ロシア 核魚雷開発～日米に照準

１月２２日、モスクワのクレムリン（大統領府）で日露首脳会談が行われた



１月２３日

▼１面
日露首脳、平和条約前進で一致　領土「解決は可能」

▼３面
露、領土揺さぶる硬軟外交
交渉決裂避け最大利益狙う

「中露が手を組む事態だけは避けねば」　安倍首相が目指す日露新時代とは

「表と裏」使い分ける交渉術に翻弄されるな有料会員記事
日露首脳、一時は決裂の危機も新たな段階へ

そして、２月にも２回目となる日露外相会談が行われた。

日露外相が会談　北方領土問題など協議(2/17）
安倍首相はプーチン氏と昨年１１月の首脳会談で、平和条約締結交渉を加速させることで合意した。しかし、ロシアのガルージン駐日大使は

日本側との協議で、南クリール諸島の主権をめぐる問題や島の引き渡しに関する問題は議題になっていない

と述べるなど、現在も領土問題をめぐるロシア側の姿勢に変化は見られない。

報道を見る限り、やはり、露助は北方領土を返す気はさらさらなく、日本の経済協力が欲しいだけと思える。

だが、過去の交渉失敗の反省を踏まえ、途中経過の段階で具体的な内容は公表はしないだろう。

希望的観測ではあるが、今回は日露両首脳の決意は本物であると思う。四島返還は望むべくもないが、そこにプラスアルファをつけるには、日本にとってもロシアにとっても、世論をどう沈めるかが問題なのだろう。

といっても、ロシアはロシアだ。
相も変わらず、揺さぶりをかけてくる。

３月２日

露、北方領土開発へ　１兆４千億円規模で特区拡大計画

共同経済活動ねぇ・・・
１兆４０００億円をかけ経済特区の拡大ってロシアにそんな金はない。結局、平和条約締結により日本に払わせようとしてるのではないかな。

そして

露が北方領土で軍事演習　択捉と国後(3/12)

こういうこともむかつくのだが、更に、２月２０日核弾頭が搭載可能な新型原子力魚雷「ポセイドン」の発射実験の映像をロシア国防省が公開した。
プーチン大統領は、同日、

と発表した。

３月７日（日発行）

日本の「安全保障環境」は大丈夫？　ロシア“核魚雷”開発、中国膨らむ国防費、韓国は…　軍事ジャーナリスト「中朝だけに目を奪われていては危険」

露助は図体がデカい割には下朝鮮と同程度のＧＤＰしかない国だ。経済強化は出来ないが、軍事強化には熱心だ。
最も、実際に発表した通りの性能なのかは怪しいもんだが、馬鹿正直に公表する国はいないだろう。

それでも、軍事力を誇示し、敵をビビらせ、有利に外交を進める圧力としては有効な手段なんだろうね。北朝鮮の軍事パレードを彷彿させるが、冷戦期からの技術の蓄積は決して侮れない。

半島も支那も敵国、国防費増大、更にその先の露助の脅威も忘れてはならない事態となった。

あれ？
ロシアとは平和条約締結に向けて交渉しているんぢゃなかったっけ？