
3年でボクスターを手放して数年、そろそろ仕事をリタイヤするので新しい車が欲しいのだそうです。目当ては昨年南港のモーターショーで見たフランス車とのこと、私のイメージとしては、フランス車って構造がカオスなんですが、大丈夫なんでしょうか。今回は新車ではなく、試乗車として1年使用され、走行距離が1000kmほどという中古車です。下見はしてあったらしいのですが、ディーラーまで連れ出され、私のOKを取って契約、勝手にしないところが可愛いですね。
で、納車が5月下旬になるというので、数日間ならコインパーキングでいいや、と駐車場契約を6月1日からにしたところ、駐車場が使える日以降でないと警察での保管場所の手続きができないのだそうで、納車はお預けになりました。
それならと、車が来る前に電車での1泊旅行を計画。ちょうど共立メンテナンスの株主優待券が余っていたので、京都嵐山花伝抄に泊まって、翌日トロッコ列車と保津川下りを楽しみ、鹿王院に寄って、乗ったことのなかった嵐電で帰ることにしました。
嵐山花伝抄は阪急嵐山駅の本当に目の前、5つある無料の貸切風呂を思い切り楽しもうと、午後3時すぎにチェックインしたのですが、一番のお目当ての炭酸風呂はまったく炭酸が入っていない! ということで、即撤退、マイクロバブルで白濁しているはずのお風呂も故障なのか透明、なので、大浴場に入ることにしました。大きなお風呂独り占めでめっちゃ快適でした。
その後、宿泊者特典で隣の日帰り温泉施設「風風の湯」にも無料で入れるというので宿の湯籠を持って向かいました。げた箱の鍵をフロントに渡すと更衣室のロッカーの鍵を渡されるという上手い仕組み。京都観光でわざわざ温泉に入りに来る人も少ないのか、空いていました。内湯のほか、外に露天風呂とサウナという簡素なもので、露天風呂には「白湯」という表示が・・・。ということは、温泉水は内湯だけのようで、確かに湯ざわりが違います。後で宿に確認したところ、宿のお風呂も内湯のみが温泉水だそうですが、こちらはだいぶ薄い印象。風風を楽しんで正解でした。
前日から降り続いている雨が翌日は強雨に。前日とは打って変わって桂川は茶色の濁流になり、それでもトロッコは動いているだろうと渡月橋を渡って、かなり濡れながらトロッコ嵯峨駅に向かいましたが、なんと全日運休! 当然川下りは運休なので、すべての予定を諦めて、そのままJRで帰ることに。帰宅後に確認すると、JR嵯峨線も運休になっていました。(今、これを書きながらMAPを確認すると、嵐電嵯峨駅までは200mくらいだったので、嵐電だけは乗れたかも、とちょっとがっかりしています)
株主優待は約3割引になるのですが、それでも一人2万円をかろじて切る金額、それなのに夕食のメインが湯豆腐6切れとは・・・。共立は総じて食事は豪華でおいしいという印象だったのでがっかりでした。館内は外国人で溢れ、まるで海外旅行に来たような雰囲気はそれなり楽しかったですけれど、まあ、今後京都市内に泊まることは二度とないでしょうから、雨に濡れたことも含めて、非日常感は十分に味わえた旅行ということにしておきましょう。
京都 共立リゾート 嵐山花伝抄
両替機
夕食
夕食前菜
朝食 おぼん1
朝食 おぼん2
Posted at 2024/06/18 08:14:08 | |
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旅の記録 | 日記