
奈良県の大宇陀の地に
樹齢300年 幹の周り3メートル 高さ13メートルの
【又兵衛桜】という 見事な一本桜の枝垂れ桜が あります。
宇陀という地名は万葉集にもよく登場し、
歌人 柿本人麻呂が詠んだ
「東の 野にかぎろひの立つ見へて 返り見すれば月傾きぬ」 は
私のような歴史に疎い者でも脳裏に残るほどあまりにも有名で、
この かぎろひを見た場所が かぎろひの丘公園になっていて
毎年一月の厳冬時の早朝に 「かぎろひを観る会」が行われます。
その公園のすぐ近くに又兵衛桜があります
後方には 桃の花! 左には 白木蓮! が一層又兵衛桜を際立てています。
元々の名称は 【本郷の瀧桜】と呼ばれていましたが、
大坂夏の陣で活躍した戦国武将 又兵衛にちなんで名づけられました。
又兵衛は戦いに破れここ大宇陀の地で僧侶になり、
姓を後藤と名乗って余生を過ごしたという伝説があります。
又兵衛桜はこの後藤家の屋敷跡 石垣の上に 凛として存在しています。
20年前に この桜を撮られた方が
PHOTコンテストで 優勝されたところから
2000年のNHK大河ドラマ 「葵 徳川三代」の
オープニングテーマ画像に起用されて以来
急激に脚光を浴び、一躍観光名所になり
毎年観光バスが狭い道路を通り全国各地から来るようになりました。
先日 訪れた時には
香川県の 琴平バス 福島県の 会津観光バス など
たくさんの観光客で賑わっていました。
私が奈良の地に越して来たころは
田んぼのぬかるんだ細い畦道を通り抜けて観賞したものでしたが
観光名所となって整地され、人工的に川が作られた今・・・
↓引用画像です。
又兵衛桜にとっての自然環境はどうなんだろう・・・
地元の人たちは声を揃えて 昔の桜は もっと見事だった
年々 桜が 徐々に勢いが衰えている気がすると言われています。
でも この冬明けの春うららの時期に
日本中の各地から来られる多くの人たちの
目を 楽しませ! 心を ずっと ずっと 癒し続けて欲しいと願っています。!
厳しい冬が明けると 四季折々の風景が顕著に
肌で、目で感じることができる 古都奈良!
素晴らしい地に越して来て良かったと思える季節になりました。(*^_^*)
Posted at 2014/04/12 12:36:43 | |
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