2007年01月10日
子供の頃、映画館に連れて行ってもらえるた記憶は、昭和40年代初期に母親と二人、バスで見に行った石原裕次郎主演の「黒部の太陽」。小2の頃でしたのでストーリーはまったく憶えていませんが、黒4ダムのトンネルを掘り終えて(?)ダムサイトに佇む裕次郎の姿だけが・・・。チケットをもらったのでたまたま私が連れて行かれた。そんな感じだったと思う。
その後小3の頃だろうか、親戚のおじさんがみんなを東映まんがまつりに連れて行ってくれたのをおぼえている。タイトルは良く憶えていなかったのですが、成人後も、あの作品は何だったんだろう?と思いながらいました。
ところが、あれから数えて約20年後のある日、知り合いの家を訪れ、ふと茶の間を覗くと、あの時の見憶えのあるシーンが、テレビ画面に映し出されているのを目にして驚いた。その友人も思い出深い作品だったのであろう。町のレンタルビデオ店で見つけ、子供たちに見せてあげたそうです。肝心の作品は長靴を履いた猫シリーズの一作品でした。たしか何作品かを毎年放映していたと記憶してます。
中学に入学し、仲の良い友達と「日本沈没」を見に行った記憶があります。ストーリー的には興味があったが、映像的には感動はなかったように記憶してます。高校に入学すると受験戦争のぴりぴりムードの中、友達に誘われ「トラック野郎」を見に行った。笑ってすっきり・・・と思ったのですが、傍らで高笑いしている友人をなんとなく冷ややかな目で眺めていた私だったようです。「カッコーの巣の上で」と「タクシードライバー」が同時上映で見に行きましたが、友人は別として私には作品の意味が良く分からないまま映画館を出てきたように思います。
成人し、同僚と見に行ったのが「遠雷」と「泥の川」です。遠雷は某女優が男友達とビニールハウスの中での絡むシーンだけを憶えています。泥の川は地味ですが心になんとなく残る作品でした。
さて、時は流れ・・・。就職後環境にも慣れ、暇をもてあましていた時代、同僚が「面白かった」と薦める作品をいくつか見た時代がありました。
小説読んでも、映画を見ても、登場する人物、人間関係、ストーリー・・それらを把握し、理解する力がないので作品を深く鑑賞できないので、そんな私にとっての楽しい作品とは、パッとみて感覚的に分かりやすくてスリルがある物に限られてしまうようです。(単純です!)
その頃の印象に残る作品として「ダイハード」「ターミネーター」「プレデター」「逃亡者」「エアフォース1」・・・「天使にラブソングを」「ゴースト」など。
記憶に残るのは有名作品ばかりですが、実際に心の中に残っているのは、すでにタイトルさえも思い出せない、言ってみれば”二流作品”。それををなんとなくテレビでやっているのを見て、じわ~と感動した、そんな作品も多いように思います。
ところで、連ドラ、あまり見る私ではありませんが、妻が「韓流ブーム」に乗って韓国作品のDVDを見ています。私も傍らで「冬ソナ」見ましたが、ヒットしただけあってテーマ曲と合わせて良かったですよ。冬ソナを見てから実はチェ・ジウさんのことがちょっと気になったりで、彼女が出演した作品に「新 貴公子」という連ドラ、DVD数枚に納められた作品があります。一昨年でしたか、妻に薦められ見始めましたら徹夜で・・ってこともありました。次の日が休みだったので良かったですが、これもけっこう楽しめました。
Posted at 2007/01/10 09:33:42 | |
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