~

TVでしか見たことのない福島第一原子力発電所を一目見ようと思ったのですが、
途中で南相馬市へは立ち入り禁止、、、迂回路も遥か遠くなのであきらめました。。。

この辺りは避難した空家が多いです。
ほんと、地震で一瞬にして変わってしまったんですね。。。

仙台郊外の海岸。巨大な防波堤が新設されています。

ここは貴重な虫のポイントだったはずなのですが。。。
これは影響あったでしょうね、絶滅しちゃったかも。。。


岩手県 平泉
『夏草や 兵(つはもの)どもが 夢のあと』

藤原氏3代もあっという間だったという事ですね~
また元の原野に戻ったんでしょうか、時代の流れは速いものです。。。

『五月雨の 降り残してや 光堂』

雨が写っているの分かりますか?
期は違いますが、光堂(金色堂)は綺麗すぎて、さすがの雨も降り残すといった情景です。
光堂は芭蕉がみた時から既に覆われて保護されていた様です。
今はこんなコンクリートの建物の中でガラス張りで保存?(作り直し)されています。
Evoqueを並べて写したかったんですが^^、 さすがにここは叶いませんでした(^^; 

芭蕉さんご本人の登場です。傘をさして進ぜましょう。意外と背が高いなぁ~(笑)



ここから、おくの細道から外れ、釜石、宮古を通り八戸へ抜ける三陸海岸を通りました。
私も学生の頃東北地方には一周したことがあるのですが、さすがにこのリアス式海岸は残していました。
だって国道45号線、ジグザグの道が延々と300キロ以上続くんですよ・・・

でも今回はまたとない気まぐれ旅なので、あえて走破してみる事に・・・

震災復興のあおりもあってか、道路が整備されていてスイスイ走れました^^


岩手県陸前高田市 奇跡の一本松 写真の中央あたりに見えますか?
 
林立して見えるのは重機なんです。めっちゃ急ピッチで復興工事を行っています。


釜石市内、ナビによるとここも某コンビニだったはずです。


この周辺も大半の家屋が一瞬にして流されています。
骨組みだけになった建物があちらこちらに...
雑草も生い茂ってきています。
 
無事な復旧復興を切に願います。。。 



下北半島 恐山 

閉山間際の夕方だけでは飽き足らず、翌朝も行ってみました。


だって岡山にはいない珍しい虫が沢山いたんですvv


大間崎 マグロ漁船(イカ釣り)です


大間崎も30年前は“本州最北端”の地味な碑しかなかったのですが、
今では一大観光地となっていてちょっぴり興ざめ(^^; 写真は省略します。
まさにマグロによる地域活性化の成功例ですね。


秋田県、みん友のgreecoさんがタイムリーなブログを上げられていましたが、
まさにその時私は秋田にいました(^o^)v
 
 

なぐこもわりこも います~ (^o^)ゞ

秋田市 ももさだカエルさん


わりこは踏んづけられるんですが、わたくしは大丈夫ぅぅ~




山形県 月山
『雲の峰いくつ崩れて月の山』

あいにくの大雨でしたが、こんな景色が見られ、また珍しい虫も見つけました。
この辺りは道路が整備されていますが、自然の環境は残っている証拠です。

山形県 新庄
『五月雨を あつめて早し 最上川』

大雨が降ったり止んだりで、まさに、集めて早し、でしたvv
集めて涼し ではないんですよね~

もちろん芭蕉さんも居ましたよ~  Evoque乗って行きますかー?
                       

山形県 赤倉温泉上流の堺田駅  分水嶺です! 
ここから流れた水は、日本海に流れるか、太平洋に流れて行くか分かれるんですね~

スケールでか過ぎ~^^ こんなパワースポット大好きです!!
笹舟でも流して、拾いに行くとおもしろいかも知れませんネ(笑)

山形県 小国町   道の駅は楽しいな~ 美味しいな~(*^_^*)


越後の国 新潟県 出雲崎
『荒海や 佐渡によこたふ 天の河』

水平線に浮かぶシルエットが佐渡島です。
荒海と天の河は季節がまったく逆ですが、あえてそう詠んだんですね。
それを想像すると壮大なスケールを感じます。(^o^)/

出雲崎 北国街道 宿場町があったんでしょうね~
『名月や 北国日和 定めなき』  本来は敦賀の話ですが)
 
きたぐにかいどう なんて野暮な読み方しないで下さいね、 ほくこくかいどう ですyo
ほんと、天気がよく変わりますワっ(^-^ゞ

出雲崎の芭蕉、当時はここから日本海や佐渡に沈む夕日が見えたんでしょうね。
今では民家が立ち並び、おまけにEvoqueまで停まっています、私のですが(^-^ゞ
 



今回自分自身で、おくの細道を辿り、Evoqueで走った経験と昆虫調査を通して、
  まさにいろんな“変化”をまじまじと感じ入りました (*^-^*)
 

また定年後にでも、この車で廻ってみたいと思います。。。


おしまい。




ご注意)
  この下には虫の写真がありますので苦手な方はご注意を...





カワラハンミョウ
しばしば環境指標になる昆虫で、今回遠征のメインにしました。
昔は日本全国の海岸や大きな河川敷にいたそうなのですが、最近では生息地が
開発等で無くなって激減しています。


マガタマハンミョウ
これは西日本には生息していない虫です
これが居ると東北に来たんだな~って証拠ですvv
生息環境には結構こだわりがある様です。



ミヤマハンミョウ
中部地方では約1,400m以上程の高山に限られ、さほど珍しくはない種類ですが、
東北地方では郊外の低い山にもいます。
 


こういった虫の生息状況を見るだけでも、旅情は格別です^^



.
Posted at 2014/07/26 00:59:13 | コメント(7) | トラックバック(0) | 旅へ… | 旅行/地域
2014年07月17日 イイね!

一周とは何周・・・(@_@)

一周とは何周・・・(@_@)皆さま、こんばんは。
東北遠征も6日目をむかえ、無計画な珍道中でてんてこ舞いしております。

タイトル写真は青森県三沢市近郊の海岸砂丘です。



さて本日、わたくしにとって、とっても意味のあるキリ番??をGETしました。



この数字をご覧になってピンと来るでしょうか??

では、こちらの数字はいかがでしょうか??


実は何を隠そう、わたくしもこんな数字知りませんでした(^-^ゞ

確かに4万もキリ番ですが、わたくし的にはそれよりももっと期待してた数字でして、
調べたところがこの数字なんです(^o^)ゞ

ネタはといいますと・・・

地球一周の距離なんです!!


まず、子午線(北極と南極を結ぶ線)の周囲は40,007.88kmだそうです。

また、赤道の周囲は40,075.017km
地球は自転のせいで70kmも膨らんでるんですね (@_@)

現実的には赤道周囲より子午線周囲が想像しやすいと思います(*^^*)
家を出てそのまま、ひたすら北か南に向けて真っ直ぐ40,008キロ走ったら、いつの間にか家の裏に出たって感じですかネ(≧∇≦)

ここで、

豆知識①:
昔は地球一周距離の4万分の1の長さを1mと定義していた様です。

豆知識②:
地球一周する間にタイヤは何回転したんでしょうかね~(@_@)
 
EVOQUEの20インチのタイヤ外径は728mmです。
分かり易くメートル換算で計算しますと

  40,008×1,000÷(0.728×3.14)で、
      なんと1,750万回転なり…




てなコトで、納車からちょうど10ヶ月、になりました。

これから、地球二周目に入ります!!

皆さん、地球のどこかでお会いしましょう!!!

.
Posted at 2014/07/17 22:49:49 | コメント(6) | トラックバック(0) | 車体Evoque… | クルマ

プロフィール

「11年目の車検の代車、むむ、ピンポイントで私の好みを突いてくるマイDさん、、、」
何シテル?   09/28 22:26
車歴  BMW 528e(E28)→BMW 525i(E34)→JaguarXType→  レンジローバー・イヴォーク:2013年9月14日~ ク...
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