
こんにちは。アテンザにALHの異常が見つかり、1泊2日で修理と相成ったため、代車にソウルレッドのデミオが出ました。まだ走行距離4500キロあまりの新車でした。せっかくなのでレビューを書いてみます。
グレードは13Sに、LEDコンフォートパッケージが追加され、15インチのスチールホイールでアクティブ・ドライビング・ディスプレイはありませんが、キーレス・エントリー、オートエアコン、オートライト、オートワイパーなどの快適装備です。
確かツーリングとLパケでは真ん中がタコメーターになるはずですが、これはスピードメーターになっています。わたしもアテンザで最近はアクティブ・ドライビング・ディスプレイをほとんど見なくなってしまったので、ちょうどいい仕様ですね。
センターディスプレイが鎮座しています。マツコネのバージョンは最新版の56.00.401だとおもって、さすが安定してるなあ、VICSのキャッチが速いなあ、などと考えていたら、直前の220でした。プラシーボですね。
安定のAT。コマンダーコントローラーはアテンザと形状が違って縦長になっているので、慣れが必要です。わたしの場合、ボリュームが腰の辺りに来る感じだったので、少しいじりにくい。「戻る」ボタンになると、指で探すのに苦労しました。
それでは以下、箇条書きします。
1.いいところ
・出だしが力づよい。サイドブレーキを緩く引いていると、クリープで前に進んでしまうほど、初速にトルク感があります。スカイアクティブの1300ccを見直しました。
・ダイレクト感。アクセルを踏んだら踏んだだけ加速します。ブレーキも自然なフィールで、最後にカックンもありません。i-ELOOPが無いせいかな。
・正確なトレース。ハンドルも切れ角と進路がきれいに一致。よく言われていたタメがないのは、最近のプログラム変更のためでしょうか。
・タイトな包まれ感。剛性が高いためか、固い箱に入っている感じ。シートも少し小ぶりながら、体をがっちりホールドします。
・エンジン音が静か。アクセルを踏んでもいやらしいうなり音はまったくありません。巡航速度ならなお静か。
・ボフッというドアを閉めた音。もしかしてアテンザよりいいかも。(汗)
・メーカーオプション。このクラスでキーレス、エアコン、ライトなど、フルオート仕様なのは素敵です。それに、一度LEDヘッドライトにすると、もうそれ以外には考えられなくなりますね。明るくていいです。目つきもかっこいい。「クラスを超えた」というフレーズはオプションをつければあながち誇張でないかも。(笑)
先代、先々代デミオに乗ったときのことを思い出すと、まったく別ものになっている気がしました。ある意味、ロードスター感が強まっているような・・・。
2.そうでもないところ
・燃費がもう一つ。30キロくらいしか走っていませんが、平均燃費は11.5キロ/リットルでした。もっとも、アテンザでも10キロを切っているので、わたしの通勤路に問題があるのかもしれません。(運転技術か?) ただし、高速を使えば20キロ/リットルは出せると予想。
・中間加速。バイパスで速度が出ているときにもう少し加速、という場合、アクセルを踏んで半テンポくらい遅れて加速が来ます。細かいことですが気になった。
・収納スペースがない。これはよく言われていることですが、小物の置き場所に困ります。せめてカードホルダーとサングラスホルダーをつけてくれれば解決。
・ロードノイズ。やや大きめ。その割りには、アクセラのように4輪のある場所が感覚で摑めるという感じでもないので、後輪の感覚が薄いようにおもいました。
・ダイレクト感ありすぎ。運転していてやや疲れます。長距離はしんどいかな。シートバックが立ち気味になる運転姿勢にも原因があるのかも。
・助手席側の見切り。なぜか左側の車幅がわかりにくい。スペックでは車幅1695mmだから1840mmのアテンザより145mmも狭いはずなのに、小さく感じないのです。これは別の意味ではメリットなのかもしれませんが。
というわけで、現行デミオ(13S・AT・2WD)のいいところとそうでもないところを書いてみました。
自分で買うか?あるいは父親に勧めるか?という選択で言えば、買いませんし勧めませんが、ぐっと若い人たち、運転してワクワクしたい、という人たちにはお勧めしたいクルマです。
最後に、ほとんど新車の代車を出してくれたDラーの工場長BさんとA業のCさんに感謝します!
Posted at 2016/03/26 23:36:12 | |
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