
さて、一日空いてしまいましたが、インプレッションのつづきにお付き合いくださいませ~。
前回は、「操作系の軽さ」についてと「ドライバーを熱くさせないクールな印象」についてお伝えしましたが、今日は足回りについてその印象を書いてみたいと思います。
本日現在ODOメーター1370Km・・・まだまだ慣らしの最中ということもあり、3000rpm以下をキープしていることもあって、高速でも最高ぬうわKm/hしか出してないし、スポーツ走行もしておりませんので、あくまでも普段使いでのインプレということで・・・。
「思ってたより全然ソフトじゃん・・・」これが今回の愛車2.0TQ S-lineに乗っての、僕の第一印象でした。
このA4は、FF/クアトロ/排気量等問わず、すべてのグレードにメーカーオプションでS-line仕様が用意されています。07モデルではいずれも235/40/18サイズのタイヤ(05&06前期までは17インチでした)と、20mm低められたスポーツサスペンションが装着されます。また我が家にやってきた個体はラッキーなことにミシュランのPS2が装着されてきました。
もちろんグレードごとにバネレートは違うとは思うんですが、少なくともこの2.0TQに関して言えば、このサイズのファットで扁平なタイヤを履いているとは思えないくらい、アタリが優しく乗り心地が良いです。このサイズのタイヤの割りに・・・という注釈はいりません!(キッパリ) それくらい良いです。(無論タイヤの銘柄も好影響しているとは思いますが・・・) 18インチ(標準仕様は16インチ)でバネ下重量は増してるのは確かですが、この2.0TQの場合、クアトロシステムで上屋が重い(1,630Kg)効果で、相対的にバネ下重量増加が及ぼす悪影響が最小限なのも、良い方向に働いているのかもしれません。
以前GTXに乗っていたときの代車として、ノーマルのA42.0に乗ったことがありましたが、その時は「いやにソフトだな・・・僕的にはちょっと柔らかすぎ」という印象がありましたが、今回愛車となった2.0TQ S-lineの足は、一言で言って「気持ちのいい足」です。柔らかすぎず堅過ぎず、ほど良いバネレートで、しかも新車でアタリがついてないにもかかわらず、全くフリクションの感じられないダンパーの動きが、足を良く動かしてくれるおかげで、非常にスムーズな乗り心地です。おそらく上等のダンパーがついていると思われ、このあたりが、サスペンションそのものの設計/材料/品質や製造・組み付け精度等などを含め、コスト制約が厳しくVWでは出来ないことが、Audiでは実現可能なのだろうな・・・と思わせる部分です。
例えば、長崎の電車の軌道の石畳を通過する時に、これまで感じていた「ドシンッバタンッ!!」が「トントンッ!」「ヒタヒタ」と軽く足元でいなしてくれる感じとでも言いましょうか・・・。ボディはほとんど揺すられません。
僕の好みから言えば、もう少し減衰力の効いているほうが好きなんですが、しかしそうは言っても、もしショックを交換したら、下手をすると現在のこのウルトラスムーズな感じが失われるかもしれません・・・。GTXでもその辺りの難しさは嫌というほと味わっているので、慎重にならざるをえません。改悪にだけはしたくないですので。。(僕好みの乗り味にするには、スプリングはそのままで、オーリンズあたりの、減衰力は高めに調整できかつ乗り心地の良さも失われない、上等なダンパーを合わせるといいのかもしれませんが・・・。しかし必ずそうなるという保証も自信もありません。←独り言ですので聞き流してくださいね^^;)
メーカー純正としては、Audiユーザーの最大公約数的好みを考えると、このS-lineの足は間違いなく、非常にバランスの取れた理想に近い足回りだと言えると思います。このバランスを壊さずに、自分好みにより良い足をセッティングするってやっぱり難しいですよね
ちなみに・・・やはり予想通り、サスペンション全体が馴染んでくるにつれ、若干ですが納車時より少しずつ車高も落ちてきました。ルックス的にもなかなかいい感じになってきました♪
Posted at 2006/11/30 21:37:54 | |
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