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２島返還となるのか、２島プラスアルファなのか


会談を前に、プーチン大統領（右）と握手する安倍首相＝１日、ブエノスアイレス（ＡＰ）

先月にシンガポールで行われた日露首脳会談で、
「昭和３１年の日ソ共同宣言を基礎に平和条約交渉を加速させる」
という合意を具体的なものにするため、交渉担当者を両国の外相レベルに引き上げる高官協議の新設を決めた。

返還される可能性が高まったとみていいだろうが、仮に、現実に２島が返還されたとして、島の帰属がどうなるのか、主権云々の具体的な内容は何らかの合意がまとまっている可能性もなくはないが、多分まだだろう。

もっとも、ロシアへの見返りが余りにも大きすぎる場合は手放しで喜ぶことは出来ない。ましてや、交渉相手がラブロフでは破談もあり得るわ。
また、４島をあきらめ、２島で交渉をするということは、ロシアの不法占拠を追認したとみなされる恐れもある。

１２月３日

日露首脳会談

日露首脳、外相を交渉責任者に　首相１月訪露前に会談

米、新たな対中関税を９０日延期　首脳会談　不公正取引の改善へ協議継続

日露平和条約交渉　領有権、ＥＥＺ設定など課題山積会員限定記事

Ｇ２０「反保護主義」入らず　ＷＴＯ改革推進で一致／SankeiBiz

存在感薄まるＧ２０　米中首脳会談の陰で形骸化会員限定記事

まぁ、でも４島に拘っていたらホントに１島も帰ってこないだろう。ラブロフの暴言を容認する気は更々ないが、それこそ武力行使以外の方法はない。

まぁ心情的にはそうしたい。日露戦争二連勝で祝杯をあげたい。露助と平和条約なんて、中国を米国が抑えている限りにおいては、どうでもいい。

ただ、現実問題として、戦争してまで取り返す対価としては割に合わず、それが外交の成果で返還されたとしたら、そりゃあもう、凄いことだと言えるのではないか。

まぁ、それもロシアが２島でも返還する気があるのならという前提での話になるが・・・

１２月３日

【一筆多論】

プーチン氏は信用できぬ　遠藤良介

日露交渉を良く知る鈴木宗男氏のインタビュー記事。

１２月１日（日発行）

日露首脳会談の展望は…「来年６月、Ｇ２０での平和条約に期待」　鈴木宗男氏インタビュー

ホントはね、
日ソ共同宣言もいいけど、平成５年（１９９３年）の東京宣言もあるんだけどね・・・
＞＞日ソ・日露間の平和条約締結交渉／外務省ホームページ

プーチンはこれを拒否している。

さて、本件については、次回は違う論調で、千島列島全部返せという主張に変わるかもしれないｗ
今のところは、概ね二島返還プラスアルファ、国後択捉からロシアの基地を撤退させることが出来れば大成功ではないかで落ち着いている。

首脳会談に臨む（左から）安倍首相、米国のトランプ大統領、インドのモディ首相＝１１月３０日、ブエノスアイレス（代表撮影・共同）

１２月２日（日発行）

日米印で中国牽制！　初の３カ国首脳会談で「自由で開かれた太平洋」打ち出す

モディ首相は、

日米印３カ国（Ｊａｐａｎ、Ａｍｅｒｉｃａ、Ｉｎｄｉａ）の頭文字を合わせた「ＪＡＩ」が、インドで「成功」を意味する言葉だ

と紹介し、緊密連携の重要性を強調した。

でも、インドは中国を刺激したくないというのが本音で、強硬策は消極的なんだよねぇ。

１２月２日（関連記事まとめ）

日米 貿易投資拡大で一致

首脳会談 対中連携を確認
日米印首脳 初の会談

Ｇ２０サミット、２日目の討議開始　首脳宣言、自由貿易の決意示せるか焦点
Ｇ２０　米中摩擦 自制促す
首相「利益にならない」


▼２面（右）

巨額貸し付け、中国への警戒強まる　Ｇ２０首脳会議

会談中止の米露首脳　“場外”で非難合戦
英離脱　日本企業への配慮要請　安倍首相、メイ氏と会談
▼３面(左）

日米印で新たな中国包囲網　日米完全一致で追い詰める有料会員記事

「ＧＭショック」米の強硬姿勢に拍車　日米首脳会談有料会員記事

日仏首脳会談　カルロス・ゴーン容疑者の司法手続き進める認識示す（SankeiBiz）

▼８面

日中首脳会談は関係改善で一致会員限定記事

習近平氏「保護主義批判」を封印　Ｇ２０で演説

日米首脳会談要旨「貿易投資を拡大」

米中対立は誰の利益にもならないというのは少し違うね。中国が弱れば地球にとって利益となるからだｗ

ま、それは兎も角、安倍首相凄いな。
米国、インドとは対中政策で一致したが、勿論習近平とも会談し、イギリス・メイ首相とＥＵ離脱で日本企業への影響を配慮するよう要請し、フランスからは求められてマクロン大統領と銭ゲバレバノン禿の件を話し、トルコのエルドアン大統領とも会談し、どんだけ重ねるんだというくらい各国とトップ会談を行った。

そして、本丸ではないと思うが、ロシアのプーチンとも会談する。

１２月２２日　冬至

かぼちゃの煮物は昨日２１日に食べ、夕食は「そぼろ」でしたｗ
ゆず湯と思ったけど、今日は風呂水ワンダーを入れて翌日沸かし直しするのでＮＧでしたｗ


知人に柚子をいただいたのですが、これは花柚子だね。

やはり本柚子と比べて香りは弱いです。
一日遅れの「柚子湯」となりましたが、何故か３つに減っていました。

しょぼっｗ

こっちのほうが良かったかもｗ


私はずっと仕事ですが、１２月２３日天皇誕生日は、連休の中日ということもあり、娘夫婦が孫を連れてやって来て、一日早いクリスマスパーティらしきものをしました。

でも、食卓には七面鳥代わりのチキンはあるものの、メインは寿司と鍋物ですｗ
クリスマスツリーはなく、寄せ植えのポインセチアだけｗ

クリスマスソングは歌わず、おしゃべりだけｗ

まぁ、クリスチャンではなく浄土宗の檀家なので、こんな感じでいいでしょう。


勿論、ケーキはあります。

歳の近い甥と伯母ｗ
ちなみに二番目の孫と次女です。

そろそろ帰る時間という声掛けに、孫のお姉ちゃんのほうが、「まだ帰りたくない」とすねたふりで別室に逃げ込み布団に入っていました。

そこに弱冠中学生の伯母が入り込み二人で寝たふりｗ
こちらは、長女と初孫です。
姪の方は、昼過ぎからずっと遊びまくっていて、お昼寝していないようでしたから、実際に眠かったのでしょうｗ

さて、そんなこんなで、今年も残すところあと１週間余りです。
ブログも、時事ネタでは中露をディスってばかりでちっとも先に進まず、ようやく１２月初頭のＧ２０あたりまで漕ぎ着けましたｗ
他に書きたいことはたくさんあるのですが、年末のスケジュールは結構厳しいので、中途半端な内容になるかも。
てゆうか、また新聞が溜まっているしｗ

１１月３０日にブエノスアイレスで開かれた２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会議で、米露首脳会談が予定されていたが、ロシアによるウクライナ海軍艦艇の銃撃・拿捕事件に抗議するとして中止となった。


Ｇ２０首脳会議の写真撮影で、プーチン露大統領(中央）の前をあいさつなしで通り過ぎるトランプ米大統領(右）＝１１月３０日（AP)

１２月１日

米露首脳会談中止　ヘルシンキの「二の舞」回避思惑か

対露融和批判を回避か。
まぁ、その方がいいだろうね。

「保育園児のようだ」首脳会談中止、ロシアから米国批判

名指しは避け「米国人」としているものの、会談中止で、トランプ大統領が「保育園児」というなら、遅刻の常習犯のプーチンは何になるのだろうｗ

１２月２日

会談中止の米露首脳　“場外”で非難合戦
ロシア大統領との会談を急遽中止したことについて、

理由はあくまでウクライナ問題だ
ロシアが早く事件を解決するよう期待する

一方、プーチン氏は

一方的な制裁と保護主義的措置といった悪質な手法が蔓延している

と発言。ウクライナ問題や「ロシア疑惑」で対露制裁圧力を強める米政権を批判した。

また、米政権がロシアとの中距離核戦力（ＩＮＦ）全廃条約の破棄を表明したことについて

制御不能な軍拡競争の危険を生んでいる

と主張した。

このＧ２０で米国は中国と、ロシアは日本と会談する。
露助は経済的に苦しく余裕がないので、我が国へ北方領土をエサに経済協力を取付け、また米中の主導権争いに乗じて更に対立をあおり漁夫の利狙いとなるだろう。要警戒だ。

平成１８年８月１６日、歯舞群島付近の水域で、「第３１吉進（きっしん）丸」がロシア側警備艇に発砲、拿捕され、乗組員4名のうちの1名が死亡した。

＞＞北方四島周辺水域における日本漁船の銃撃・拿捕事件／外務省報道発表

画像はロシア船が拿捕の緊迫の様子　ウクライナと緊張高まる／FNNプライムオンラインより

結局、船長の帰還で幕引きとなり真相は解明されないままだったが、北方領土とクリミア半島の問題は無関係ではない。

ウクライナのポロシェンコ大統領は、戒厳令を発動し緊張が高まっている。
今般の拿捕の件は、ウクライナ側が挑発したとロシアはプロパガンダを広めるなど、ウクライナでの戦闘はいまだに終息していないという。

露助はいつまでこんなことを続けるつもりなのだろう。

１１月２７日

露 ウクライナ艦艇に発砲
クリミア近海、３隻を拿捕

艦船拿捕問題　ウクライナ、３０日間の戒厳令へ　国連安保理、露提案を否決

ロシアがクリミアの次に狙うのはバルト三国だ。

＞＞ＥＵとＮＡＴＯ 軍事的協力強めるも課題は山積

プーチンは、ＥＵが本気で立ち向かってこないことを見透かしている。
また、米国のトランプ大統領が反露感情が比較的薄いということも分かっている。

更に、米国もトランプ政権になって、ＥＵに軍事費の応分の負担を求め、米国依存から自立せよと迫っている。

どうやら、英国のＥＵ離脱にもロシアの影がちらついているようだ。

１１月２９日

最終章　ＥＵ離脱（３）

露の脅威、問われる安保連携会員限定記事

ロシアは軍事戦に加えハイブリット戦争も仕掛ける。

１１月２９日

露、ウクライナに情報攻勢　最新ミサイル配備も

ウクライナのクリミア自治共和国では、ロシア系住民が６割以上もいてもともとロシアへの親近感は強く、ロシア編入を歓迎しているという。
しかし、こういう世論も、ポロシェンコ大統領の支持率が上がらないのも、ロシアのハイブリット戦争の成果なのかもしれない。

しかしねぇ、この国と平和条約を結んで大丈夫なのか・・・