昨年末のエンジン換装後の
アイドリング不調からだいぶ落ち着いたどすこい号、でもまだ稀に一つだけ(?)な症状が出る。
アクセル一定(踏み込んだり抜いたりせず一定)のとき、唐突に瞬間的にエンジン回転数が落ちる症状。
この症状が停止時(ニュートラル)に起こるとき、アイドリング時に一瞬回転が落ちる「ドンッ!」というエンジン音だけでなにもしないでも勝手に元に戻ってくれるが、これが走行中に起きると瞬間急ブレーキ踏まれたような「カックン!」挙動が起こり「イラッ!」とする。
走行中に起きた場合の暫定処置としては、事が起こって放置すると速度とギアが急に合わなくなり車の挙動が「カックンカカックン」するので、直ぐクラッチ踏んでニュートラルにして、そっとつないであげると何事もなかったかのように回転も安定し普通の状態に戻る。
でもなんか不満!
ここまで良くなってきたのだからなんとかしてでも封じ込めたい!
ちなみに、去年の暮れ(エンジン載せ換え)からこれまでの処置として、
①
コンピュータ 基板断線等分解調査(のち交換)
②
燃料ポンプ&フィルター 交換
③
ダイレクトイグニッション 交換
このあたりで業者から「もう乗り換えましょうよ!」と
あきらめろご提案
④
スロットルボディー 洗浄(複数回)
ここまで処置して、
今まで以上にエンジン不調(エンスト多発)が悪化
⑤
圧力センサー 交換
⑥
オイルキャッチタンク内 洗浄
⑦
エアフィルター 交換
⑧
ISCバルブ 洗浄(
2回)
これはかなり効果あって、エンストはなくなった
⑨
PCVバルブ 交換
これらの処置は
面白い大変なもので、ほとんどが何か処置すればまた新たな不具合が出てくる(時にはエンジンチェックランプが点灯したり…)。
それなのにダイアグ診断にはどこに不具合があるのか数値として表示されないという困ったもの。
つまり、先代エンジンが不調を起こし始めた頃からブローまでの約2年間、次々に異音や変な挙動があっても(気にしないようにして)騙し騙しに乗っていたツケが、実はエンジンだけが悪かったのではなく、それに付随する機器類も次から次へと複合的に不具合を起こしていたことが改めて良くわかる。
ということで、エンジン不調撲滅でまだ考えられる箇所「EGRバルブ」を、確認する(部品代高いからガスケットだけ調達して様子見)ことにした。
ここも以前から頭の中にあったのだが「取り外しが面倒!」な場所についている(エンジンとミッションの接合部の狭いところで手や工具がなかなか入らず、裏から上半身持ち上げ気味で手を伸ばしてホース類どかしてなんとか届く!)が、ここもエンジン不調の不具合事例で結構情報があるので、がんばってw外してみて内部をすす払いすることにした。(親方監督のもと処置)
画像では内部が漆黒の黒なため光にあててもケータイでは写らないが、かなりすすがこびり付いて堆積していた(交換してもいいんで内科医ってくらい!)
処置としては、パーツクリーナーを内部に満たして漬け置きを2回くらいやるが、それでもあまり取れないので、指突っ込んだり突いたりして何度もブローしてやると固まりがゴロッと出てきたり(汗
あらかた出なくなるまで垢を落とした。(パーツクリーナー2本分)
また既存でついていたガスケットが紙製で完全に固着していて、手では剥がれずスクレイパーでも剥がれない(汗
仕方なく、三田ーで面が凸凹にならないように撫でるように剥がし、新しいガスケット(対策品なのか鉄製になっている)と交換、元に戻しコンピューターをリセットして完了。
ちなみにこのEGRバルブ、整備書には「2年毎に点検」って記載されているのだが、今まで目視点検されたような形跡がどうも見当たらないし、ソリヲ買えだの水夫と買えだの要領得ないので、これからは面倒でもやばそう(言わなきゃ放置されそうな)な箇所は自力で点検しようと思う。
Posted at 2011/12/17 23:41:16 | |
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