江戸崎散歩

私のFanであるKP47さんのブログに刺激され、母親のホームを訪問するついでに、私の生まれた町の隣町、江戸崎の街を歩いてみました。

旧江戸崎は、現在稲敷市の一部となっています。
つくば市から私の故郷、牛久市を流れる小野川が霞ケ浦に流れ込むところにある古い町です。

常磐線が明治時代に龍ヶ崎市民の反対運動に遭って路線から離れてしまい、取り残されてしまった地区です。
現在は、圏央道のICが近くにできて、発展を取り戻せるかどうかというところです。

ただ、新しい道路の周りはともかく、旧市街は別の意味で見る者を楽しませてくれる風景がいっぱいです。


まず、KP47さんが紹介されていた、吉田家さんに昼食を
古い通りから駐車場の看板を入ると、広いタクシー会社の駐車場に

朽ちたクルマがガレージの中に

そこを右に折れて、一番奥が吉田家さんの駐車場です。


ここにクルマを停めて






ここから、店の横に入る裏道を

何とも、いきなり東南アジアに入り込んだ錯覚に




店の横の入り口にいたおばさんが店の中に案内してくれました。

中に入ると、思いっきり昭和の雰囲気を楽しめます。
1階の席はほぼ満席、丁度二人席のテーブルが空いていました。

グランドメニューは別にありますが、目玉はワンコインランチ
まず、日替わりのワンコインランチ


そして、週替わりのワンコインランチ


更に、固定のワンコインランチ


カミさんは天婦羅のランチ、私は週替わりのランチ（かぼちゃのコロッケ）を注文しました。
ご存知かと思いますが、江戸崎はブランド物の江戸崎かぼちゃの産地です。



丁度、いっぱいだったお客さんが一気に帰り、新しく入ったお客さんは二階に案内されました。

一番奥に階段があります。

カミさんの天ぷらのランチ


私のかぼちゃのコロッケのランチ

何故かコロッケが二つ、小さい方はジャガイモとトウモロコシのコロッケでした。
かぼちゃのプリンと果物の缶詰がデザートに付いています。

こちらが食べかけのかぼちゃのコロッケ、あまり味は付けてないようです。

味噌汁は昔の田舎の家庭の味でした。

それなりの味、それなり以上の量で満足しました。

レジの後ろの棚に、殺虫剤のスプレーが沢山。
アリからスズメバチまで・・・。


正面から店をでて


この先が霞ケ浦に流れ込む、小野川の橋です。


ここから、旧市街に向かいます。

半世紀前、東京オリンピックの聖火リレーの中継地点がちょうどこの辺で、子供の頃、自転車で見学に来たのを思い出します。

こちらがタクシー会社の正面




古い歯医者さんの前の紫陽花


「なかひら」ではなく、「なかへい」という洋品店


こちらの角に、昔から有名な「甘太郎」、昔の主婦のスウィーツでした。



散策の帰りに寄ってみることにします。

短い、昔のメインストリート



「文化家庭金物」


こちらは新しい、かぼちゃが売りの和菓子屋さん




こちらは？

おもちゃ屋さんでした。


稲敷の消防隊員はカッコいい！


こちらは、小さい寄席のような




ここが江戸崎のバスステーション、「江戸崎駅」、昔からありました。




待合所、コインランドリーとなっていますが、中は座敷になっています。
ここも、何とも情緒があります。

野原集落センター前行のバスです。


これは、何の店の作業所でしょうか？




「甘太郎」に戻ってきました。

自動焼き機で、人間は油を引くだけ。あとは機械ロボットが両側の皮と餡を注入しひっくり返して焼きあがります。


購入し持ち帰った甘太郎

大判でグッチり大きい豆が入った黒餡と白餡です。



駐車場に戻って、吉田家さんの裏。

いきなり東南アジアに瞬間移動したか半世紀前にタイムスリップしたような散策でした。

KP47さん、懐かしい思い出のきっかけを作っていただき、ありがとうございました。


そして、長々と最後までお付き合い、ありがとうございましたm(_ _)m