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2016年04月18日

アイルトン・セナ ~音速の彼方へ~

アイルトン・セナ ~音速の彼方へ~ こんばんは。今日は急に気温が上がって少し暑いくらいの気候でした。


昨日の夜ですが今更ながら.伝説のF1レーサー、アイルトン・セナの映画を観ました。
6年前の映画ですが、この時は生誕50周年だったんですね。

セナの訃報があったとき、まだ幼児だったので彼の伝説たる功績についてはよく知らなかったのですが、昨日たまたま見る機会があり知ることができました。

ドキュメンタリー映画でしたので当時の様子がそのまま映し出されておりセナのレーサー人生を知るにあたってわかりやすい映画でした。






かつてのF1は電子制御がなく、ドライバーの手腕の見せどころでもありました。それがレースに大きな展開をもたらし、その様子に観客は一喜一憂し白熱しました。


今のレーシングドライバーももちろん世界のトップたる技術を持っていますが、今のレースは言うなればひたすらに速さを追い求める「コンマ秒との.闘い」で、70、80年代は暴れまわる凶暴なマシンをねじ伏せて、襲い掛かられないギリギリのところで駆るという「マシンとドライバーとの闘い」でもあったのではないでしょうか。世界の精鋭たるパワーとタフネスでF1を盛り上げていたんですね。

また時により様相を変える天候にも対応しなければならず、今よりナーバスなマシンをなだめるのには相当の集中力を必要としたことでしょう。

「セナ足」と呼ばれる秒間のアクセルワークや雨天でのずば抜けた速さも、そうしたマシンとの闘いだったのだと思います。

ウィリアムズ所属時代に一時電子制御が導入されたものの、レースのあり方に葛藤したというのも頷けますね。





純粋なレースを楽しんでいたカート時代と、ビッグビジネスだとして背後にさまざまなしがらみが蠢いているF1、どちらも1位になることに皆が命を懸けて戦っているのに、レースだけでは割り切れない思惑に反発し孤軍奮闘する姿もありました。

時にはチームメイトとも、そんなやり取りがありました。
賢く立ち回るプロスト選手(当時であれば、ずる賢くすら見えたかもしれません)、私には根っからの悪者には見えませんでした。
この二人の対立はF1の人気を更にあおり、それすらビジネスチャンスとなってしまいました。

セナとプロスト、本当はプロ然として交流し、プロストがF1を去った後もやり取りをしていたとか。
本当に純粋で、真摯なレーサーだったのですね。





F1で3度のワールドチャンピオンに輝き、ブラジルの英雄となった彼は1994年のサンマリノグランプリにて、34歳の若さで早世してしまいました。

それでもレースに注いだ情熱やピュアなレースを望む姿はまぎれもなくレース界において伝説になり、そういった意味では永遠の命を手に入れたのかもしれません。


F1の世界はどうしてもお金とは縁を切れない、深い闇と同じだけの輝きのある世界だと思います。
始めはがむしゃらにピュアなレースを追い求めていたセナも、F1のそうした一面も受け入れて、それでもなおF1を愛しました。


セナの遺した「レースの本当の楽しさ」を引き継いでいってほしいですね。







セナのおかげで、これからはF1がより楽しめそうです!
ブログ一覧 | カーライフ★CAR LIFE | クルマ
Posted at 2016/04/18 19:06:31

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この記事へのコメント

2016年4月18日 20:40
こんにちは

セナ、大好きでした。
もちろん中嶋悟もですよ~😊

セナが死んだ次の日の月曜日、会社でみんな無言でした。いつもは前日のレースの話で盛り上がっているのに。

ショックでしたね。
あれからF1を観なくなったかも知れません。


音速の貴公子…
コメントへの返答
2016年4月19日 14:32
こんにちは❗️

セナのことを知って私も好きになりました😊
亡くなったのが惜しまれる名ドライバーでしたね。

セナのことを当時は良く知らなかった…というかあまりに幼児すぎてわからなかったのですが(笑)当時はF1が今より身近にあったのはいまだに思い出せます。
皆が熱狂するような一時代があったのは確かなことです。その中で最も輝いていたドライバーの死…
世界中のファンが悲嘆に暮れたのでしょう。

ただ、彼の死があってドライバーの意見を無下にしない体制づくりがなされるよう、世間の大きな働きかけが起こったのだと思います。
その意味でも、偉大なドライバーだと感じますね❗️
2016年4月18日 21:44
純粋にレースを楽しめたのはカートだけ と 言ってたのが 印象に残ってます

あれだけ世界から注目され いまだに忘れる事のない伝説のドライバー

もっと 走る姿が見たかったです
コメントへの返答
2016年4月19日 14:51
F1はスポンサーやFIA、その他諸々の事情…
それ自体の存在があまりに大きくドライバーにとってはいつの時代も誰にでも葛藤が起きてもおかしくない部分は常にはらんでいるかもしれませんね。

一位を取るため、ギリギリまで迫る容赦の無い攻めの走りをする姿は、一度見ると忘れられないですね❗️
2016年4月18日 23:43
サンマリノの中継、丁度見ていたので大ショックでした。生きていたらシューマッハと伝説のバトルを繰り広げたと思います。直前パシフィックGPの開催された岡山TIサーキットで見た勇姿は未だに忘れられません。セナとシューマッハは目の前を走る際の音が明らかにデカかったです。V10のセナに対しV8のシューマッハの音が肉薄する程踏めてたことに驚きましたよ。おじさんの懐かしい思い出です。
コメントへの返答
2016年4月19日 15:05
セナはカート時代に磨き上げた技術をふんだんに使い他者との差を大きくつけていました。プロストと共にホンダのエンジンを与えられていたとき彼はセナ足をもってして常にコーナー時の回転数をプロストよりも高く保っていたそうですね。

セナの好敵手シューマッハも未だ復帰の知らせを聞くことができず心配です。彼もまたF1の黄金時代を知る名ドライバー。再びサーキットに戻ってきてくれることを願うばかりです。
2016年4月18日 23:53
忘れもしません、1994年5月1日。
まさかセナが亡くなるなんて、夢にも思いませんでした。
このサンマリノGPで、この年F1デビューしたローランド・ラッツェンバーガー選手も亡くなられ、とても胸を痛めました。

私、本当にセナが大好きで、愛猫にも「セナ」と名付けたぐらいです。
名前負けせず、走るのがとっても速かったです^^;


コメントへの返答
2016年4月19日 16:40
セナ自身、ラッツェンバーガーが亡くなってしまったを目の当たりにして相当ショックを受けていたようですが、まさか彼まで亡くなってしまうとは…

訃報を聞いた川井一仁氏ら3人の実況の様子、喪失の悲しみでで言葉を紡ぐことすらできないほどにしおれてしまっているのを見て、セナが亡くなっているのは映画を観る前から知っているのに深いショックを受けました。

世界中の人々が熱狂したセナの走りは皆の心に残っていると思います😊



2016年4月19日 0:53
アイルトン セナは、
自分の中の英雄です。

サンマリノGPをいつものように
TV観戦していました・・・・

まさかの、まさかが・・・
あまりにも悲しく
自然に涙があふれてきた事を
思い出します。
セナの死を受け止めらられませんでした。

ミハエルシューマッハについても
心配です。。。。
コメントへの返答
2016年4月19日 17:20
誰もが「終わった…😨」と思うような壮絶なクラッシュの後に大破したマシンからぴょこんと元気そうに顔を出すドライバーも居れば、突然あっけなく亡くなるドライバーも居ます。正直セナの事故もあまり派手なわけではなく、「え⁉️嘘でしょ⁉️」と思いたくなるほどあっという間で切ない気持ちになりました…

突然かけがえの無いドライバーを失ったたいう覆せない事実と、亡くなっただなんて信じられない気持ちの間で当時のファンは揺れ動いた事でしょう。

突然の事故からしばらく経ちましたが、シューマッハがサーキットに帰ってくるのを待っています。
F1にもう一度華を添えて欲しいですね。
2016年4月19日 6:00
セナは、本当に天才的なレーサーであるとともに、ヘルメットのデザインからも分かるように、ブラジルの英雄でした。
また、HONDAとも切っても切れない人でもあります。
それは、McLaren HONDAチームのレーサーだっただけではなく、初代NSXの開発にも関わり、また、私の最初の愛車であったプレリュードのCMにも出演していました。

HONDAが3年前に、セナの乗っていたマシンのエンジン音とセナの走行データなどをもとに、鈴鹿サーキットでこんな粋なことをやってくれていますよ。

https://www.youtube.com/watch?v=hX6lH3Xv7vA
コメントへの返答
2016年4月20日 14:43
本田宗一郎はセナに「僕の日本の父だ」と言われるほどに慕われていたそうですですね。

二人ともクルマにかける情熱は誰よりも真摯で純粋だったから、通じ合うものがあったのかもしれません。
彼らのような天才はそうそういないですし、それは彼ら自身、同じベクトルで魂を共有できる仲間を見つけることすら難しいということでもありますから…


素敵な動画教えていただいてありがとうございます✨
このような催しがまたあるのなら、間近で見てみたいですね!

HONDAのセナへ向けた敬意はこれからも引き継がれていくでしょう。
2016年4月19日 6:52
当時は、f1ブーム絶頂期、テレビで観てたなぁ〜、(*´ー`)
コメントへの返答
2016年4月19日 17:40
もっと物事を判断できるぐらいの歳になっていれば、当時の熱狂を更に近くで感じられたのになぁ~(′・ω・`)


セナの存在の大きさに脱帽です!
2016年4月19日 7:39
F1の車ってドライビングレコーダーみたいなの搭載してるんですね
車の挙動がおかしくなってガードレールに突っ込むまでほんの一瞬なんですが、小刻みなカウンターステア、ポンピングブレーキ、数段のシフトダウン...(当時のF1は普通のマニュアル車と同じで、クラッチペダル・シフトレバーありです)をしているのが記録されていたとか。
コメントへの返答
2016年4月19日 17:50
実際衝突寸前には300キロオーバーのスピードを巧みに100キロ近くも減速していたのだそうです。

迫りくる壁を前にして、一瞬にしてそれだけのことをなしてしまう判断力はさすがとしか言いようがありませんね。

セナの致命傷は諸説ありますが身体は非常にきれいなままで、たった1本の細いステアリングシャフトが頭に当たっただけだとドキュメンタリでは語られていました。

非常に敬虔なクリスチャンだったとのことですから、悲しいことですが神様のお迎えがあったんだと思いたいですね。
2016年4月19日 13:59
電子制御はいろいろと思うところがありますね。
機械を操る楽しさの安全性。
『味』と『癖』。
一般車でもいろいろと考えさせられますね。
コメントへの返答
2016年4月19日 17:59
乗り味の全てをなくしてしまうのではどのクルマに乗っても誰もが簡単に安全なドライビングができるのでしょうが、それは同時に磨き上げた技術力を逆説的に頭打ちにしてしまうような気がします。
人馬一体というように、クルマの挙動には人の心理が必ずかかわります。味があってこそ、それが人の癖とかみ合ってドライブの楽しみを与えてくれるのではないかと思います。

セナが生きた時代はそのちょうどはざまで、ピュアなレーサーであるからこそ思い悩んだのでしょうね。

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