動くには動いたけど、イマイチ納得出来なかったLAP_SHOT車速表示ですが、原因が判明しました。
<LAP_SHOTのパルス入力端子>
LAP_SHOTの電源だけ接続した状態でパルス入力端子の電圧を測ると3.3Vが出てました。
つまり、入力回路には3.3Vのプルアップ抵抗が付いているみたいです。
...という事は、
昨日のBlogの現象は、LAP_SHOTの入力回路(3.3V)よりも変換基板出力(12V)の電圧が高かった為、電流が流れ込んでLEDが点灯しっ放しになったと思われます。
なので、DC成分をカットしてAC成分(車速パルス)だけが伝わる様に、回路にコンデンサを追加したら正常に動作しました。
<BMWの車速パルス数>
BMWのパルス数が判らない為、LAP_SHOTのパルス設定が判らなかったんですが、折角
車速パルスのパイロットランプを付けたので、実測しました。

後輪をジャッキUPしてタイヤを手で回しながらパルス数をカウントした所、タイヤ1回転で9パルスとなっているようです。
デフのパルスジェネレータが確か1回転9パルスだった筈なので、ナビにはデフのパルスがそのまま来ているみたいですね。
この結果とLAP_SHOTの資料を元に計算すると、LAP_SHOTに設定するパルス幅は0.21914となります。

逆算すると、うちM3は7.1636パルスって事になります。
昨日の設定値ですが、あながち間違っていなかったって事か...
でも、すげぇ~中途半端!!...変な値だよねぇ~。(^^ゞ
実際に0.21914に設定して走り回ってみましたが、メーターと大体合致した値を表示しているので、間違いないと思います。
現状で差が5%位ありますが、これはパルス幅の計算にタイヤの潰れ量が入っていない分ではないかと...
正確な速度を測る方法を考えないと、補正のしようがないですね~。(^^ゞ
暫くは様子見ですガ、一応これで完成かな?
※LAP_SHOTの設定が0.03115で正常に動いているBMWもありますので、車両によって異なる可能性があります。
今回の結果はあくまでうちのM3の例って事で...(^^ゞ
Posted at 2009/07/04 14:42:19 | |
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