
ちょっと長いです。興味がなければ無視しで下さい。(笑)
大震災前のある日、職場の先輩に相談された。
以前から大切にしてきたカワサキW1、残念だけどあまり乗らなくなったし
お金に換えたいから売却できないかなあ?
即座に私は、オークションへの出品を約束した。
さて、インターネットで検索するとW1は50万円から高い物では100万円を超えるものまである。
まずは40万円からオークション開始!!
ところが、閲覧者数はどんどん増えるも入札者はいっこうに現れない。
締め切り間際に必ずや誰かが入札をしてくれるはず!
と予想していたが、悲しいかな入札がないまま3回目の延長がされたのです。
しかし、良く見ると質問欄に誰かからメッセージが入っていました。
英語で書かれたそのメッセージは、遠くイギリスはロンドンからで
簡単に言えば「譲ってください。」でした。(笑)
オークションなので入札をしてください。と翻訳ソフトを駆使して(汗)返信した。
しかし、いっこうに入札の気配はなく、念のためにいくらで買い取ってくれるのか?
と疑問を持ち、持ち主は50万円くらいで買い取ってくれる人がいたらいい・・。
とは言っていたのだが、私は欲をかいて「70万円で、送料と発送手続きはそちら持ちで」
と打診したら「分かりました。どんな方法での支払いを希望しますか?」
と返答が来た。
「やったーっ!!」
と心の中で叫んだ。
しかし、安易に信じてはいなかった。
何度かのメールのやり取りの後に持ち主と相談した。
口座に代金を振り込んでくれればいいんじゃない?
と言うのでこちらからの要望とともに振込先口座の英語名などを銀行に問い合わせてメールした。
しばらくして届いたのは、本人からのメールとともに「Bank of America」からのメールでした。
自信がないので英語が堪能ないとこに翻訳してもらうと
購入希望者である相手はロンドンのBank of Americaに入金手続きを済ませ、日本への振り込み業者であるWestern Unionへ私が一時的に送料を納めればあとは自分の口座への代金(+送料立て替え分)の振り込みをするばかり。みたいな話しになっていました。
「あなたの近くのWestern Unionに送料である45,000円を一時的に振り込んでくれれば
それを確認できた後にバイクの代金を含めた745,000円をあなたの口座に振り込みます。」
要約すればそのような内容のメールが届きました。
Western Unionを検索してみると我が家から一番近くても100キロ近くある成田。
大震災の後なので貴重なガソリンを燃やしてまで行く気にならず、ましてや相手は
私の口座に直接振り込みをしてくれると思っていましたので納得できませんでした。
とにかく、Western Unionへ問い合わせ、店に行かなくても手続きができるかを聞きますと
「お客様本人がご来店されることが条件です。また取引番号(10ケタ)があるはずです。」
とのことでしたので確認したのですが、メールには書かれていませんでした。
結局、二度もWestern Unionへ電話しましたが二度とも「同じような詐欺が横行しています。
当社としましてはそのようなお取引は止められた方がよろしいと思います。」
との返答に、不信感を抱きながら取引連絡をしてきましたが、これでやっと諦めることができました。
明日には、相手に断わりのメールをしっかり送信し、手を引きたいと思いますが・・。
そんな簡単に手は引けない??
ちょっと怖いです。
Posted at 2011/04/10 22:16:25 | |
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たまには二輪車 | 日記