旅・最終日。相変わらず雨。天気には恵まれないが、心は幾分晴れやかだ。
この日は、行こうと決めていた場所がある。
『竹中半兵衛重治の墓』
この人なくして、官兵衛の才覚があれほどに目覚めただろうか。
個人的には、一番訪れて、手を合わせたかった場所。
そして、官兵衛に最も強い影響を与えた、もう一人の由来の地へ。
『黒田職隆廟所』
筑前さんの愛称で親しまれた、官兵衛の父を祀る廟所。
ウォーキングツアーのお客様達でごった返していたが、合間を見計らって、一枚。
官兵衛もまた、人に恵まれた故に、まっすぐ信念を貫くこともできたのではないだろうか。
そして、一路姫路城へ。
『姫路城』
別名白鷺城。現在はまだ中に入れなかったが、来春全面公開が解禁される。
それに伴い、ドイツ・バイエルン州と友好協定を結ぶようだ。
※バイエルン州には、やはり白い城・ノイシュバンシュタイン城があることが縁となった。
『好古園』
紅葉にはまだ早かったが、昔日の時代を懐かしむことができる。
夕刻からは知人と食事をし、明石大橋を堪能した。
写真撮影をすっかり忘れていたのが口惜しい。
そして、日も変わる頃合いに、帰路につく。
途中、岡山県倉敷美観地区に立寄り、夜の帳の下りた静寂楽しむ。
写真も何枚か撮ったが、後で見るとどれもブレていて残念。。。
こうして、半ば衝動に駆られた旅を終えた。
総走行距離・2200km。
ここ最近の4ヶ月分を3日で走破したことになる。
不思議と疲れはない。様々な想いもだいぶ整理できた。
V40にも世話になった。とにかくも素晴らしい相棒と出逢えて本当に嬉しい。
~・おもひおく 言の葉なくて つひにゆく みちはまよわじ なるにまかせて・~
帰路の途中、黒田官兵衛の辞世の句が、じわりと深く沁みた。
Posted at 2014/11/03 09:05:15 |
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