• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

トムすけのブログ一覧

2023年09月13日 イイね!

トレイルブレイザーのリフトアップについての回答 選択肢 サスペンション(スプリング)編②

トレイルブレイザーのリフトアップについての回答 選択肢 サスペンション(スプリング)編②GM系に乗っておられる方は、こういうステッカーを見た事があると思います。
Regular Production Option 
いわゆるRPO-CODEってやつですね。
グーグル翻訳だと通常生産オプションって事になりますが、メーカー出荷時の標準装備品や追加オプションなどがのせられています。

左上にあるのがおなじみのVINコードですね。
こちらはシリアルナンバーなので一台ずつ違いますが、RPOコードはグレードやオプションが同じであれば内容は大体同じになると思います。

トレイルブレイザーは、年式なんかによって違いが無ければ、助手席のグローブボックスの蓋の内側にステッカーが貼ってあると思います。
自分で車を直したり、カスタムしたりする人は写真に撮って保存しておくと便利ですし、内容を知っておくのもいいと思います。
自分で海外へ部品なんかを注文するときには、これが無ければどれを選択していいのかわからない、ということがしょっちゅう出てきます。

また、例えば大径タイヤを装着する場合、トレイルブレイザーに数種類あるデフのギヤ比によって33インチでも厳しいのか、35でも行けるのか、また牽引する場合はどうなのか、判断するための目安になると思います。

で、問題のスプリングですが。
この車で言うと赤丸の6HD、7HD、8JN、9JNがスプリングです。
6、7、8、9と、二つのアルファベットの組み合わせがおそらくスプリングになっているんだと思うんですが、少なくてもトレイルブレイザー系においてはここで判断できると思います。6がフロント左、7がフロント右、8リア左、9はリア右、という感じです。

前回載せたスプリングはフロントですから、この車の6xx、7xx、をみるとどれに相当するのかがわかるようです。
6HD、7HDは

FM HD - 15125885
ということなので、末尾85ということになります。

リフトアップしたければ86か87あたりにかえる、重量級のグリルガードやウインチバンパーなどをつけると87か88、あたりにしてみる、などということができるようです。
85だと私の知っている限りだとEXT(4WD)なんかが多いようなのですが、4.2と5.3でどのように違っているのか確認はできていません。

聞いた話を総合すると、おそらくSWB(4WD)だと
HP HX CB (83)
FL HY JL HC (84)
当たりが多いんじゃないかと思っています。

もしかするとSWB、LWB、日本に入ってきているのはそれぞれで全て同じだったりするのかもしれませんが・・・どうなんでしょうね(笑)

ただこの辺り、前に書いたと思うのですが、本国でも現在はオークションなどに出品されてる中古品を探す、中古パーツ取扱店で探す以外にはなかなか手に入らないと思うので(そもそも日本の場合、数も少なければ、RPOの違いなんて調べてもらえるのかわかりませんよね)、この品番で調整するのは難しいとは思います。(本国だとジャンクヤードで探してつける人も多いみたいですが)

と、言うことで社外パーツになりますが、(そもそも社外の専用パーツがほとんどないので純正流用が盛んなのですが)
現在の定番でいうと、Moog 81112 81114あたりが手に入りやすいと思います。
12のほうがSWB、14のほうがLWB(EXT)用という感じで使われていることが多いようです。14は純正の番号で言うと85、86対応とも言われていますから85の人だと若干固くなる、つまり少し上がる、のかもしれません。
わたしは14の方を購入したこともありますが、プリロードタイプのラフカントリーや、SuspensionMAXXなどと組み合わせて使ったことしかないということと、初期動作が渋いと聞いたことのあるビルシュタイン、新品のリンクや新品のブッシュなど、硬くなる要素満載で乗ったところ、「ガチガチ」になったという印象です。

リアの場合、同じように品番での調整もできるという話も聞くのですが、フロントほど話題がありませんでした。
また、リアの場合個人的にはスペーサー、ブロック、をいれて、乗り心地はそのままにリフトアップするのがいいのではないかと思っています。
その場合でも純正のショックの場合は(EXTは特にですが、1.5もやめておいたほうが良いと聞きます。SWBは多少余裕があるみたいです)1インチ、いっても1.5まで、などという注意をよく見ますので、それ以上あげる方はショックも替えたほうが良いと思います。

だがしかし。
お勧めはしませんが、スプリングで上げたい、という人の場合、定番はタホやアバランチなどのスプリングに替える、という方法があります。
大人気だったのが、Z71スプリングへの交換、というものです。

タホなんかに詳しい人に間違っていたら教えてほしいのですが、2000年ころまで板バネ、それ以降スプリングに変更されたようです。
変更後初期の物はスプリングの巻きがトレイルブレイザーとは互換性がなく、2007年か8年ころにピッグテイルタイプ(スプリングの端の径が小さくなるタイプ)になり、その頃の物が使用できるようになっています。
そのため純正ノーマルのスプリングに替える事ができ、それだけでも多少リフトアップするようですが、タホやアバランチのオフロードパッケージ的なZ71グレードのスプリングに交換するのが大定番となっていました。
Z71は手元のメモによると15234633というスプリングでした。
私が購入したころはまだ新品が手に入りましたが、今ではほぼ見つかりません。

なので、互換スプリングを探すことになるとおもいます。
このあたりもいろいろあるようです。
また、2008あたりのタホやアバランチのリフトアップコイルを探すと、2インチアップ4インチアップなどがたくさんあります。トレイルブレイザーに使用するとさらに上がるので注意が必要ですし、もちろんショックを交換しても、デフとドライブシャフト(プロペラシャフト)との角度の調整も必要になる場合があるので十分注意が必要です。
これも定番ですがSWBにSkyjacker C25Rで4インチ、C40Rで6インチ上がる、という話も聞きますが、特にC40Rの場合は注意が必要で上がり過ぎる、というほかに、スプリングの形状がピッグテイルの物が届いた例があるものの(実際の使用例有)、販売されているものは写真を含めトレイルブレイザーには合わないものになっている、など、本国ですら、不明、要注意などのコメントが飛び交っていました。

ちなみにZ71よりSkyjackerのほうが多少柔らかい、ソフトな乗り心地のようです。
個人的にZ71は許容範囲ではあるものの、好みからは微妙に範囲外レベルで結構固いので、Skyjackerにするか、ブロックに戻すか試行錯誤中です。
始めはFOXショックのせいか、スプリングなのか不明でしたが、馴染んできてもまだごつごつ感があるのでおそらくスプリングだと思います。

本国のフォーラムではSWBでも、ミニバンではなくトラックの乗り心地が好きと言っている人も多く(もっとも、リフトアップ系ですからオフロードカスタムに興味のある層ですが)Z71スプリングはべた褒めされており、気に入らなかったという人は一人だけしか見た事がありません(笑)
常時重い荷物を載せる、とか、トレーラーなんかを引っ張る、という以外では、そういう意見になる可能性もある、とだけ覚えておいたほうが良いと思います。
なので、ブロックがいいのではないかな、と思っています。

Z71はキャンプ道具満載しても「垂れ下がらない」のはいい点だとは思います。

スプリングはこんな感じでしょうか。
前にアップしたものより中身が薄い気がしますが、いまのところほかに思い出せそうな点はなさそうです。



おまけ

このZ71。
これももとをただせば、タホやアバランチなどのオフロードパッケージ用スプリングのRPOコードだったという話を聞きました。
この辺りのトラックが好きな人は見た事があると思いますが、4X4 のステッカー、エンブレムに組み合わされたりしているZ71の文字を見た事があると思います。
Z71というコードが、単独で有名になって、いまではZ71というグレード?パッケージ?名になっているようです。
御多分にもれず、この辺もアメ車に詳しい人にどう突っ込まれるかわからないレベルの知識しかないのですが。

ちなみにトレイルブレイザーにもZ71モデルが存在します。
アメリカのファンでも、トレイルブレイザーのZ71を見るとバッジだけだ、と言うように、実際に販売されたことはないようなのですが、知らない人がほとんどの幻のZ71が存在します。
コンセプトカーなのか、お披露目はされたみたいなのですが生産はされなかったようです。

Posted at 2023/09/14 06:46:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | FAQ | クルマ
2023年08月30日 イイね!

トレイルブレイザーのリフトアップについての回答 選択肢 サスペンション(スプリング)編①

トレイルブレイザーのリフトアップについての回答 選択肢 サスペンション(スプリング)編①あれ・・・なんでだろう。
投稿したはずなんだけど…消えてる?
投稿に失敗したのかな‥。
スプリングについても書くような感じじゃなかったですか?っていわれて気がつきました。
え??かきましたけど・・・あれ?ってなもので。

もう一回思い出して書くけど…それまでの前後がもう記憶のかなたに押しやられているのでただでさえ素人考察なのにさらに完成度が下がりそうです。
以前書いた直接相談された人にはかなり前に、直にいろいろお話ししたので大丈夫だと思うのですが、なんとなくがっくり。

さて。
リフトアップ目的のスプリングの交換、といえば、トレイルブレイザーではド定番の、ノーマルトレイルブレイザー(ショートホイールベース。SWB)にEXT(ロングホイールベース。LWB)の物を装着する、というものがあります。
日本でもこの車のリフトアップを考える人の中では、わりとしている人もおおいと思います。ネットでもちょくちょく見かけました。


車格が違うと言ってもいいくらいなので裏技というか小技的なイメージを持っている人もいるみたいですが、この2種類を替えれると知っていても自慢にはなりません(笑←ここ重要!)
なぜなら・・・。


ヘタって来たので、純正スプリングの替えを探そう、なんて人がどれほどいるかわかりませんが、私を含むそんな奇特な人が海外のパーツ販売サイトで検索すると戸惑ったのではないかと思います。
なぜなら・・・・・・・・・!

この画像にあるように、恐ろしい種類のスプリングが出てくるのです(笑)
なかでも恐ろしいのは、フロントの1512588X族です。15125881~15125889まで、連番でずらっと出てくるのです。(リアにもそんな感じが多少あるのですが。)

これは81から順に固くなっていくのです。
聞いたところによりますと排気量4.2のSWBの2WDは81や82、そこから、4WDだったり、LWBだったり、5.3だったりすると固いものが装着されるようです。87は普通に工場出荷であったという話も聞きますし、89のは見た事がない、などという話も聞いたりしましたがなんにせよ、GMがフロントだけで最低9種類は用意してたというのは確かなようです。
(10年前にはすでに手に入らない品番もあったようですし、それ以外の品番が、後継なのか、別物なのか、その辺は私は調べることができませんでした。)

83と84にMAXLOADが書かれていますが、84のほうが高いというのがわかると思います。

日本ではSWBが末尾83、84、LWBが85、86あたりなのではないかなと思っています。
この辺もしご存じの方がいらっしゃいましたら教えてください。

LWB用に替えたところ、同じ車なのに、聞いてた上がり方とちょっと違った、という人の経験も聞きました。
2種類ある、と思っていた場合、バネレートによって4種類、もしくはそれ以上あったとしたら(日本版だけで)そういうことも起こりそうです。

この辺のカスタムをしようとした場合、では自分の車はどのスプリングなのだろう、ということから始めてもいいかもしれません。


次はこの確認方法から・・・書いてみます。




Posted at 2023/08/30 05:44:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | FAQ | クルマ
2023年05月31日 イイね!

トレイルブレイザーのリフトアップについての回答 選択肢 サスペンション(スペーサー)編

トレイルブレイザーのリフトアップについての回答 選択肢 サスペンション(スペーサー)編長くなるので結論から言うとスペーサーの個人的なオススメは、ストラットに組み込むタイプの、SuspensionMAXX、BDS、Rough Countryのリフトアップキットがいいとおもいます。Fで1.5~2.5インチあげることができます。
supreme suspensionsは2系統あるのですが、お勧めしたい方はメーカーサイトで現在販売されていません。もう少し詳しく書きますが、今だと探せば在庫のあるサイトもあるので違いがわかればこちらもおすすめです。

足が固くなるのと、動きに癖ができるのですが理解できればオフロードでも十分使えます。
海外ではオフロード走る人は、ほとんどこのタイプを選択しています。


未舗装路なんか行くこともないし、乗り心地をそれほど変えず、手軽に交換したいならストラットの上にのせるタイプのreadyliftかPROCOMPの2インチのキットでしょうか。
トラブルが割とあるので激安の物は避けたほうが良いとは思いますが、フロント2インチまでの物なら他のメーカーでもよいものがあるかもしれません。
以上です。


さて、いろいろ聞かれたことへ回答を含めながら、なぜ上記の結論になったのかだらだら解説?していきます。

メンバーダウンキット(サスペンションフルカスタムキットなどという名称で販売されていたりもしますが、正しいカテゴリー分けなのでしょうか?)の使用という特殊なものは除いたとして、やはり一番手軽なのがサスペンションによるリフトアップ。

一言でサスリフトとは言っても、実際にやろうとすると、選択肢がそれなりにある事に気がつくと思います。
中でも、その功罪がよく議論になるスペーサー、ブロックなどの追加によるものが一番お手軽かもしれません。
安いものは本当に安いので、手軽に、あっという間に車高を上げることができます。

そして、コイルスプリングによるリフト。
また、車高調というものもあります。
それらを組み合わせて使用する方もおられるかもしれません。

そして、それらの交換に伴い、アーム類やショックの変更、ブレーキラインの見直し、などが出てきます。

もちろんトレイルブレイザーにもこれらの選択肢が存在します。
ではまず、スペーサー(ブロック)からご紹介します。

トップの画像は、トレイルブレイザー用の物ですが、AとB、これらの違いがお判りでしょうか?
AもBも、ドーナツ状に中央に穴の開いたものがフロント用になっています。
一瞬見たところ、同じように思えるかもしれません。
ですが、全く別物と言っていいと思います。

この左(A)のタイプは、ストラット(コイルスプリングにショックアブソーバーを組み込んだものという意味で)の中に組み込むタイプです。
プリロードタイプと言えばいいのかな?

左の写真にある、THE LIFT MEISTERというのは、トレイルブレイザーオーナーの方が作られたガレージブランド(だと思います)で、利益ではなく、良いものをオーナー仲間に頒布する感じで安く作られていたもののようです。現在は作られていませんが、市販されている物より品質が良いものであったと言われています。


右(B)はトップオンタイプ、シルクハットタイプなどと呼ばれているのを目にしますが、ストラットとフレームの間に入れるものです。



スプリングは、下側は29番、上は34と35番で挟まれて圧縮されます。

Bのトップオンタイプは、フレームと、ストラットを止めているボルトやナットを外して間に入れるだけなので、タイヤを交換出来れば誰でもできる、という人もいるくらいです。

Aのプリロードタイプはかなり面倒です。
ストラットをフレームから外して、さらに分解しなければなりません。
コイルスプリングが圧縮されているため、分解、組み立ての際にそのまま作業することができません。
そのため、スプリングコンプレッサーなどが必要になりますが、トレイルブレイザーなどの重量のある車用のスプリングだと、普通乗用車用の安くて細いものだと、場合によっては、曲がった、破損した、外れてスプリングが飛び出してけがをした、二組(4本)を使用しても縮まなかったなどの報告があります。
通常の分解でもこれらの報告がありますが、スペーサーを入れる場合、また、スプリングをより強いものにかえるときも、通常よりもさらに力を加えて圧縮しなければなりません。
そのため、丈夫なものを使う(据え置き型、壁掛け型などの物が勧められています)か、ショップで組み込みをお願いするのも一つの方法です。

Aのタイプで、35番(アッパーマウント)を取り除くタイプの物もあります。スペーサーがアッパーマウントを兼ねるので、一見するとBのように見えたりしますが、Bとは別物です。これはアッパーマウント交換タイプとでも言いましょうか。製品は後程紹介します。

自分でもちょっと疑問が残りますが簡単にまとめるとこのようなイメージだと思います。



これはアマゾンのレビューにあった写真です。




このように、入れる位置が全く変わります。
ただ入れる位置が違うというだけなら、圧倒的にBが安価かつ簡単で手間いらずなので、Bを選択する人も多いと思います。


ですが、これらを選択するときに覚えておいたほうが良いと思うことがあります。
この辺から議論になる可能性が出てくるところですが、私の主張ではなく、よく言われる情報として提示します(笑)

Bは設置は簡単ですが、もともと車が設計されたときに計算されたサスの動く範囲をスペーサーの分だけ(タイヤはスペーサー位置より外側なので、厳密にいうとスペーサー以上になります)超えてしまう、ということです。
これが、最大値が許容範囲内に収まっている場合、もしくは、最大値は破損の恐れがあっても、普段の使い方ではそこまでいかない、許容範囲を超えない場合、問題なく使える、ということだと思います。
ショックの最長値も関係してくるかもしれません。



ただ、大手のオフロードパーツメーカーで出しているものも、2インチアップまでの物だと、「通常の使用において何の不具合もありません。」と書かれているスペーサーがあるので、そこも、大事な点です。(readyliftもprocompも問題ないと書いてあるので2インチは許容範囲なのかもしれません。ちなみにスペーサーの厚さと、リフトアップの量は必ずしも同じではありません。)


この辺りは、4WDのカスタムなら他車種でも同じようなことが言えると思います。
オフロードをやるようなショップでは、大体どこでも乗せるタイプのスペーサーは「おすすめはしない、やるとしてもせいぜい1インチか1.5程度」等と言われます。

Bのタイプで、3インチ、4インチなどのリフトアップスペーサーも販売されていますが、トレイルブレイザーだと2WD、また、4WDでもマニュアルハブがあるような車だと、ある程度問題なく使用できるようですので、本国でトレイルブレイザーのカスタムしている情報を見るときには4WDかどうかの確認も大事だと思います。

ノーマルのトレイルブレイザーのフロントのサスの稼働は、GMの内部情報によると、負担がかからないのは上下2インチ(±約5センチ)、というものがあるようです。(ここは英文の意味を理解ができているか怪しい。。。純正に加えて?)
たった±2インチ・・この辺はいろいろ思う所がありますが、それ以上伸びたり縮んだ状態で高速で回転すると通常よりも負荷がかかる、ボールジョイントがひどい目にあう、ということなのでしょうね。それを簡単に超えてしまう可能性があるのがBのタイプだと考えることができます。


Aのタイプですが、これは、常にスプリングを縮めた状態にする、プリロードする、ということになります。車が重くなれば、スプリングは縮み、元の状態を維持しようと反発します。ですが、スプリングは縮んでいる、でも車の重さは変わっていない、ので、反発するスプリングは通常よりも車の位置を上にあげる、という仕組みを利用するのでしょう。
これだと、ショックの最長値を変えない限り(あってます?(笑))、もともと車が設計された範囲を超えることがありません。
ただ、足が伸びた状態を維持することによって車高を上げる、ので、そこから本来伸びるはずの距離ほどは伸びなくなる、本来の脚の動きを犠牲にする方法ですね。なのでこれも、2~3インチまでと言われています。3インチまでであれば
オフロードも問題ないという人が多かったです。(スタビレスなども多いので個別の事情は様々だと思いますが)

特にオフロードを走る人たちの間では、安価なトップオンタイプのものはデスリフトなどと呼ばれて避けられています。


デスリフトによって壊れている車がたくさんあることは割と知られているようです。
オフロード系のフォーラムではでは、デスリフトによって「ドライブシャフトやボールジョイントが粉砕されている」という単語が飛び交っていました。
個人的には一台だけですがスペーサーのせいでドライブシャフトが駄目になった、という人を知っていますし、4駆屋さんでもよく聞くので、すくなくとも雪国に住んでいる人や、アウトドアで未舗装路を走るような人は避けたほうが良いのではないかと思ってはいます。キャンプ場の通路で、フロント片輪が浮いていたり、雪道で埋まった車が足伸び切って浮いた状態で高速回転しているのはよく見かけますから(笑)

フロント3インチ、3.5インチなどというものまで販売されているので、これらは2WDでもない限り避けるべきかな、と思います。最大でも2インチ程度の物は日本の舗装道路しか走らないというならそれほど問題にはならないのかな・・・とはおもいますが。
とにかくいろいろ考えた結果…個人的には、もしこれから買おうという場合、できるならプリロードタイプがおすすめです。作業が数段面倒になるのと、乗り心地が多少固くなるとはおもいますが・・。


リアに入れるスペーサーは、単純にスプリングとフレームの間に入れるだけです。
3.5インチ、4インチ程度まで出ていますが、プロペラシャフトや、デフの関係で、またショックの長さもあるので、できるなら2インチ程度に収めたほうが無難です。
4インチでも問題なく走っている人はいますが…デフの何かがむき出しになっているとかいないとか。
またEXTに至っては、ショックを延長しない限り1インチ以上は上げないほうが良いと言われています。
これは大手メーカーのキットの注意書きとしてかかれています。

NOTE: Trailblazer EXT Models can't accommodate more than 1" of Lift without Extended Shocks. We don't carry extended shocks.

ショックは2インチリフトに対応するものも販売されていますし、2インチや4インチリフトにも対応できる他車種用から流用も行われているので、もし、必要なら一緒に交換することをお勧めします。

では、以下に現在販売されていて、ある程度品質が保証されている物をご紹介します。



左側がプリロードタイプ、右側がトップオンタイプです。

プリロードタイプとしては、

SuspensionMAXX
F2.5”
F1.75”
F1.5”
R1”
R1.5”
R2”
各バラ売り。
ここのリアにはマグネティックライド用のセンサーブラケットなどがついているタイプもあります。
エアサスとか、オートレベルコントロールなどついている車用との記載もありましたが、詳細は不明です。

supremesuspensions 
F2.5" R2”
F3" R2”
F3" R3”

ここはメーカーのサイトでは、プリロードタイプはすべて売り切れです。
4月まではアルミビレットタイプもデルリン(樹脂)タイプもあったのですが現在ありません。車用品店サイトでデルリンタイプは見かけますので、プリロードタイプの3インチを手に入れたい場合は早めに探して購入したほうが良いと思います。
用品店では主にセットで販売されています。
画像の左右に同じメーカーが並べてありますが、トップオンタイプも販売しています。こちらも品切れ傾向にあるので廃番かもしれません。
海外サイトでこちらのメーカーをお勧めしている場合がありますが、主にプリロードタイプのことです。
amazon.comやeBayなどで、supremesuspensionsで探すと現在はほとんどトップオンタイプが出てきますのでご注意ください。

次はプリロードタイプでも、アッパーマウントと交換するタイプです。

BDS 
F2”
F2” R2”

Rough Country 
F2" R3/4”
があります。

SuspensionMAXXやsupremesuspensionsより、
BDSのタイプのほうがおすすめである、という人も多数いました。
ショックの角度に有用である等々。
ただどちらもF2”で、2.5”や3”を求める人には物足りないという評価が多かったです。
これは35のタイヤを入れるためですね。


SUSMAXXの2.5についてくる薄いスペーサーはストラットの上にはさむための物です。トップオンタイプとおなじ使い方ですが、以前はこちらも単品の販売がありました。今はないようですが…。
その0.5(0.75”)スペーサーを、BDSと組み合わせるのが一番のおすすめである、という事でしたが、今となってはぜいたくな組み合わせということができるのかもしれません。この薄さの物はいれても全く不具合はないようです。


右側のトップオンタイプ。

readylift
F2"  R1”

PROCOMP
F2"  R1”

supremesuspensions 
F2.5"
F3”
R1”
R1.5”
R2”
R3”

こんな感じでしょうか。
このあたりだと、割と信頼できるとは思うのですが…
supremesuspensionsのフロントのトップオンタイプ3インチは4WDにはちょっと不安ですね。
そんなかんじですかね・・・。
あ、便宜上プリロードタイプとトップオンタイプというのを使ってたけど、正しくはどういうんでしょうね。
ほかにもいろいろ気になる情報はあったのですが、さすがにこれ以上は厳しいですね。
コイルスプリングもあることだし。






Posted at 2023/05/31 23:58:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | FAQ | クルマ
2023年05月30日 イイね!

トレイルブレイザーのリフトアップについての回答 サスペンション編のその前に。


こういうカスタムについては気になさる方もおられるとは思っていたものの、マフラーとか騒音系のイメージが強くてボディリフトで不快な思いをする人のことは考えていなかったのは手落ちでした。
すみません。

カスタム全般、様々な分野で、法律的な部分に抵触する危険性はあると思うので十分注意していきたいとは思っています。
それを含めてさまざまな免責的な部分も必要なのかとあらためて思いながら、とりあえず情報が欲しいのはマイナー車種しか乗ったことのない人間の性癖なのかもしれません。
また法律とは別に、個人の車を自分で整備するのは本来当たり前のこととはいえ、やはり素人ゆえの無知や技術不足による危険もあり、そういった部分を完全に防ぐのはなかなか難しいとは思いながら、それをカバーしてくれるのがみんカラかなと思っています。

ランクルやジープやジムニーみたいにカスタム方法を選ぶのに苦労するという楽しみはあまりないですからね(笑)

それでも本国では日本よりは情報が充実しています。
まずはできることを知りたい!

サスペンションリフトについて、資料を掘り返したのですが、PCに保存していたり、印刷していたり、手書きのメモだったりが膨大過ぎて、何を書けばいいのか、まとまりません(笑)

本国では4WD(パートタイム4WD)に加えて、2WDと、AWD(フルタイム4WD)がありますので、出来ること、できない事に差があります。
ノーマル(SWB)とEXT(LWB)の違いもありますし、排気量やグレード、オプション、年式による違いもあります。
2WD用のやり方は省いたつもりですが、ミスもあるかもしれません。



またリフトアップをするうえでトレイルブレイザー専用品は日本より多いとはいえ、本国でもそれほど選択肢がないため(リフトアップの最初の回に書いたように、構造上の都合からメンバーダウンやらカスタムされたアーム類、各種補正パーツなんかを含むキットは私が知る限りはないと思います。)、他車種流用も人気ですが、こういった自己責任での使用が前提の物も省いてしまうとできることが限られてしまうため、参考として記載します。


またサスペンションリフトで有りか無しか割と議論になる部分も記載します。
本国でもかなりの知識のある人たちが熱く議論しているような意見の分かれる部分もあります。

10数か所のフォーラムやクラブを徘徊して、それなりに根拠のある部分を資料として保存したはずですが、議論の時期によって主流だったものの、後に淘汰された情報や、あたらしいパーツや流用情報が、完全に時系列を追えきれなかったものもあります。

今年の(2023)4月に書き込む準備をしている段階で、メーカーが在庫あり、から、販売中止になったものもあります。

そういう廃番品なども、参考になりそうな部分は書いてみようと思います。
(5月30日、本日すべての問い合わせの回答がきましたので、記載するものは現段階で存在しています(笑) 下書きの日付からだいぶ経ってますなあ)

しつこくて申し訳ありませんが、ド素人が集めた資料ですので、技術的な議論に反論できる根拠を持ち合わせていません。
明らかにおかしいところはご指摘ください。
また、議論が分かれる部分につきましては、スルーしていただけると助かります。


まあ、しょせんド素人情報なので、法律も含めて、ご自分で調査する前の参考程度にとどめてください、ということでした。
それではやっと・・・サスペンション系に・・・はいります(笑)





Posted at 2023/05/30 22:47:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | FAQ | クルマ
2023年05月08日 イイね!

リフトアップを含め、あらゆるカスタムに付随して法律的な問題については十分注意してください。

リフトアップについて大事なことを一つ忘れていました。
おそらく皆さん常識的に理解していることだとは思うのですが‥。


リフトアップを含め、様々なカスタムを行う時に、法律的な問題は十分に調べて、必要であれば構造変更などをして、違法な状態になっていないか、十分に確認してから行うことをお勧めします。
ボディリフトやオーバーフェンダーなどを装着した場合、構造変更が必要になるケースが多々ありますので、カスタムを行う際には十分注意していただければと思います。





リフトアップや、社外のマフラーについてご不快に思われる方がいらっしゃることは承知しています。
今回はありませんでしたが、グリルガード論争があるということも理解しております。

その他、様々なカスタムについて、それぞれのご意見があることも了承しております。

もちろん違法適法を問わず、ある種のカスタムについてご不快に思われる方がいるのがわかっていて、そのようなカスタムについて発信することはどうなのか、と思われる方もおられると思います。
もちろん違法な改造を勧めているわけではないのですが、ご不快に思われた方には申し訳なく思います。


ですが違法ではない範囲で、情報を交換することは、車が好きな人間としては許していただきたいことだと思っています。


法律違反を承知でカスタムをしようとする人も中にはいると思いますが、そうではない人が大半だと思います。
それでも、気がついていない場合もあると思いますので、ご指摘いただけると助かります。
ありがとうございました。
Posted at 2023/05/13 13:33:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | FAQ | クルマ

プロフィール

EXT、なかでも05-06後期型にお乗りの方、サードシート裏どうなっているか教えて下さい・・
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/7 >>

  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

愛車一覧

シボレー トレイルブレイザー シボレー トレイルブレイザー
ようやく納車されました。 タイヤホイールはまだアメリカ国内配送中。 バックランプはつかな ...
マツダ プロシードマービー マツダ プロシードマービー
マツダ プロシードマービーに乗っています。

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation