(体験談その3 です。ここまで長々書いてしまったので、もう最後まで付き合ってください。)
早速送られてきた添付ファイル(画像左側)を開くと、
認定中古車らしき1台が写っています。さっそく聞いてみる事にしました。
「これディーラーの車ですか?」
「会場は出品者の事は教えてくれません。車で判断するしかないです。」
そりゃそうだ、とディーラーじゃなきゃ知らなそうな年改部分を聞いてみると、
ナカナカいい手応えです。車検もたっぷり、新車保障も1年残っていますが、
いわゆる標準装備で電動シートではありません。
でも、
オークション車としては安心感は高いし、入れようか、うーん…。
悩む時間はあまりありません。考えているとうちにもう1台、出て来ました。
今度は1年半落ちのスポーツパッケージ、2万キロ。延長保障に入っているので残り1年半はメーカー保障あり。セリは左の方が1日早く行なわれます。
早速問い合わせると、電動シートではないが
革でサンルーフ付、
評価点5はなかなか無いので状態は全く問題ないでしょう。
2万キロ走ってエクボ一つない、
非常に丁寧に使われていたことが想像できます。
こいつの問題は
左ハンドルであること。家人に聞いてみたところ
「そんなの問題外」
だそうです。これは良き家庭人?を目指す自分にとって
「対象外」ということで、残念ながらウォッチ・リスト入り決定。左側の車両の現車確認を待って、
入札する意向を決めました。
当日の朝に現場担当(会場が地方などでは下見代行というやり方をします)から連絡が入ります。機関関係では
エンジンを掛ける、オイル漏れ・滲みの目視、外内装チェック、エアコン等の操作など、共通の事項は下見代行もプロ(査定士)なので自動的に見てくれます。それ以外はあらかじめ伝える必要があります。たとえば「距離計」などの表示。
デジタル表示の場合ドット欠けしたりすると「距離不明」で車検が通らない場合もあります。修理費も高い場所です。今回は保障期間内なので、そこら辺はまず心配いりませんので、オプションの方を重点的に確認して貰いましたが、おおよそ
金目のモノはついていませんでした。
車の現況を聞いたところで、いよいよ入札の上限を伝えます。代行業者の担当さんが
「ああ、まあ良いところでしょう。」
という金額を言って、あとはコチラは待つだけです。どのタイミングで入れるとか、一気に入れるか、途中で上げるか、などセリの流れの中でのコツがあるみたいですよ。開始時刻はわかっていますが何番目に出てくるか、何時になるかはその場までわかりません。
(会場によっては当日持ち込まれてセリにかけられる車もある)
開始時刻から3時間ほど、担当さんから連絡がきました。
「今終わりました。結果は後ほど送りますが、落札できませんでした。1万円差です。」
えー!いちまんえん…。
「途中まではいい感じの伸びで、これなら予定金額に納まると思ったんですが、最後の1分でボン、ボンと上がって越えてしまいました」
1万円差といっても2万プラスしたら落ちる保障は無いわけで、相手がいるオークションとはこういうものでしょう。しかしながら
1万円差とは小癪な!僅かな差で落札できないと相当に悔しいということもわかりました。
1日後に行なわれた右画像の方に勢いで入札しなかったのは
「問題外」の一言のおかげ、それさえなければ確実に湯気立てながら入札していたと思います。セリは入札していた左画像よりも高い金額で終了。予想以上に差がついて、ますますもって1万円差が悔やまれる結果でした。
(さらに続く)
Posted at 2007/02/27 18:00:33 | |
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