初めまして。
ものつくり班の八尾凌介と申します。
よろしくお願いします。
私は昔から自動車が好きで中学生のころから東京モーターショーに行っています。
初めて行ったモーターショーで新作のGT-Rの発表が目玉になっていて、実物を見た時の憧れを今でも忘れません。
車が好きという単純な理由でこのTeamTAKUMIに興味を持ち、参加させていただいています。
整備の知識はもともと皆無に近いのでものつくり班として力になるために現在鋭意勉強中です!
今回はそんな勉強の一環としてネッツトヨタ富山さんにお世話になってきたのでその報告を行いたいと思います。
10月2日~5日にかけて3泊4日のフルコースで整備を教えていただき、またその間社員さんの家にホームステイさせていただくという大変貴重な経験をさせていただきました。
富山駅到着の図です。
3人はトレノで、残り2人は夜行バスとバイクでそれぞれネッツトヨタ富山さんの本店に向かいました。
夜通しのドライブでトレノ車内は狭かったため大変でしたがすがすがしい朝を富山で迎えることができました。
まずジャッキアップしてタイヤを外すところから整備は始まります。
ブレーキをばらして中をブレーキクリーナーできれいにしたり、サイドブレーキの調節、ベアリングのグリス交換などを行いました。
もともと真っ黒だったブレーキパッド、よく磨いてみるとなんときれいな青色が出てきました。
かつて「地球は青かった」という名言を残した宇宙飛行士がいましたが、我々は「ブレーキパッドは青かった」という言葉を残したいと思います。それくらい感動しました。
続いて寝板を使用して後輪のリーフスプリングを外し、摩耗したパッドの交換を行いました。
リーフスプリングをそれまで知らなかったのですがよく見ているとトラックなどはリーフスプリングがついているものが多いですね。
最近は後輪のスプリングを見るのがマイブームです。
そしてエンジンの調整です。構造や仕組みについてとても丁寧にレクチャーしていただきました。
キャブの調整、ジェットの交換など実践的なことも特に詳しく教えていただきました。
エンジンオイルの交換、点火プラグの交換、ファンベルトの交換、バルブタイミングの調整など様々な整備を行いました。
とくにバルブタイミングの調整は「最近の整備士はできないやつもいる」とおっしゃるほど難しい調整で、エンジンの音を聞きながら何度も何度も繊細な調整を行うネッツトヨタ富山の中新さんの姿はまさにプロフェッショナルでした。
最後に試乗しました。ドライバーはプロフェッサー中新さんです。
「絶好調だよ、最初とは全然違う!7000回転まで回る!」
との中新さんの言葉通り、素人目から見ても違いは歴然でした。
こうして4日間の整備を終えて元気になったトレノとともに東京に戻ってきました。
恥ずかしながら私はいまAT限定免許なのですが、今回の富山を経てどうしてもトレノを運転したいと思い、富山から帰った翌日に教習所に行って限定解除の申し込みをしてきました。
あと一コマで卒業です。トレノを運転できる日が楽しみです。
1日目に泊めていただいた神谷さん
2日目に泊めていただいた西田さん
3日目に泊めていただいた川田さん
そしてお世話になったネッツトヨタ富山の社長さんと中新さんと西田さんと本店の前で記念撮影
ホームステイ先では毎日おいしい富山料理を頂き、86を運転させていただいたり、お土産をいただいたり、こんなおもてなしを受けていいのかと多少戸惑いながらも、とても楽しく、有意義な時間を過ごしてきました。
この経験は必ずヨーロッパに行ったときに活かしたいと思います。
ネッツトヨタ富山のみなさん、大変お世話になりました。ありがとうございました。
Posted at 2013/10/17 11:01:36 |
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