
我が家にA4がやって来てから早2週間が経ちました。
今回はノントラブルで順調に・・・・・・と報告したかったのですが、実は納車後の初ドライブで気づいた不具合があり、すでにディーラーには報告済み。1,000km点検の時に、何日か車を預けて交換作業してもらう予定です。はたしてその内容は?・・・メカニカルなトラブルではありませんので~嫁が運転できない~こと以外、直接走行に支障はありません。この件についてはまた後述することにします。(^^;
さてそれ以外は・・・、現在ODOメーターも1,300Kmを刻み、今のところ順調に慣らしが進んでいます。1,500Kmまでを慣らしの第1段階として考え、回転を3,000rpm以下に保ち急激な負荷を与えないように、今のところDレンジのみで走行しています。また前車ゴルフⅤGTXでもそうしたように、オイル交換はメーカー指定の15,000Kmまでするつもりはないので、1,000Km点検は慣らしが終わるまで少々先送りしております。もちろんアウディは無償でフリーウェイプランがついてくるので、定期点検や消耗パーツも含め、最初の車検までの3年間は全てのメンテナンスが無料です。これは気分的にものすご~く楽ですね♪
それでは今日から何回かに分けて、これまで乗って感じたことを、思いつくまま書いてみたいと思います。ちょっと長くなるかもしれませんが、よろしければお付き合いください。
まずは、以前にもちょっと触れたことがありましたが、操作系の軽さについて。
本当に軽いです。ペダルも軽いのですが、特に顕著なのはパワーステアリングです。今ではすっかり慣れましたが、最初はその軽さに少々戸惑いました。もしBMW乗りの方がいきなり乗ったら「恐い」と思うかもしれません。
サーボトロニックでアシストされたパワステはそれくらい軽いのですが、決してデッドというわけではなく、よく観察すると路面からの情報はちゃんと伝えてくれています。ただし「ダイレクト」というよりは「オブラートに包んだ感じ」です。いらないノイズ・振動はことごとくシャットアウトして、必要な情報のみを解かりやすくクリーンな感触で伝えてくる、とでもいいましょうか・・・。サーボトロニックそのものの出来もいいのでしょうが、ステアリング機構はもちろん、サスペンションを含むすべての可動部分の精度も高いのでしょう。フリクションがまったくなくスムーズで高級感があって、慣れるとすごく気持ちいいです。ちなみにこのS-lineが標準で履いてきた235/40/18サイズのタイヤは、前から憧れていた「ミシュランPS2」です。このタイヤもその感触に貢献しているのかもしれません。
これにより、スポーツ走行したとしても「ダイレクトだけれど少々重いステアリングと格闘しながらいい汗を流す」のではなく、「選分けられた必要な情報を読み取りながらクールで知的なゲームを楽しむ」って感じで、汗臭さとは無縁な世界・・・好き嫌いははっきりするでしょうが、逆にドライバーを熱くさせないそのクールさが、なんとなく「アウディらしい」なとは思います。
実際、GTXの時に感じた、車から「走ろう、走ろう!」って煽られてる感じは、今回まったくありません。「その気」になったらいくらでも応えてくれる能力を持ちながらも「普段はその爪をかくす」的スタンスが、「元気な時は元気に」「疲れているときはジェントルに」走りたいという、ドライバーのわがままな要望をいかようにも叶えてくれる車という感じがして、いい意味で「どんな時も気に障らない」、だから「いつも一緒にいたい」と思える車です。こういう不思議な愛着の湧き方は、初めての経験です。
つづく
Posted at 2006/11/28 15:06:12 | |
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愛車 | クルマ