月曜日、快晴。
犬吠崎の南にある
飯岡灯台を目指した。
鹿嶋市内は道が整備され驚いた。20年以上も前にバイクで渡った小見川大橋、香取の町はまったく未知の領域と化していた。
助手席のシートに置いた(まもなく9年物の)「でるナビ」は、飯岡灯台までをナビゲートしてくれます。
やがて左側の高台に何本もそびえる風力発電の風車が見えて、しばらく進むと飯岡灯台の入り口に差し掛かる。
以前来たときより整備され、立派な展望台ができていた。
私の記憶には、フェンスの向こうを見下ろすと、眼下はるか下のほうに漁港が見えた。
眼下ではあるが、記憶の映像よりもずっと近くに、手に取るようにその漁港は見えたのだ。
さて、時は15時を回っていた。
このまま家路に着こうか、それとも九十九里を南下して、過去に立ち寄った「月の砂漠公園」へ行こうかと迷った。月の砂漠は、どこにあるのかはっきりしない私であったが(汗)行けば道の左に見えてくるはず。
そんないつものような気ままな考えで九十九里を南下したのである。
日は西の空に沈みかけていた。
白子を過ぎてしばらく走った頃にコンビニに立ち寄り、トイレを借りて肉まんを買った。
店から出ると、駐車場に止めてある私のセブンの脇に、後退駐車しながらしみじみとmyセブンを見ているミニクーパーのドライバーが・・・。近づき会釈すると、私にはあまり良く分からない外車談義に花が咲いた。
こんな情報をいただきました。
「都内ではセブンは規制のターゲットかもしれません。検問では触媒が付いていないと整備不良で切符を切られているようです。」という事である。ミニは大丈夫そうですが・・・。
「月の砂漠・・」は、御宿にあり、ここから一時間近く掛ると教えていただき、せっかく来たのだから行ってみようとノーズを南に向けて走り出した。まもなく背後から近づく「ユーノス・ロードスター」。こちらを意識してか、ちょっと加速するとピッタリくっ付いて来た。
やがて山々が海岸線まで迫ったような風景の区間に入り、トンネルとカーブが続く。"背後"を意識しながらいつの間にか「御宿」までは来てみたが・・・。
私の脳裏にしっかり刻み込まれた思い出の場所は、道路からすぐの場所のはず。
それを思い返しながら走っていたのだが・・・。人に道を尋ねることもせずにいつの間にか「滑川アイランド」入り口まで来てしまった。
引き返すことがなかなか出来ない私はそのまま結局「天津小湊」まで・・。海岸線を走っていると目に飛び込んできたのが見慣れたセブンイレブンの看板。地図を立ち読み。やはり御宿の駅の近くの海岸線にあるようだ。無駄に走ってきた20キロほどを引き返すも、記念館や記念像の駐車場は暗闇の中で見つかったが、肝心な場所の特定はできず(大涙)、すでに町も静まり返る八時近くに・・。
マイル表示のメーターでは、走行距離の概算しかわからず・・・0時前に帰宅できればいいかなと思い帰路に着く。目的を達成できなかったことは、次の機会へと続くプラスの要素です(言い訳)
鹿嶋市内で給油し、ラーメンを食べた以外はほぼノンストップで車庫にたどり着いた。23時45分。走行距離はおおよそ380km。
20年以上を経過すれば、道も景色も変わってしまうものだ。
帰宅後の感想である。おわり。
Posted at 2007/02/07 17:53:39 | |
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