今回はちょっと長くなりそうなんで、最後までお付き合いを(笑)!
おととい、筑波サーキットで開催された『ハイパーミーティング』で、
2016年のJPSC第1戦、20LAP耐久レースを実施した。
エントリーマシンは…
昨年末のSSTディフェンディングチャンピオン、
TRUST/武藤・長谷川・岩澤
愛知からの遠征組、
BRIDE/番場 彬
と、
WALKER JAPAN/竹内俊夫
岡山からひとりで自走という、気合入りまくりな…
ハートアップワールド/佐藤義寛
宮城は名取から必勝態勢で臨む
K-RACING&HAVE FUN&MV SUPPORT/采女秀樹・中村義彦
さらに、昨年のJPSCで光る走りを見せた一般ユーザー代表として…
手前:X-TRAD1人でがんばるもん♪/西岡輝生
中:シロウトプロボックス/小船・今井・青木
奥:三晃自動車/山田・増田・鈴木
そして、フルラッピングを剥がして心機一転!
我らが(笑)モーターヘッド!!
MOTORHEAD Probox GTS/髙田・中村・廣嶋
この9台で、予選15分、決勝20LAPのレースを戦うのだー!
朝9時半からの予選は完全なウェットコンディション。
今回オレはまなぴ~とともに実況をやろうと思ってたんだけど、
サーキットに行くとダメだね~
走りたくなっちゃっうから(笑)。
つうわけで、予選は今回初めてプロボックスで走る、
モーターヘッド髙田編集長に乗ってもらいつつ、
最後に数ラップだけオレも乗ることにした。
で、↓予選結果↓
PP:シロウトプロボックス
2位:TRUST
3位:WALKER JAPAN
4位:BRIDE
5位:K-RACING&HAVE FUN&MV SUPPORT
6位:三晃自動車
7位:ハートアップワールド
8位:X-TRAD1人でがんばるもん♪
9位:MOTORHEAD Probox GTS
ディフェンディングチャンピオンのTRUSTが、まさかの2位という波乱。
さらに、MOTORHEAD Probox GTSはトップからなんと14秒落ち、
8位のX-TRADからも5秒落ち…という醜態をいきなりさらす(笑)。
さすがにこれだけタイム差があると、
「ほら、ウチだけエコタイヤだから」
という言い訳もかなり苦しい。
がしかし! 決勝はリバースグリッド、
ブッチギリでPP獲得なんでヨシとする(笑)。
決勝は12時55分から。
この時間になると雨も上がり、路面もドライになった。
MOTORHEAD Probox GTSのスタートドライバーは…オレ(笑)。
フォーメーションラップで隊列を引っ張りながら、
「こりゃパフォーマンスも必要だろ」ってことで、
コース幅を目いっぱい使って大きく蛇行し、
タイヤを温めてる“風”なことをやってみたりすると、
後続車もみんな同じ動きしてるから笑える。
スターティンググリッドに全車整列。
レッドシグナルが点灯、消えた瞬間にダッシュを決める!
あとで聞いた話だけど、となりにいたX-TRAD号は、
「グリーンシグナルが光ると思ってた」とのことで完全なスタートミス。
てか西岡さん、オレがフライングしたと思ってたようだ(笑)。
朝のドラミで、そこんとこちゃんと説明してたでしょ?
1コーナーから1ヘアまではなんとトップを死守したものの、
ダンロップから2ヘア、バックストレート立ち上がりで、
まぁバンバン抜かれること…(泣)。
オープニングラップは、たぶん5~6位くらいまで脱落してたハズ(笑)。
逆に、去年のSSTで4周目までトップをキープしてた
NOB谷口ってのはやっぱスゲェんだな! と走りながら実感。
7周走ったとこで、高田編集長にドライバーチェンジ。
「とにかくブツけんなよ(怒)!」の指示を忠実に守って走ってるようだ。
で、7周走ってMSGアクティブゴッズ中村に交代。
この時点でMOTORHEAD Probox GTSはすでに周回遅れになってて、
既定の20周は走れないことが確定~。
ちなみに、MOTORHEADチームの各ドライバーベストタイムは…
廣嶋:1分18秒312
髙田:1分21秒272
中村:1分17秒647
ゴッズ中村、ファイナルラップでベストタイムを刻む!!
チェッカーを受けた時点での順位と周回数は↓こんなだ。
優勝:TRUST
2位:K-RACING&HAVE FUN&MV SUPPORT
3位:BRIDE
4位:三晃自動車
---- 以上20LAP ----
5位:シロウトプロボックス
---- 以上19LAP ----
6位:ハートアップワールド
7位:MOTORHEAD Probox GTS
8位:X-TRAD1人でがんばるもん♪
---- 以上18LAP ----
9位:WALKER JAPAN
---- 以上6LAPリタイヤ----
実はトップでチェッカーを受けたのはK-RACING&HAVE FUN&MV SUPPORTだったんだけど、
コース外を走行したってことで(3ワイドになって行き場がなくなったから仕方ないんだけど…)、
順位がひとつ降格ってな裁定が下されちゃったんだよねぇ。
なわけで、終わってみれば1~2位は、
去年の筑波SSTと同じ結果だったってわけ。
レース終了後、TRUSTブースに足を運んでみると、
筑波2連勝を達成したTPRT(トラスト・プロボックス・レーシング・チーム)の
川島監督が満面の笑みでピースサイン!
てか、運転席のあたりにはTPRT名誉会長(!?)の
渡部参謀長官もカメラ目線でピースしてるじゃん(笑)!!
いやはや、2連勝おめでとうございまッス。
一方、順位降格で惜しくも2位だった、
K-RACINGの菊地さんは、ちょっとシブイ表情…。
今回はザンネンな結果だったけど、
また次、ガンバりましょうよ。
次戦は地元の菅生なんだし。
“名取の帝王”が、そんなシミったれた顔してちゃあイケマセン!
WALKER JAPANがトラブルで戦線離脱したのは惜しかったけど、
接触やクラッシュなどもなく、至って紳士的におわったJPSC第1戦。
初めてBRIDE号に乗った番場選手は、
「こんなに楽しいとは思わなかった!!」と、
JPSCのことを大絶賛してくれたし、
観客席で観てたひとたちも楽しんでくれたと思う。
その証拠に、ハイパミに関するみんカラブログを徘徊してみると、
「プロボックスのレースが面白かった」というコメントがけっこうあるから。
で、レースが終わってウダウダしてると、
ハートアップワールド号はレース中にミッショントラブルが発生し、
最後は5速しか使えなかったという、いつぞやのF1ブラジルGPで、
A.セナが6速のみで劇的な優勝を飾ったような状況だったそうだ。
さぁ、出番ですよ~ゴッズ中村~!!
原因は、タービン周りの熱でシフトワイヤーが通ってるホース(ガイド)が溶け、
そこでワイヤーが逃げてしまうため、シフトチェンジできない…という状況。
そこでまずはシフトワイヤーを取り外して、
ホース(ガイド)の溶けた部分に、
空き缶から切り出したアルミ板を巻いて応急処置。
シフトフィールが若干シブくはなるけど、
ちゃんと1~5速、リバースも使えるようになって見事復活!
さすが、ゴッズ中村!
現場力がハンパねぇ!!
こんな頼もしいひとがチーフメカ兼ドライバーなんだから、
MOTORHEAD Probox GTSはホント恵まれてる(笑)。
で、夕方5時。
陽もだいぶ傾いてきて、ボチボチお開きだね~ってとこで集合写真を。
美しい(笑)!!
別角度からもういっちょ。
みんな個性的ですな!
というわけで、JPSC第1戦にエントリーしてくれたみなさん!
お疲れさまでした&ありがとうございました!!
次戦は6月5日、スポーツランド菅生でのハイパミでございます。
それと!! プロサクオーナーにお知らせが。
4月24日(日)に富士スピードウェイで、
『モーターファンフェスタ』なるイベントを三栄書房が開催するんだけど、
そこでオプション編集部が「OPTキャラバン」を開催!
当日、朝8時から西ゲート付近にて、
先着順250台まで受け付けるんで、
プロサクオーナーは集結せよ!!
オレは、モーターファンフェスタ運営委員のメンバーになってて、
MOTORHEAD編集部としては直接的に関係ないんだけど、
当日、実は「OPTキャラバン」の現場監督を任されてるのだ(笑)。
当然、MOTORHEAD Probox GTSも展示する。
今回、ハイパミin筑波では、
プロサクオーナー向けのイベントを開催できなかったことが
オレとしてはすごく心残りだったんで、
その分を4月24日の『モーターファンフェスタ』で取り返そうと。
あと、今年のJPSCに関して、去年までオレが所属してた
三栄書房・広告営業部とオプション編集部に任せようと思ってたけど、
今回の筑波でJPSC参加者といろいろ話をして、
「やっぱオレが仕切らないとダメだな!!」と痛感。
幸いなことに、今回初めてプロボックスでサーキットを走った
モーターヘッド髙田編集長が「コレは面白い! 大化けするよ!!」と、
ヒジョーに前向きかつ興味を持ってくれたのもプラス要素。
そんなこんなで、広告営業部のハイパミ担当とタッグを組み、
メーカー&ショップ、プロサクオーナーに向けて、
JPSC情報を発信していくんで、みなさんヨロシクです!!