昨日から最後の稲の飼料米を収穫しています。
以前にも何回かコンバインネタを出していますが、こいつはなかなか操作に気を使う代物です。
簡単やと思う方も見えるかもしれませんが聞いてください(;´・ω・)
まず、家のコンバインは2台とも古く、特に俺の(2号機)は18年前のもので、親父の(1号機)よりも便利機能が付いていません。
とはいえ、操作はどちらもにたようなもん。
クローラの乗り物なんて建設業か農業、スキー場管理、自衛隊くらいしか乗らないでしょう。
コンバインの多くは前後進のレバーと左右操作と刈り取り部の上下を兼用したスティックで行います。
スロットルは別にあり、俺のは手動で動かしますが、1号機はIQアクセルというスイッチを押すと動作に合わせで自動で回転が上がります。
操作してる時はまるで戦闘機に乗ってる気分!(^^)!
で(;''∀'')、まず圃場に入る時から繊細な動作を強いられます。
言っておきますが、
あくまで俺の2号機で俺のやり方の話です。
刈り取り部を擦らない(刺さらない)ように高さ調整できるのですが、このスイッチを入れてると微妙に上下することができません。
弱めに上げると自動で下がっちゃうし、強めに操作すると上がっちゃって刈れません。
このスイッチは切っておきますが、あとで入れないと大変なことになります。
で、ゆっくり入るのですが、入り口は坂になっており、先端が入ったら上げて水平になるにつれ、降ろしていく動作が必要になってきます。
安易にやると先端が土に刺さってしまうか最初の部分がうまく刈り取れません。
このように刈り取り部の一番下に歯があり、下手に擦ってしまうと悪ければ刺さるか石を噛んで歯が折れてしまいます。
折れると一枚だけ変えれればいいのですが、全交換だと10万くらい。
安定したらスイッチを入れ、刈り取りを始めます。
2号機は切れ味悪いんで倒伏(刈り取り部の動くが早くなる)スイッチを押し、ゆっくり外回りを1周します。
一辺の突き当り近くに来たら高さ調整のスイッチを切ります。理由は畦やコンクリートの水路などに当てないため。
スイッチ入れててもできますが、操作があまいとすぐ下がって先端曲げちゃうか、うまく
刈り取れません。
何度も先端を曲げました(;''∀'')
次の一辺を刈るには90度曲がらなければなりません。
しかし、そのまま曲がったら稲を踏んでしまいます。
そこで一旦下がり、微妙に角度をつけ、斜めに刈ってターンするスペースを作るのですが、これを2、3回ほど繰り返します。
俺はターンしやすいように田植え時に角をコンバイン一台分の長さをL時に2条分省いています。
この時、畦に気を付けながらバックに入れつつスティックを上げます。
ここで切っていた高さ調整スイッチを入れずに刈りだすと、ちゃんとスティックで調整でてれば問題ないですが、忘れて下げ過ぎちゃうと勢い余って先端を突き刺し曲がっちゃいます。
当然繰り返すごとにスイッチを入り切り。 入り切りを忘れないのがいいか、高さに気を使うかどっちかですね。
これを4回こなし、2週目に入りますが、ここからは曲がる個所が狭くなければ一辺刈終わったら先端上げてバックしながら右にきり、次のレーンに合わせ先端を下し刈りだします。
この動作が遅いと早く刈れません。
2週目以降は少し楽にまりますが、下がぬかるんでるとそうもいきません。
湿地で無理やり曲がるとクローラが外れる可能性があるます。
はめこむにはぬかるみだったらその場で止めてジャッキアップするだけで至難の業(;''∀'')
ちなみに車高を調整(車高短、リフトアップ、ホットロッド、ローライダー・・・・比喩です想像してください)できるんで、それを生かせば(ジャッキを噛ませる等)作業が楽にはなりますが、ぬかるみじゃ・・・・
古いクローラだと切れる可能性もあります。
1号機の左側はヤバい状態。
うちの場合、純正クローラで一本40~50万($・・)/~~~
幸いネットで安いのを見つけましたが、それでも10~16万くらい。
俺のは2本とも変えましたが、1号機は右側だけ。
でも、先日頼んだんで物は確保。 近いうちに代えます。
基本うちのは4条刈なんで、無理やり5条刈れますが引っ張っちゃってこぼしちゃうんで無理はしませんが、寝てたりすると基準が見づらいんでここでも集中力が必要です。
また、何かの拍子に多く刈り取り過ぎて詰まることもあります。


先端で詰まるか途中で詰まるかによっては難易度が高い。
稲が湿気ってたり、先ほどのように大目に刈ってしまうと起こりやすくなりますんで、常に音に気を使ってます。
刈刃に詰まった場合、気が付かなかったら根っこごと引き抜き、どこかしらで食いついちゃって取るのが大変((+_+))
毎年、何らかのトラブルがあります。
多々な動向に気を使いながら最後の方になったら、今回初体験の気の使い方をします。
それは動物。
前にも書きましたが、ここらにはタヌキやキツネが生息しています。
最初の方に音で逃げてくれればいいのですが、奴ら、最後の方のモヒカン状態まで追い込まれてしか逃げません。
今日もキツネが逃げていきました。
忘れてたのが刈り取った米の排出。
軽トラに積んだ大きな袋に入れるんですが、ちゃんと合わせないと袋が傾き、搬送時にひっくり返ってしまいます。(その前にタンクが満載アラームがなりますが、都合上刈り
続けないといけない場合、溢れるのを気にしつつ続行)
1号機は伸縮機能が付いていますが、2号機はないんで前後させながら合わせます。
丁度で止める際、前後レバーが甘いんで停止位置にしても動いちゃうんで、必ず中立位置に(クラッチヲ切る)しなければなりません(あくまでうちのコンバインの話です)。
以前親父が怠って水路に落とす所でした。
たまたまうちの機械の特性などもありますが、最新の機体でもスピードが上げれると引き換えに気を付けなければならない事も増えてますし、逆に便利な機能も増えてます。
今時な便利な機能を備えた車でも甘えずに気を使って乗ってもらえる事を願ってます。
ATでも甘えずに。
もうすぐもう1台増える可能性があります。
うちの2台より少し新しいとの事。
まだ交渉してないんでわかりませんが、これでキャビン付の購入が遠のくのと、キャビン付買ったら(数年後には買わなきゃなと思ってましたが)1千万超えな所、安く購入キャビンじゃないけど)できるなら後継機に悩む必要が無くなるかな?