信州じじのブログ一覧

人生初のランクアップに続いて、またまた驚きの初体験をしてしまいました。

普通、この年になると初体験なんてものとは縁がないと思ってたが、続いて！

　今まで小心者の私は、購入を決めた車にしか試乗したことがない。

Z４を試乗したときは自分の中では決定していた。「暑い」「埃は」「紫外線は」ときつい言葉を神様から浴びせられ、泣く泣く諦めた以外は購入に至っている。

エクシードが出るという噂でカラーリングもスタイルも確認しないまま発注したのは、スキーに没頭していた頃の若気の至りそのものであった。

そんな小心者の私が意を決してDに試乗依頼したのはロードスターである。

台風の影響で雨が降っていたため、写真を撮ることが出来なかったので借りものであることはお許しくあれ。

試乗車はs special package MT ソウルレッドプレミアムメタリックというマツダがＣＭに登場させているあれである。

試乗車にＭＴを用意しているとはＤもやる気満々であるな！！

雨の中で確認できたのはソフトトップの出来が良いのか雨音が苦にならなかった。

普段ウルサイ車にばかり乗っているので、エンジン音も含めて静かである。

　最初に信号を曲がったとき思わず声が出てしまった。なんという軽さ、回頭性の良さ！

面白い！試乗５分で虜になってしまった。

1.5Ｌは確かに絶対的な力感には欠ける。２，３速でべた踏みまで行ってもスピードレンジは大人しい世界である。
峠で気持ちよく走るには必要にして十分なパワーだと思う。

また、へなちょこな私でもべた踏みという各ギアで使い切る楽しさも持ち合わせている。

それにしても軽快な車である。ただメーターに４－５とか指示が出る。

えーこんなスピードで６速？言われた通り入れてみても何も問題がない。
ただ自分の感覚とはかけ離れていた。

ギヤ比の問題だと思うが燃費には貢献していそうである。

人生最後の車に最適(僕にとって)と思われた

維持費も安いし、パーツも安い。燃費もいい！いいことづくめだ。

デザインも周期が長く古さを感じさせないだろう。

街にマツダの車が溢れてきたことに納得させられた。
いい車なのだ！

　すぐに購入予定のない私に快く試乗させていただいたＤさんに感謝です。

7/2
つまり先週の事であるが、休みの日は誰よりも早く起きてしまうという悪癖のため楽しかったツーリングを忘備録として残そうと5時ごろから健忘症の頭をフルに使って書き始めた。

梅雨時の早朝5時集合という時間には、誰も走っていない道路を安心して走りたかったからに他ならないが、休みは早く起きてしまうという悪癖を利用させてもらったものでもある。

　集合時間になっても現れない車があった。5分ほど待機してから電話を入れてみると『6時ではなかったんですか？』と驚きの声。あとどれくらい時間がかかりますかの問いに『多分40分ぐらいだと思います』

この長い待機時間をどうやって過ごそうかと相談していると、20分後にはワープでもしてきたかと思うほどの速さで到着した。　もう一台はブレンボのブレーキが熱でだれているように見えるので聞いてみると、パッドをより高性能に変えたら発生する熱に負けてこんな風になった。ブレーキ鳴きが高性能ストッピングパワーを想像させる。

うーん、こんな2台とジジイが一緒に走れるのだろうか？多少は年寄りを敬って遠慮はしてくれる筈だがと願いながらめでたくスタート。

最初に向かうのはマイコースである美ヶ原高原美術館。ご存知の方も多いと思うが結構有名なビーナスラインである。梅雨時とは思えない青空のもと快調に走り抜ける。初めての人がいるためジジイが先導させてもらうのだが、コーナーを曲がるたびにミラーに映るレーシングイエローは、もっと速く走れ！俺はまだ愉しめていないぞとでも言いたげに安定した走りでコーナーから顔を出す。

一方、ランエボは新婚さんのためマージンを取っているのか、せっつく様子もなく快調に追走してくる。(写真と現場は一致してません<m(__)m>）
何回見てもこの顔は怖い。小心者の小生は優しいお顔のケイマンが大好きです。
カーボンの羽を見ると一緒に走っちゃいけないと無言で訴えてきます。

単独とは違ってちょっと侵入が速くなってしまいスキール音を発生してしまったり、荒れた路面でブレーキが間に合わなく感じることも何回かありながら無事駐車場に到着、そして記念撮影。雲海が足元に広がり、山々が神々しく映るその姿にいつも感謝するのでした。
後方に映る黒っぽいものが浅間山の噴煙である！
嘘です！！

下りはいつも安全運転なのだが、ランエボの怖い顔や、レーシングイエローの恐怖に負け結構なハイペースで白駒の池、八千穂高原の白樺群生地へと向かった。

途中荷物を積んだ軽トラがすべてのコーナーをタイヤを鳴らしながら我々を先導してくれた。

道路を知り尽くすとここまで！感心しながらしばらく追走、いなくなったと思ったら白駒の池はあっという間に到着。

日ごろの運動不足を解消するため苔むした素敵な遊歩道を散策。景色を堪能して下り始めると若い登山者たちが続々と登ってきた。有料駐車場にもかかわらず有料トイレが設置されていた。無料駐車場なら有料トイレというのも理解できるがなんとなく？であった。もちろん環境に理解が深い我々が喜んで投入したことは説明するまでもない。

白樺の群生地はつつじの季節こそ終わってしまったが、立ち並ぶ膨大な数の白樺は見るものに感動を与えてくれる。雑踏の中に暮らすメンバーには一服の清涼剤になったのではと自画自賛してしまった。

走るのが楽しくて写真を撮ることを忘れてしまったので割愛するが、菅平高原の焼カレーを遅い昼食にするもほかのメンバーが食が細くて驚いてしまった。
料理を残すのである。

自分がいかに大食漢であり、家人からも食べ過ぎ！と言われている理由がしみじみと理解できた。車の軽量化より自重の軽量化のほうがよっぽど大切であることを教えていただいた楽しい走行会でした。　
またいつか一緒に楽しみたいものです。

ぜひ皆さんも美しいビーナスラインと麦草峠にお出かけください。

最後までありがとうございました。