Yahoo!ニュースより
新日石、7月卸価格9円引き上げも レギュラー店頭初の180円突破か
石油元売り最大手の新日本石油は16日、原油価格の高騰と為替の円安で、原油調達コストが前月と比べて1リットル当たり8・7円上昇したことを明らかにした。上昇分は7月出荷分のガソリンなど石油製品の卸価格に反映させる方針。出光興産やジャパンエナジーなどの元売り大手も同7~8円の値上げを行う見込みだ。レギュラーガソリンの全国平均店頭価格は、9日時点で1リットル=172・4円だが、卸価格の引き上げ分がそのまま店頭価格に転嫁されれば、史上初の180円突破が現実となりそうだ。
石油情報センターの調べでは、レギュラー価格の全国平均は9日に記録した172・4円が昭和62年の調査開始以降の最高値となっている。ただ、同調査開始前の57年には、総理府(現内閣府)調査の東京都区部平均で177円の記録がある。7月に180円を突破すれば、名実ともに過去最高値の更新となる。
サウジ、7月から日量970万バレルに増産
[ドバイ 15日 ロイター] 国連の潘基文事務総長は15日、サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相と会談後、サウジが需要の増加と価格急騰に対応するため、原油生産を7月から日量970万バレルに引き上げることを明らかにした。アブダビの新聞電子版が伝えた。
5月の水準から55万バレル(6%超)増産するもので、米エネルギー情報局(EIA)によると、日量970万バレルは1981年8月以来の高水準。
サウジは来週、不安定な原油相場問題を協議するため産油国と消費国が出席する国際会議を主催する。
国営サウジ通信(SPA)によると、潘基文事務総長はサウジのアブドラ国王とも会談し、国王が「現在の原油価格は異常に高いと認識しており、価格を適切な水準にするため全力を尽くす」意向であることも明らかにした。
サウジは今月すでに、米国などの消費国からの要請により日量30万バレルの増産を実施している。
サウジの増産でも焼け石に水か、安定して価格が下落することを望みます。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2008/06/17 04:03:40