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2007年02月27日 イイね!

初めての入札

初めての入札(体験談その3 です。ここまで長々書いてしまったので、もう最後まで付き合ってください。)
早速送られてきた添付ファイル(画像左側)を開くと、認定中古車らしき1台が写っています。さっそく聞いてみる事にしました。
「これディーラーの車ですか?」
「会場は出品者の事は教えてくれません。車で判断するしかないです。」
そりゃそうだ、とディーラーじゃなきゃ知らなそうな年改部分を聞いてみると、ナカナカいい手応えです。車検もたっぷり、新車保障も1年残っていますが、いわゆる標準装備で電動シートではありません。
でも、オークション車としては安心感は高いし、入れようか、うーん…。
悩む時間はあまりありません。考えているとうちにもう1台、出て来ました。
今度は1年半落ちのスポーツパッケージ、2万キロ。延長保障に入っているので残り1年半はメーカー保障あり。セリは左の方が1日早く行なわれます。
早速問い合わせると、電動シートではないが革でサンルーフ付評価点5はなかなか無いので状態は全く問題ないでしょう。2万キロ走ってエクボ一つない非常に丁寧に使われていたことが想像できます。
こいつの問題は左ハンドルであること。家人に聞いてみたところ
「そんなの問題外」
だそうです。これは良き家庭人?を目指す自分にとって「対象外」ということで、残念ながらウォッチ・リスト入り決定。左側の車両の現車確認を待って、入札する意向を決めました。

当日の朝に現場担当(会場が地方などでは下見代行というやり方をします)から連絡が入ります。機関関係ではエンジンを掛ける、オイル漏れ・滲みの目視、外内装チェック、エアコン等の操作など、共通の事項は下見代行もプロ(査定士)なので自動的に見てくれます。それ以外はあらかじめ伝える必要があります。たとえば「距離計」などの表示。デジタル表示の場合ドット欠けしたりすると「距離不明」で車検が通らない場合もあります。修理費も高い場所です。今回は保障期間内なので、そこら辺はまず心配いりませんので、オプションの方を重点的に確認して貰いましたが、おおよそ金目のモノはついていませんでした。
車の現況を聞いたところで、いよいよ入札の上限を伝えます。代行業者の担当さんが
「ああ、まあ良いところでしょう。」
という金額を言って、あとはコチラは待つだけです。どのタイミングで入れるとか、一気に入れるか、途中で上げるか、などセリの流れの中でのコツがあるみたいですよ。開始時刻はわかっていますが何番目に出てくるか、何時になるかはその場までわかりません。
(会場によっては当日持ち込まれてセリにかけられる車もある)

開始時刻から3時間ほど、担当さんから連絡がきました。
「今終わりました。結果は後ほど送りますが、落札できませんでした。1万円差です。」
えー!いちまんえん…。
「途中まではいい感じの伸びで、これなら予定金額に納まると思ったんですが、最後の1分でボン、ボンと上がって越えてしまいました」
1万円差といっても2万プラスしたら落ちる保障は無いわけで、相手がいるオークションとはこういうものでしょう。しかしながら1万円差とは小癪な!僅かな差で落札できないと相当に悔しいということもわかりました。
1日後に行なわれた右画像の方に勢いで入札しなかったのは「問題外」の一言のおかげ、それさえなければ確実に湯気立てながら入札していたと思います。セリは入札していた左画像よりも高い金額で終了。予想以上に差がついて、ますますもって1万円差が悔やまれる結果でした。
(さらに続く)
Posted at 2007/02/27 18:00:33 | コメント(8) | トラックバック(0) | オークション購入 | クルマ
2007年02月25日 イイね!

いよいよ参戦開始

いよいよ参戦開始(オークション体験談その2 です)
過去の出品票と落札・流れなどの結果から、自分なりに相場観みたいなものを作っておきます。X3の場合、いかんせん絶対数が少なく詳細に目を通せたのは成立20件程度ですが、その中ですら「おや?」と思うぐらい高めだったり安めだったりとバラついています。おや?と思う理由を自分なりに探すわけです。小傷やオプションの差がどう値段に反映したか想像しながら、自分の中でこのオプションならプラス何万と決めていくようにしていました。黒ならプラス15万、サンルーフでプラス5万という具合です。当然欲しいオプションは高くつけます。ちなみに中古車ではサンルーフは人気があるそうですよ。
余計な物はついてないほうがいい。
という考えもありますが、輸入車のオプションは新車時には
「なんか値段の付け方、違うんじゃないか?」
というぐらい元の値段が張るものなので、ついていた方が割安ではあります。もともとタマの少ないX3、「年改後の3リッター」では全然ヒットしないので、「年改後」OR「3リッター」に条件変更して知らせてもらうようにしておきました。
画像は実際に届いた出品票の一例です。年式、走行距離、オプションなどが書かれています。スポーツパッケージというのはスポーツサス&18インチ、セットオプションでシート、ステアリングなどが特別装備になるお買い得ものです。
設定価格の高い純正TVナビもついていますが、H19年7月に車検ということはメーカーの新車保障はすでに切れています。現状渡しのリスクを考えると保障期間は半年ぐらいは残っていて欲しいところ。さすがに手を出す気にはなれず入札は見送りました。結果を見てもらったら取引成立。価格も装備を考えれば妥当なところですが、自分の予想よりは高くなっていました。保障期間外というところで予想価格を下げたんですが、そこまで下がらず成立していました。

また一つ手持ちのデータが増えたところで、ついに
「H17式、3.0iが出ました」
と電話が来ました。簡単に概略を聞きます。
「シルバー、4千キロ、後でファイル送ります」
4千キロって…試乗車?(まだ続く)
Posted at 2007/02/27 02:03:34 | コメント(4) | トラックバック(0) | オークション購入 | クルマ
2007年02月23日 イイね!

オークション体験談 その1

オークション体験談 その1前回は画像のみで車両の説明がありませんでした。
改めて紹介すると購入したのは「X3 3.0i」というモデルです。
こんな形のクルマです。


ここからはオークション体験談です。

X3に狙いを定めたのは、国産代表が「アウトバック3.0R」というところから憶測してください。(わたしから見れば結構、似たもの同士なのです。この2台)
BMWの場合、X3に限らず黒が一番人気、ついで白、それ以外はほぼ同じです。色だけで20万ぐらい違います。値段のつくオプションはサンルーフ、ナビ、革内装あたりらしく新車を買うときは下取りに関係するので大事かもしれません。
色はなんでも良かったので、エンジン、電動シートの優先順位で絞っていきました。X3に搭載されるのは、いまや旧世代に属するM54というエンジンです。M3用(S54)のベースともなったスモール・シックス最後のM型、プロペラマークの代表的な六発です。
(M54に興味があればココでもみてください。ヒストリーがわかります。)

どうせならトルクの厚い方を狙いたい、ところがどっこい3リッターモデルが出てこない、元々2004年発売のモデルでタマ数がまだ少ない上に、主流は圧倒的に2,5リッターモデルです。
「年改後の2005モデルがいい。絶対3リッターが欲しい。」と騒いでいるのでますますありません。全国の会場を当たっても選ぶほどの数がなく、週に1台出るかどうかというところでした。1年落ちのアッパーグレードという狙い目は自分で自分の首を絞めているようなもので、逆に2006モデルがディーラーに試乗車上がりの売り物でチラホラあります。でも高くて予算的にお話にならないです。
また面倒な事に2005モデル=2005年式とは限りません。’04モデルも登録月日によっては’05年式になるわけでココが中古車のややこしいところ、現車確認が欠かせないわけです。年改の細かい変更箇所を探して識別点を調べたり、ウィークポイントを調べる作業は結構面倒でしたが、後悔しない買物にするため出来るだけの予備知識は手に入れました。

あとは出品票を見て判断するだけですが、X3はまだ売買件数が少ないので相場らしい相場は出来ておらず、なんとなく成り行きで値段がきまっているような状態です。タマが多いと年式・色・グレードで値段が決まり、ちょっとした上げ下げは傷などの評価で決まるのですが、未だそこまでの状況にはなっていません。過去6ヶ月ぐらいまで遡ってオークション相場を調べてみましたが買いたい人が重なれば上がり、いなければ流れるというホントのセリ状態です。ただ認定中古車というものが、一つの指標(上限)となっているのは確かです。
さあ、そういう状況下で参戦開始です。(続く)
Posted at 2007/02/24 14:19:20 | コメント(6) | トラックバック(0) | オークション購入 | クルマ
2007年02月21日 イイね!

オークションの結果発表!

オークションの結果発表!お待たせしました。
これが我家に仲間入りした新しい車です。
(一部の方はすでにご存知だったと思いますが…)

さてさて、各方面からのご期待にそえる発表になったかどうか…。
納車はされていたものの、なかなか時間がとれずに遅くなりましたが、車の詳しい紹介はあとにして、とりあえず画像を出しておきます。
(この個体はオプション色々のお大尽仕様であることが届いてから判明)

値段の話はちょっと生々しいので、こういう場で暴露は憚られますがお会いした方には正直にお話ししてます。概ね皆さん驚かれています。(ムフ♪)
少なく見積もっても店頭価格で購入する場合より相当安く入手できました。
落札価格以外にかかった費用は代行手数料・陸送費・登録費用(名変含)です。登録を自分で行えばこの費用も実費のみなので更に安く上がります。今回の場合、車庫証明以外は依頼して、乗出しまでの費用で約40万。税金が相当額かかっていることを考えれば納得できる金額でした。

さてオークション購入を実際にやってみて思ったことは、
1.見ないで買う根性(出品票は写真1枚)
2.全額先払いする根性(諸費用分も先払い)
3.文句を言わない根性(なんたって現状渡し)

が無いと難しいという事です。なんたってコレを百万単位の買物でやろうっていうんですから少々度胸は必要です。でも購入対象を真剣に絞っていけば決して恐れるほどではありません。
見ないで買うことには大きなリスクがありますが、それを超えるリターンを得られると思います。全てがうまくいくとは限りませんが、トライする価値はあると感じました。しかも購入価格が高いほどリスクもリターンも大きくなるという魅力的な罠も待っています。
わたしは今回のことで味をしめたので、また次もやらかすと思いますよ。
かなり先のことでしょうけどね!
Posted at 2007/02/22 19:55:27 | コメント(8) | トラックバック(0) | オークション購入 | クルマ
2007年02月05日 イイね!

オークション購入 その4

(またまた字ばかりです。忘れないうちに一気にアップしてますw)
さて着手金を入れて正式に依頼主になり担当者も決まると、候補車の過去のデータや相場の話、オプションの値段などいろんな情報提供を受けます。入札価格を決めるのに大変重要な情報ですが相手は
「売買のプロ」であって「特定の車のプロ」ではない
ということに注意が必要です。車種特有の弱点(例えばFならガスケット)を聞くのはお門違い、そういうことは自分で調べて
「下見でココを入念に見てください」
と依頼するほうがスマートで確実です。

何度かやりとりしていると、話の流れでいろいろオークションの裏話?が聞けます。いくつか面白いと感じた事を紹介します。
1.おおらかな人向き:見ないで買うわけだから、予想と違う場合も十分ありえる。特に塗装状態に過剰な期待をしてはいけない。検査員が見落とす傷などもある。
2.ニッパチの法則はあてにならない:店頭で売れない分コッチは多いかと思ったら、そうではない模様。全体では1月から12月に向けて価格も流通量も上がる傾向。ただし流通量が少ない車はあまり変わらない。
3.線引きは200万:200万以下の車はどんどん動く。超えると動きは徐々に渋くなり、300万超えは一気に鈍る。業者が利益を乗せて店頭に出すとなると…まあ、納得。
4.会場により特性がある:輸入車はUSS東京がずば抜けて取り扱いが多く、農協系は格安車が出る。大都市圏では高額車が出るが小中地方都市ではあまり出ない。
5.北海道会場は注意:融雪剤の影響を受けた車が出てくる。他の積雪地帯とはちょっと違うレベルらしい。
6.積雪地帯の会場は積雪前が狙い目:車の保管場所の関係から積雪前に在庫整理のため出てくるタマがある。この場合は売り急ぐ傾向あり。

いかかですか?
ナルホド!と思うものがあるでしょう?


さて、わたしの入札もすでに始まっています。
コレばかりはタイミングと相手があることなのでいつとは言えませんが、
じきに結果がお知らせできる時がくると思います。
Posted at 2007/02/05 00:41:57 | コメント(5) | トラックバック(0) | オークション購入 | クルマ

プロフィール

「復活にむけて その4 http://cvw.jp/b/190225/41636784/
何シテル?   06/22 22:59
40代、千葉海岸沿い居住、子供2人。 思い切りスーパーカー世代です。カウンタックは300キロ、BBは302キロ出ると信じていました。消しゴムをはじいて競争もし...
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