
こんにちは。GHアテンザさんに代わってGJアテンザがやって来て2か月が過ぎました。前回のブログからしばらく間が空いてしまいました。お友達のブログも拝見していましたが、コメ欄汚しになるような気がしてコメントもせずにいました。すみません。
スローペース、マイペースで走行距離もようやく2000kmをこえましたので、感想などを書いてみたいとおもいます。
1.走り
わたしのGJは25S、Lパケ17インチ仕様のコンフォート仕様。19インチはタイヤ交換のときに腰を痛めるだろう、ということでインチダウンしました。デザイン的にはあきらかに迫力不足だとおもうのですが、GHの17インチ扁平率50から、GJは55になったせいか、微妙にやわらか感があります。逆にボディーの剛性感は増しているので、固い箱にはいって、やわらか足に支えられている感じ。ダンパーも関係あるのかもしれませんが、GHは段差で「ゴフッ」と底つきがあったのが、きれいさっぱりなくなりました。(ロードノイズはそれなりにあるので、インフォメーションは十分です。)
その代わり、ハンドルを切ったときに「餅ッ」としたロール感があります。GHのようにハンドルを切ると、曲がりきれず、ややアンダーステア気味になるのも気になります。とはいえ切りすぎるとi-DMが白い光を発しますので、「ええい、どうしろと言うのだ!」とおもうのですが、アクセルで曲がれ!ということなのかもしれません。
この白い2つの光には、焼肉レストランひがしやまの看板牛の目がときどき「びか~」と光るイメージが重なります。(もしかして、ローカルネタ!?)
さて、発進時のスムーズ感はGHのほうが上。静かと言われるGJのガソリンエンジンも、最初の1速では、「美味ーン」という機械音がするので、それを避けるためにアクセルを開けずにいると、鈍い。で、思い切ってアクセルを踏んでやると、i-DMが青い光を発して、そうだ、それなんだよ、と言ってくるので、やっぱりGJはGHより踏んでやるのが良いのでしょう。
そうやって踏んでいても、平均燃費は10.5km/リットルです。GHのときは9.4でした。改善しています。世間にくらべてあまり良くないとおもわれるでしょうが、まあ、わたしの通勤路には500メートルおきに信号機がありますからね……。ただ、この改善にはi-Stopが貢献しているとおもいます。アイストしている時間がすでに15時間をこえました。どれだけストップ&ゴーしてるっちゅうねんという話です。
このi-Stopとi-Eloopのせいだとおもうのですが、エンブレにはやや違和感あり。25Sの場合は減速して30km/hを下回りそうなときに、強めのエンジンブレーキがかかります。オルタネータのせいかなあ。というわけで、GJの場合は、アクセルは離したりせず、踏んだり緩めたりの繰り返し操作をしたほうがよさそうです。
ちなみに、「ドライブセレクション」という名のオーバードライブスイッチも使ってみましたが、たしかに低速時に勢いは出ます。でも、スピードに乗ってもギャーンと回り続けるエンジンにちょっとしたCVT感を味わえるので、アクセル踏み増しのほうが気分としてはよいのではないでしょうか。
2.デザイン(外装)
渋茶のボディは黒にくらべて汚れが目立ちにくいので、洗車回数が減って助かっています。Dラーのおねいさんにも、きれいですねーと言われ、そのあとで「よく見たら汚いですね」と言われて微妙に凹みましたが、そのくらい滅多に洗車せずとも済む。それで、たまに洗車したら、ボディーの彫りの深さにちょっと感動しました。たとえば、ここ。
ボンネットの先からサイドミラー下部まで第1の線がはいって、その少し前から第2の線がはじまる部分。この力強さにはうっとりします。
GHのデザインは「すっぴん女子高生」と評されたこともあるようですが、GJの魂動デザインは肉食獣。ネットの情報によると、アッパーグリルから全体のデザインが構想されたということだそうですが、鼻が横に大きな肉食獣で、面長(ロングノーズ)というと、牝ライオンですかね。GJにたてがみはないですからね。

(from PublicDomainPictures)
でも獲物を捕らえるライオンということであれば、全長のあるアテンザよりも、ハッチバックのアクセラのほうが躍動感が大きいようにおもいます。
もうひとつ、テールランプのデザインも気に入っています。

って、中身かい!GHの、クリアカバーのなかに赤いテールがおさまっている多層構造も好きでした。GJは離れて見るとほとんどわかりませんが、複雑な構造が細胞や器官のように構成されているのがお気に入りです。いいんです。誰も気づいてくれなくても。
何と言うか、GHが面をスムーズに構成していたのに対して、GJは内側に詰まったものを表現しているような気がします。解放される力というより、包み込む力でしょうか。力の向きが大きく変わっているんですね。
ところで、チタニウムフラッシュマイカのボディーカラーは、わたしもまだ他にすれ違ったことがありませんので、参考までに色の感じがわかりやすい画像を載せておきます。

3.デザイン(内装)
内装は高級感がでたと言われますが、ちょっとスッキリすぎて、淡白な気もします。エロさが足りないので、シフトレバーの前に小さな青い灯りを買い足してみたりしました。

前々回も書いたように、GJ前期にくらべて小物入れや、ドリンクホルダーなどにいくらか改善がみられますが、全体として「Be a driver」な思想で、車内空間の有効利用なんかよりも、「運転に集中しろ= Be a driver」ということのようです。HUDがあるので、インストルメントパネル内のスピードメーターは滅多に見ません。というか、HUDも見ません。前方の視界の下で、眼の隅にとまっているだけですね。右側のインフォディスプレーは燃料計と、前方を走るクルマとの距離計になっていますが、燃料計はともかくとして、距離計はHUDの表示とダブります。ですから、これも見ません。むしろ、反射光で見えにくいことが多々あります(タイトル画像参照)。NDロードスターで左側に移設したのは、そのせいもあるんじゃないでしょうか。
要改善ポイントは他にもあります。Aピラーは合流点などで左側から走ってくるクルマやバイクの姿をちょうどよいタイミングで隠すことがあり、油断できません。GHよりも後ろに寄ったせいでBSMの表示がつくようになったサイドミラーと同様、将来的には何らかの安全装備でカバーしなければならない部分でしょう。
あんまり文句を言うのもなんなので、内装の気に入った質感の部分を挙げておきます。部品の名前がわかりませんが、黒と白の革のあいだを仕切る、この金属感がいいですね。
他にもマツコネなど、書きたいことがありましたが、さらに長くなりそうですので、今回はこの辺で。長文にお付き合いくださり、どうもありがとうございます。
Posted at 2015/06/11 19:17:13 | |
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