
画像を見てアダルトビデオ?な~んて早とちりしてはイケマセン!(笑)
随分前に、TVで夜中にやっていたのを途中からたまたま観て、残像のようにすっごく印象に残っていた映画「さびしんぼう」・・・。大林宣彦監督の「転校生」「時をかける少女」と並ぶ尾道三部作のひとつです。主演/富田靖子&尾美としのり、1985年作。
もちろん映画館で公開時にも観ておらず、以前から、いつかちゃんと冒頭から観てみたい・・・との思いがあり、ビデオやDVDを探してはいたのですが、なかなか見つけられず半ば諦めていました。
ところが先日ふと立ち寄った大型電気店のDVDコーナーで、偶然見つけました!即効ゲットしたのは言うまでもありません。
夕べ少しゆっくり時間がとれたので、嫁と二人で観てみることにしました。
やっぱり大林監督の感性は大したものです。原作者をして「このストーリーは映像にはしにくい」と言わしめた内容を、とても繊細なタッチ・不思議な色合いで表現し、その独特のニュアンスが尾道の風景にも溶け込んで、テーマ曲であるショパンの「別れの曲」を交えて、ちょっぴりほろ苦いようなとてもなつかしい気持ちにさせてくれます。
そういう訳で今回あらためてこの「さびしんぼう」を観てみて、以前「残像」として残っていた理由が解かったような気がしました。尾道の街にもまた行ってみたくなりました。
Posted at 2007/02/07 11:42:56 | |
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