
この頃の僕の車に対しての要求は、車両購入時におけるイニシャルコストや燃費を含むランニングコストに対しての動力性能、安楽度、満足度であり、何より優先の選択基準は自分にとってのコストバリューでした。
当時ヨーロッパへの旅行で、レンタカーを借りる機会が数回あり、ディーゼルターボの実力をまざまざと見せ付けられていたのと、ヨーロッパに於ける乗用車のディーゼル比率が、国によっては50%を越えることも知り、合理的な考え方のヨーロッパ人が選ぶディーゼル(しかも日本でも燃料代が安い!)に興味津々だったのです。
しかし元気に走れるチャンスの多いヨーロッパと違い、日本(東京)での使い方(=始終渋滞にはまる事)を考えると、特にディーゼル車の場合、アイドリング時のガラガラ音と振動を考慮すると、それなりに遮音の行き届いた車がほしい・・・。欧州車を見渡してそそられるのはメルセデスの300TD(現在で言うEクラス)とかしかなく・・・高すぎて買えまっっしぇん!!
そこで日本車を見回してみると、自分の趣味、価格、装備やクオリティを含めた内容、予想される動力性能、等々いろんなことを考慮して、90系の中でも唯一のプレスドアでスタイル的にもセルシオの血の感じられた【クレスタ】を選択しました。当時出たばかりの特別仕様で、クレスタの売れ筋グレード、スーパールーセントと同等の内容となるヤツが車両価格220万円代半ばくらいのところ、交渉の末大バーゲンの40ウン万円引きが引き出せたので即決しました。
初回車検まで約3年間乗りましたが、やはり予想は大的中で、安楽な上に、シャーシもこの代からマークⅡのツアラーとかと同じ、全グレード共通の4輪独立懸架になりキャパも十分、パワー/トルクも2リッターガソリンよりかなり力強く、高速でも痛痒感なく走ってくれ、その上燃料代も「満タンっ!」って言ったところでガソリンと違い笑っちゃう位な額で、トータルな維持費を考えても、車検までの3年間大満足で過ごしました。
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愛車 | クルマ
Posted at
2006/04/23 01:35:22