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週末なので、夜の上海、お嬢様事情のレポートです。

こちらへ来る予定がある方は、参考までに頭の片隅に入れておいてくださいませ。
馬鹿話ですが、ある意味予備知識も重要かと（笑）

上海は日系企業が非常に多い為に、お客様の接待は「KTV」と呼ばれる
個室カラオケが多いです。
お嬢さんが、マンツーマンでお相手してくれるお店。



日本式のスナック、BARと呼ばれるお店もありますが、
そちらは個人のお客さんが中心で、接待は少し高級なクラブ
「KTV」となります。

巨大店が多く、上海市内でも多分100軒くらいあるでしょうか？（適当）
お金さえ払えば、誰でも入店可能です（笑）

中でも有名店は、常時　200～300人のお嬢様が在籍しており、
部屋数も70以上。

店によっては、入った瞬間にドレスを着たお嬢様達がズラッと列び、
一斉に「いらっしゃいませ～」と、お出迎えしてくれます。
今でも慣れないというか、恥ずかしい・・・(〃ω〃)

それにカメラを向けるのも勇気も無く、トラブル防止の為にも、
写真は控えさせて頂きます。　一番お見せしたいところですけどね。



日本語もカタコトレベルから通訳レベルの子達まで。

部屋に入ったら、20人くらいずつ個室に入れてくれ、そこで指名します。

最近はお店も益々大型、高級化しており、現在のKTVの客単価は
平均すると二諭吉レベルです。
5人くらいで行くと、時間制限はありませんが、接待時間平均２時間で
十諭吉以上。

更に「色んな服があるので、着替えても良いですか～♪」とかいう様な
ヤンチャな日本人達が開業されたお店は、チップだけで８千円～
（更に過激なお店も・・・それはオフでのお話という事で・・・）

ちなみに、このお二人の日本語は、一般通訳レベル以上です。
歴史の話から甲子園の話まで～　まぁ　こういう人は少数です。


また、お嬢様達は少しお店で働いた後、パパを見つけて
いつの間にか休業、或いは田舎に戻ると言って、居なくなります（笑）

注意してないと自分が彼氏だと思ってるだけで、
あなたの彼女には大勢のパパが！！！
・・・っていうか、そう勘違いしてる人が多過ぎるのも事実。



大陸の一般女性は、日本人では想像できぬ程、
超～現実的な考えを持ってます。

車、マンションが無いと付き合わない、結婚しない、
給料はいくら以上必要、仕事は安定している、家族構成、
過去の恋愛相手、経験・・・

付き合っている際のものさしも・・・
「私に対してどれくらいできる？」という感じですね。
浪漫の上に、、、自分の収入をどこまで彼女に捧げれるのかが、
愛の表現。　　もちろん浪漫無しもダメです(^^;
有り得ないけど、現実です。　全部求めます。
男は生きて行けぬ～です。

冗談じゃなく、それが普通なんだという事を理解をしておく必要があります。
それが悪いのではなく、育ってきた生活環境の違いから起きる
見解の相違です。
それに逆らったところでお互い気分を害すだけ。

最近こちらで流行のお見合いTV番組を見てると、一般女性の
考え方がよく解ります。

あと、大陸女性の管理は凄いです。　基本ヤキモチやき。
多少地域性もありますが、気性の激しさもベースにあると思います。
皆さん苦労されております。。。

日本の場合は、表向きが優しく、家で厳しいという女性が多いのに比べ、
こちらは、表向き厳しく、家でも厳しい！　
しか～し、時々甘えん坊～みたいな人が多いですね。
（あくまで個人的見解です）



夜に限りますと、双方の熟練者は初心者を求め、
狐と狸の化かし合い状態。
簡単に説明しますと、夜の世界をよく知る客は、右も左も解らぬ
入りたてのお嬢様を探し、夜の世界のベテランお嬢様は、
何も知らない純粋なお客を探すという状態。

何の情報も持たずに夜の世界に一歩足を踏み入れると、
心の傷と危険な高額出費があなたをお待ちしておりますので、
ご注意おば。
って、それは日本も一緒かな・・・比率の問題かと（笑）

また、完全に取り込まれる場合も少なくありません。
既成事実後、そのままゴールインってパターンも多いです。
良い季節に領事館へ行くと、そういうお二人が大勢おられます。

考え方や行動を理解された上で、それを自分なりに楽しめるなら
自然に上手くやっていけますが、男性が日本人のものさしだけで
図るならば、お互いに長続きしません。　環境が違い過ぎますからね～
知る限り、大半は後で後悔されてます。

他には、日本人と付き合う＝家族も一緒に関係してくる場合が多数。
結婚＝家族全員を養う場合も多数。

知らない間に家族が自宅に居座るのも普通です。
その友達までがいつの間にか居座る場合もあります。
シェアハウスかって感じ。

今現在、全くその状態の知人は、有り得なさを楽しんでますが、
最後は結構危険じゃないかと・・・（笑）

親族の絆は非常に深く、自分を犠牲にして何でもします。
その結束力を見ると、日本人の親子関係の違いを感じさせられます。

なんだかんだで二十年以上こちらに通ってるので、裏の裏まで熟知してしまいました。
今ではトラブル解決屋を開業できるのではないか？と思う程、
相談されます。

業務内容は、各ルートからの情報収集、事実確認、手切れ金の商談の仲介、逃亡のセッティングなどでしょうか？　

少し大げさか・・・（笑）

某有名企業は、その手のトラブル用に専門スタッフが在籍してると聞いて
驚きました。　そういう問題が多いってやつですね。

言葉の解らない出張者や、来たばかりでストレスの溜まる駐在者が、
日本語の喋れるお嬢様達と飲んで歌って一時を楽しむ・・・
そして、日本では経験しにくい別世界に魅力を感じて踏み込んでしまう・・・
ごく自然の流れです。

KTVの男子トイレでの会話を聞いてると、いつも笑ってしまいます。

「そのまま危険な領域に入っちゃ駄目だよ～こんなこともあるよ～」

と、声をかけたくなりますが、何も知らなきゃそれはそれで幸せな事。
要らない世話ってやつですね。

だったらこんなレポート書くなって？・・・（笑）

いずれにしても、特殊な雰囲気の世界に入り込み、調子に乗って
散財してると酷いことになりますという参考でした。

※ちなみに日本人全員が上記の様な状態でない事だけは、
　付け加えさせて頂きます。
　大半の方は、家族を愛し、仕事のみに生きて真面目にされてます！！！　

　
　


そういう自分も仕事と交友を含めて5日連続で徘徊して、
お疲れ気味でございます。

どうでも良い内容でしたね！　失礼しました！（笑）

ローバーというメーカー、大陸ではロンウェイと呼ばれています。

イギリスの由緒あるメーカーですが、時代の流れで
今は上海のメーカーが知的所有権と生産設備のみを買取し、
大陸車両として生産中。

ローバーグループというのか・・・
オースチンローバー、ミニ、ランドローバー、レンジローバーは有名です。
元祖ミニとは、ローバーの車。
車好きならば、それくらいは知ってますね？（笑）

当時の英国車、品質はあまり良くない事で有名でしたが、
好きな人にそれがまたたまらなかった訳です。
しかもミニは英国らしく愛らしいデザイン。
嫌いな人は少ないでしょう。

その後、一時はMGローバーとも言われていました。
MG（モーリスガレージの略ですが、エムジーと言います）
MGと言えばオープンカーで有名ですね。　
当時、親父が欲しがってました。

そのMGも、大陸の南京のメーカーに買収されました。
その後も販売不信が続き、今はローバーと同じ上海メーカーの傘下。
よって、兄弟車種的扱いです。

こちらは、イギリス本国で復活したとの噂も聞きます。
あまり詳しくないですが、レース参戦もしている様子。

上海で再燃させたのか？　街中でもMGを見かける様になりました。
写真はMG6　広告を見て、「おっ、これは」と思い、ディーラーに見に行きました。
単体では悪くないのですが、英国車のイメージは無かったですね。

MG6です。（後ろがマイナー前のローバー750）



80年代のローバーはホンダと提携していた事もあり、
日本でも結構走っていました。
当時のレジェンドやプレリュードにそっくりのローバーも有りますよね。

その後、ローバーは90年代にBMWが買収。
この事は有名ですが、実はBMWが作ったローバー75も
整備性が悪く大失敗、悪名だけ残っています。

BMW（ローバー）の成功は、ミニからで、上手く復活させましたね。
その時点でローバーという名前は消え去っています。

BMWは、ランドローバーだけを手放し、そちらはフォードが買収。
その後の商標権は、インドのタタモーターズで現在に至ってます。

複雑ですよね・・・

ローバーというメーカーは消滅したかに思えましたが、
上海メーカーがブランドを復活させました。
350、550、750、850、SUVなど、国内で続々販売。

実は私も、大陸で最初の車となるフォードのクルーズを買った数ヶ月後、
またいつもの様に衝動買い。　
購入資金不足の為、日本で殆ど乗れなくなったポルシェ964を売りました。　

ローバー350　リアから見るとレクサスの初期型　IS　っぽい？
写真は実車


最上級グレードの３５０。
フル装備、本革電動シート、内装の質感もよく、バックカメラまで
純正で装着してあり、小型セダンの割には装備が良かったです。

購入当時は深く考えず、ローバーというブランドイメージだけで
安易に手を出したという感じです。
個人的にはローバーのマークも凄く好きでしたし。

しかし、それは大失敗でした。
乗ってみると品質の悪さに悩まされる日々、下ろして僅かから1年間、
壊れまくりました。
排ガスの匂いがクーラーから出てくるわ、補機類は次々壊れるわ、
1年間維持してた間、ディーラーに何十回持ち込んだ事か・・・

エンジン、足回りと常時異音だらけ、ボロボロでした。
こよなく愛してた964が、こんな車に化けてしまったのかと思うと
情けなくて涙がチョチョ切れました（笑）

とりあえず、控えめなカスタム
ホイールとタイヤ、マフラー、ダウンサス、ウイング
当時、発売直後でパーツも無かったので特注でした。

1年間乗って、知人に安く譲渡。　
評判が悪かった為か、新車の価格も大幅にダウンしてるので
爆安で譲った形。
ローバーを売ったというより、964をその価格で売った気持ちになり、
更に購入した事を後悔・・・

先日TVショッピングで、当時私が200諭吉で購入したグレードに近い
お買い得バージョンが発売されており、
それは何と110諭吉で販売してるじゃないですか！
「おいおい売れないからと言って、それは無いだろう」と・・・
かなりムカつきましたね。

こちらはローバー　５５０　



品質は問題ありですが、デザインはとても良いと思います。
売れてるのは赤色。

品質は悪い、運転もしにくいとの評判だったので、購入に至りませんでしたが、同じ壊れるならこちらを買っとけば良かったと後悔。
写真は、エアロパーツやホイールなど装着したディーラーカスタム車。
価格も外観の割にかなり安いので、結構多く売れています。
イイでしょ？

続いてローバー７５０



英国ブランドのイメージを引き継いだデザインで、お洒落です。
個人的には、これが一番ローバーのブランドイメージっぽいと感じます。
どうでしょう？

上海でも好まれて多く乗られてますが、いずれのオーナーも
「あちこち壊れるよ。デザインが好きじゃないと乗れない」
と言ってるそうです。

このモデルは、長期間モデルチェンジなしで販売していたので、
今は少し機能面も良くなってる可能性あり。
写真はマイナーチェンジ後ですが、マイナー前の方が好きでした。
MG６の写真の後ろ側に写っているのがマイナーチェンジ前です。

知る人ぞ知るローバーのレポートでした！

上海で道路に石を投げるとVWに当たります（笑）
それほど多い車両です。

上海にVWの工場があるのも、多い原因の一つかと思われます。

その中でも圧倒的に多いVWサンタナ。1980年より販売開始されました。



40～50代くらいの方は、ご存知かと思います。

VWは1981年以降に日産と提携しており、日産のイメージもありました。
日本では、現在トヨタと提携中。

初期型サンタナは、10年以上モデルチェンジ無しでの長期販売。

このサンタナのバンタイプはあまり見かけないので、中古を買って
綺麗に全塗装し直し、旧車風にいじって楽しもうかとの構想を
練っていましたが、周囲の猛反対を受け・・・

「外人が、そんな恥ずかしい車に乗るのは止めて欲しいと・・・」
っていうか、サンタナに乗る事が恥ずかしいみたいでした(^^;

そういうところも発展途上中です～♪
日本でも軽四は　✖✖✖　とか言われてた時代がありましたので、
そう考えれば同じかな？

ところで、中古で見つけたこのバンタイプ、
エンジンは・・・水没車？と思われる酷い状態です。　
20万km以上の走行で、30諭吉って・・・この中古車は高過ぎっ！！！



初期型以後、2000型　3000型と発売してますが、
いずれも大量に販売されており、台数は多いです。
現在のタクシーも殆どその辺りの車両中心。
最新のタクシーはトゥーラン。　博覧会あたりから出てます。



面白いことに、新型が出ても初期型の人気は全く衰えず、
初期型も未だ健在で走行してます。　これは凄い事ですよね～
数年前までは消費者の声に答えて平行して製造し、新車も買えました。

構造が単純で修理し易い、安い、丈夫という理由でしょうね。
今も初期型は、少し田舎に行くと非常に多い車です。

まだあまり見かけませんが、今年2013年モデルの新型が発売されました。
現代っぽくなり、最近のVW色が濃くなった感じです。
大陸販売の小型版、パサートにそっくりです。





さほど皆さんの興味を引く車ではないと思われますが、
上海で車を語るのなら、まずは　過去販売台数、総合でトップ？
と予想できる　VWサンタナ　から！　というレポートでした。