この記事は、
とりあえず日記調に について書いています。
しげこふさんのブログを読んで思い出したことがあるので、
ちょっと長くなりそうだけど書いてみようと思います。
もう10年ほど前の話ですが、
当時の彼女の親戚の家でコーギーを飼っていて、
その家には5歳と3歳の子供がいました。
そのコーギー、名前はもう忘れてしまいましたが、飼い始めて半年くらいで、
交通事故で亡くなってしまいました。
その事はまだ小さい子供たちにとってはとてもつらい経験でしょう。でも、
亡くなった犬はかわいそうだけど、子供たちはそのことから多くのことを学び、
優しい心を育むことができた
はず……。
しかし、その時、両親
はその犬が「死んだということ」を子供たちに教えませんでした。子供たちが悲しむといけないと思った両親は、
「怪我をしたので入院するけど、すぐ帰ってくる」と説明しました。
もちろん子供たちは事故のことを知っているし、亡骸も見ているのに。
そして、数日後。
両親は別のコーギーを買ってきて、「○○ちゃんが帰ってきたよ」と子供たちに話しました。
なんなんだよそれ!!そんなことでいいの?
そんなことで子供たちは命の大切さがわかる人に育つ???
悲しい思いをさせちゃいけないから???!!
死の悲しみを受け止めるからこそ、優しい心が育つんじゃないの??!!!
命には替わりなんてない。壊れたからまた同じのって、おもちゃじゃねーんだ!!!!
それに、それではあまりにも亡くなったその犬がうかばれない、かわいそうだ。
子供たちはその子の死の悲しみを思い出すこともない。悲しんでないんだから。
楽しかった思い出もどっちの犬かわからないでしょう。
居なかったことにされてしまった。
次に来た犬もその子の個性は最初っから無視?
どっちの犬もそれではかわいそうだ。
犬が亡くなった後、また犬を飼うことはいい。
しかし、
亡くなった悲しみをしっかり受け止めるからこそ
次に来た犬をさらに大切にできるんじゃないの?
しげこふさんのおっしゃるとおり、生き物を飼うことは楽しいことばかりではなく、必ずつらいことも着いてまわります。
そんな経験の中から優しい心、命を大切に思う気持ちを育てていくのでしょう。
これじゃ全く逆。命を軽く考えてしまわないですか??
まあ所詮私は他人。その両親とも直接の面識はないので
とやかく言える立場ではありませんでしたけど。
ものすごく悲しかったことを覚えています。
もう何年も前の話しで、今どうなっているのかわからないし、
まず会うことはないだろうけど、
変なふうに育ってないことを願います。
Posted at 2007/02/07 19:46:03 | |
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