真空蒸着装置

職場の真空蒸着装置です。昭和41年製のかなりレトロな機械です。
以前に載せたところ、意外な事にかなり反響がありまして。
PVレポート見ても結構ご覧になっている方が多いのにはびっくりしました。
蒸着ってそんなにメジャーでしたっけ？ギャバンのお陰かな？
最近使っていなかったのですが、昨日と今日で復旧作業をしました。
久々に動かしたら冷却水の銅の配管が水漏れしてました。
シンフレックスやシリコンホースで配管をやり換えました。
写真はベルジャーの中身です。
ベルジャーの真空を引くのに3時間から5時間くらい掛かります。
今の主流はターボポンプなのですが、こいつはディフュージョンオイルポンプなので（汗
銅製の電極が片側だけ蒸着されています。
前に蒸着したのはアルミなのでアルミが付いているのだと思います。
台座部分もSUS304の地金が見えている部分とアルミが付いている部分があります。
陰になる所には付かないんです。

これを使ってある物にメッキ処理をしようかと考え中です。