2013年03月15日
こんにちは。
さて、ようやくDラーから修理完了の連絡があり、おかえりアテンザさん、さよならプリウスと相成りました。(*^_^*)
気になる凹みキズもきれいになりました。
ためつながめつよくよく見て指摘されれば修理箇所がわからなくもないですが、Dラーの営業の方にも儲けが出ないなか頑張っていただいたので、まずは良しとしましょう。
この11日間のプリウスの走行距離は約230km、ガソリン満タン返しで15.36リッター入ったので、230÷15.36=14.97。だいたい15km/lということで、アテンザさんの2倍までは届かず、期待したよりも燃費はよくなかったようです。
まあ初期加速を稼ぐためにアクセルを踏みこんでいたので、エンジンの使用頻度が高かったことと、妻の送り迎えなどで近距離走行が多かったこともあるでしょう。もう少し伸びる可能性はあったとおもいます。
一週間も乗っていると、ほとんど違和感なく運転できるようになりました。
車庫入れもセンサー、カメラなしで一発で決まるようになりましたし、全幅がGHアテンザよりも70mm小さいだけ(1725mm)なのに、取り回しがラクラク。最小回転半径が5.2mというのも意外とメリットでした。(アテンザさんは5.4m)
これがGJの5.6mになったらどうなってしまうだろう、とおもっちゃいますね。
おそらく「慣れ」でしょうが。
けれど、プリウスに乗るのはストレスでした。妻は最初から何の問題もなく運転していたようなので、これはアテンザではないものに乗っていることから来るストレスだったのかもしれません。
たしかに、降りるとき必ずドアから電撃を受けるし、解錠はノブを握るだけなのに施錠はキーをポケットから出さないとできないのでどちらの手に荷物を持つかということにも気を遣うし、デジタルメーターはちゃんと数字を読まないと時速がわかりにくいし、カーステの音はヘンテコだし、あ、これはプリウスのせいじゃないですね。
とにかく何となく落ち着かない感じ。プリウスは燃費もさることながら、とてもよくできた「移動手段」だとおもいました。ちょっとスマートな未来のクルマに乗っている印象だし、だから珍しがられたり、へんに警戒されたり、ということもないようでした。一度も使わなかったけどサイドウィンドゥのスイッチも4つともオート機能付きだったし。
「暗くなってきたようなのでライトをつけてみてはどうでしょう」とナビに言われたときは驚きました。「だが断る」とも言えないし・・・。
そういえばたまに、日が落ちているのにヘッドライトをつけずに走っているクルマをみて何でだろうとおもってましたが、理由のひとつがわかりました。スイッチを入れるとすべてのメーターが発光するので、暗くなったから見えないということがないんですね。
街灯が明るいと、意外と走れてしまうものなんでしょう。オートライト必須です。
乗っているより乗せてもらってるという。
ロボットカーまであと一歩です。
良い悪いではなく、アテンザとは別系統のクルマにじっくりと乗る機会があったのは収穫でした。新しいクルマに対する興味も湧きました。いつもの代車のデミオが出てきたらこうはいきません。逆にふだんプリウスに乗っている人がアテンザに乗れば、いろんな違和感が出てくるでしょう。オートワイパーとか、オートワイパーとか。
当て逃げの部分を自費で直したのは痛かったですが、11日間のレンタカー代とおもえば相殺ですね。
プリウスの踏みぐせがついて、「どうもありがとうございました~」と言ってDラーを出るとき、アテンザさんがロケットスタートになってしまったのは、いい思い出。(*^_^*)
Posted at 2013/03/15 21:05:22 | |
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2013年03月10日
(つづき)
Dラーで代車手続きをしていると担当営業さん登場。
「おひさしぶりですね~今日はどうされたんですか?」
「いや、先週も来てたんですけどね・・・じつは、かくかくしかじか・・・乗り換えを考えてると事故に遭うっていいますけど、法則ですかねえ」
「お待ちしてますよ~」(もみ手)
と、なんともマイペースな話をして、
「で、代車を取りに来たんです」と窓の外を指すと、
「おっプリウスじゃないですか!」と言ってそそくさと外に出て行きました。
手続きが済んで、別の営業さんといっしょに外に出ると、
「パーキングブレーキが解除できない~!」
さっきの担当営業さんがプリウスに乗りこんで格闘中でした。(汗)
わたしの担当さんはいつもこんな感じです。
そんなこんなで代車のプリウス生活が始まりました。
プリウスは3代目の後期型でした。まだ2000キロしか走っていない新車同然のクルマで、特有のにおいもします。単純なガソリン車でない、スタイリングが美しくない、市中におそろしく大量に走っているなどの偏見から、一生乗らないだろうとおもっていましたが、妻は、
「悪口言うな!憂くなるわ」
とのことでしたので、以下に通勤を含めて5日間乗ってみた(決してネガを言わない)感想を書いてみたいとおもいます。
・内装はプラスチッキーですが、表面には革のしぼとは違う新しい意匠の模様がついています。
・コックピットはタイト感がありますが、座面が高くてハンドルが上向きなので、なんとなく、はやりのミニバン・ライク。ボンネットは見えませんが、アイポイントはアテンザよりも確実に上で、左の見切りは確実によい。三角窓も○。
・たぶん下位グレードなので、シートはファブリック。おかげで冬の走り出しもお尻は冷えません。ただし、降りるとき静電気で指先から電光が走ります。
・ハンドルはウレタンですが、かなり小径な感じ。下の面が平らになっているスポーティなタイプです。軽さもあって回しやすい。なぜか据え切りは重い。
・走り出し。スタートボタンを押してもエンジンがかからないのは、今更ながら斬新。キュイーンという高周波とともに、するすると前に出ていきます。
・冬場のせいか、エンジンはすぐにかかって充電を始めますが、エアコンの音に消されるほど静か。走行中も、ちょっと力がいる場合にはエンジンがかかり、その後すぐにモーターに切り替わって、これをめまぐるしく繰り返して感心します。
・車内の音は、アテンザさんとほぼ同等。高速は走ってないのでわかりませんが、街乗りなら十分に満足できるレベルです。低音がないので、全体に乾いた乗り心地。
・初期加速が苦手。とくに減速してから再加速する、ストップ・アンド・ゴーがけっこうむずかしい。前のクルマにおいて行かれて車間距離があきます。前が軽なら楽勝です。
・アクセルの踏み込みは多めに。ブレーキの踏み込みは気持ち少なめに。最初はガクガクさせてしまいます。試乗だけだと確実に不満におもう点でしょう。でも2日で慣れます。
・スピードがのってきたあとの中間加速は、不思議なことになかなかよい。
・でも回生ブレーキのせいか、エンブレが効かないのでスピード・コントロールはアテンザよりむずかしい。初期加速のこともあって、なるべく車間距離を開けておきたい。
このむずかしさは、交通状況と路面状況(アップダウン含む)を見ながら早め早めに対応することで、ある程度補えます。むしろ、そうした運転を促す設定なのかも。
・いわれるほどフニャ足でない。凹面のゴツゴツ感はアテンザより少ない。凸面は苦手。
・コーナーを曲がる爽快感とか、そういうクルマではない。
・リアウィンドウが上下に分割されているので、後ろは見づらい。そのわりに後続車のヘッドライトはまぶしい。
・上面だけのリアワイパーにあまり意味があるとはおもえないが標準装備。
・切り立ったリアのおかげで、バック駐車はお茶の子さいさい。
・大柄に見えても、タワーパーキング余裕。
・クルマの選択について、誰にも何もいわれない。むしろ気づかれない。
・高燃費。いつもの通勤路でメーター表示25キロ/リットルがでました!アテンザさんが8.5くらいなので、なんと3倍。これならスタンド通いも2カ月に1度ですみそう。
まとめ。大排気量車から乗り換えて、アクセルワークに慣れないうちはパワーモードを使うとストレスは減るでしょう。燃費は落ちますが。そのうちにノーマルでも違和感なく運転できるようになるはず。
後続車はあおらないで。初期加速がよくないので、車間距離があきやすいのです。運転手はエンジン始動をためらわず踏み増ししましょう。ただし、スピードが出た後は自重しましょう。周りにクルマが多ければ、こまめにブレーキングで調節。
ヘッドライトはあかるく、最小回転半径も小さめで取り回しも悪くありません。カーテンエアバッグもついてるし、安全装備にぬかりなし。駆動系のウリのハイブリッドの制御にまだ慣れない「クセ」があるせいで、好き嫌いが分かれるところですが、よくまとまったクルマだとおもいます。こまかいところでは、バイザーのカード差しや、オーバーヘッドコンソールに組み込まれた、シフトレバーをほのかに照らすライトもお気に入りのアイテムです。
でも買うかと訊かれれば、買いません。(汗)
ドライバー・オリエンテッドではない点でも今どきのスタンダードなクルマです。
アテンザさん、早く帰ってきて~!
(つづく)
Posted at 2013/03/10 10:40:21 | |
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2013年03月08日
こんにちは。
ただいまアテンザさんが修理中で代車生活。
あれは、1週間ほど前の風の強い日。
場所はスーパーの駐車場。
そのときわたしは夕食の買い物中。
アテンザさんの隣に停まったクルマのドアが勢いよく開いてしまったらしく、助手席側の前ドアに、タテに大きなキズがはいってしまいました。
運転手が正直な方で、買い物を終えて戻ってきたわたしを待っててくれ、保険で修理しますとのことだったので、Dラーと保険屋さんと話して、ひとまず休み明けに修理に出すことにして、お別れしました。
最初は、「磨いたら取れるんでないの?」とおもって、まあ、修理に出すほどでもないかもしれん、そうだったらいいな、相手の人ともお互いに笑ってすませられるし、などと考えていたのですが・・・
翌日、キズの具合をみるためにクルマのヨゴレを落としてみると、キャラクターラインを挟んで見事に凹んでいました。(汗)
あー、がっくし、やっぱり修理か~とおもって、ふと見上げると、
助手席側の後ドアの高いところにも、えくぼのような凹みが・・・
これは、別のときのキズだよね。(つまり、これは当て逃げよね)
そして、運転席側にまわると・・・
前ドアと後ドアの境目の低いところがべっこりと・・・
これ、現実ですか。(めまい)
5日ほど前に定期点検に出したときには絶対に存在しなかったキズが突如出現。
4つのドアすべてが明らかに凹んでいるという異常事態になってました。(汗)
ううーむ・・・(写真は撮ってません)
丸4年乗っていて一度も凹ませたことも、凹まされたこともなかったのですが、1週間足らずのあいだにつぎつぎと凹むなんて本当に奇蹟みたいな話です。
いや、もちろんネガティブな意味で。
高いところのキズは、工事車両などのドアの高いクルマのせいかな。
低いところのキズは、ドアではなく、先の尖ったものをぶつけたような感じですが、ショッピングカートみたいなものか、自転車か、バイクか、ちょっとわかりません。でも、どちらもおそらく当て逃げですね。これだけ凹んでいると、きっと大きな音がしてぶつかったことにも気づいたはずでしょう。何がって、自分がやったことに対して逃げるような人がいるということが、とても残念。
そう考えると、名乗り出た方は年配の女性でしたが、立派だとおもいます。
妻の言うには、
「あんなでかい黒いセダンにどんなんが乗ってるかわからへんのやで?」
これはマイアテのことです。(汗)
とにかく、気を取り直して、第1のキズだけは保険で修理ですが、その他のキズは別途、自費で直すことにしました。Dラーの人に見せると、ああーこれはー、と、笑顔の裏に、悲しそうな、気の毒そうな、むずかしそうな顔をしました。10日ほどは見てほしいとのことでした。
10日かー・・・(棒)
そして、Dラーで空元気をみせるわたしを待っていたのは、トヨタ・プリウス(現行型)でした。失礼ながら、一生乗ることはないだろなーとおもっていたクルマでした。
つづく。
Posted at 2013/03/08 22:41:36 | |
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