昨日のブログでミネアポリス到着まで書きました。
んで、その続きです。
到着してしばらくすると外は雪でかなり視界が悪い状態です。
ちょっと先をタキシングしている飛行機がほとんど見えません。
このおかげで、各地からの飛行機が遅れに遅れています。
入国審査を受け、預けた荷物を引き取ろうとしたところ私の荷物がありません・・・
最後の最後、ベルトコンベアが止まるまで待ってたけどやっぱり出てきません。
近くにいたスタッフに聞くと、出たところにカウンターがあるからそこで聞くようにと言われ税関を通って乗り継ぎカウンターへ行き、再度問い合わせをすると「もしここでなくても必ず最終到着地には届くはずで、もしそこでもなければホテルに必ず届ける」と言われて仕方なく、次のゲートへ移動。
乗継まで少し時間があるのでターミナル内をぶらぶらとしながら指定のゲートまで徒歩で移動。
ところが思っていた以上に遠く、ヘトヘトになりました。
途中、空港内連絡シャトルがありましたがどこで降りることが出来るか不明だったのでその脇を徒歩移動。
結局、終着駅のさらに向こうの離れ小島が出発ゲートだとわかったときには時既に遅しで疲労困憊。
やっとのことでゲートに到着して時刻を確認すると、予定時間の14:20が15:00に変更になってる。
まぁ、この雪だからしゃあないと思ってあきらめて待っていると、出発予定時刻になってやっと飛行機が到着。
乗客が降りて、機体のサービスも終了と思ったころにアナウンスが!!
出発時間が19:00に変更になってるやんけ!
カウンターのおばちゃんに聞くと、あちこちで遅延が発生しパイロットの手配がつかないとの事。
航空業界を知っているのでこう言われると、なんともいえない・・・
んで、結局空港内に7時間も閉じ込められてしまいました。
暇なんでシャトルを意味もなく乗ってみたりwww
よく見たら、ケーブルカーでした。
やっと出発時間になって、飛行機に搭乗。
さすがと思ったのが、このクラスの飛行機にもちゃんとボーディング・ブリッジ付くのね。
今回はCRJ200でしたが、サーブ340にもちゃんとブリッジが付いていました。
あと、こちらのルールは飛行機のドアが閉まるまでは携帯電話もすべてOKでコクピットドアも開けっ放し。
到着したら、キャプテンが出てきて挨拶もしていました。
ガラの悪そうなCAがドアを閉めると機体がプッシュバックされやっと出発です。
ですが、飛行機はランウェイのほうに行かず延々とタキシーウェイを走っていきます。
どんどん走って、空港のけっこう端っこのほうまで来るとトラックが並んでいました。
夕日がきれいだなぁ・・・
と思いながら見ていると、機体がそちらのほうへ進んでいきます。
私が出発するときは雪もやんでいたのですが、それまでに出発する機体がスポットを離れそのまま出発していくので、なんか忘れてへん??と思っていたのが、これを見て解決です。
こんだけ温度が低く、翼に雪や水がかかっている常態で離陸することは非常に危険です。
ましてや、降雪時には絶対にそのままではダメなのです。
これを見て、さすがアメリカ!!と思いましたわ。
あんだけの量の飛行機を一機づつスポットでデフロスト/アンチアイスをしていたら大変です。
なので、離陸する機体が離陸直前に直接ランウェイの端っこで処置をすればホールドオーバータイムに縛られることもありません。
アームの先端のお兄ちゃんがスプレーをかけてくれています。
運転手のおっちゃんも、ホースを持ってかけ難い所やギア周りにかけてくれています。
これを左右からやってくれます。
搭載されているフルードはタイプ1とタイプ4のようで日本と同じみたいですね。
全部終了すればすぐに離陸しました。
今回は約1時間半のフライトでしたがあまりにも疲れたので1時間25分ほど寝ていました(爆)
そんなこんなでやっとのことで最終目的地のウィチタに到着。
後は荷物を受け取ってホテルに移動するだけです。
んが、やっぱり荷物はありません・・・
次の到着便の荷物が出てくるまで見てましたがやっぱりありません・・・・・・
先にこちらに入っていた同じ会社の人(英語完璧です。)と一緒にカウンターにいくも誰もいません。
張り紙には5:00PMでカウンターはおしまい、あとは800-の番号に連絡しろと書いてある。
電話をしてもらうとコンピューターが受付でいくつかのプロセスをこなすとやっとオペレータにつながった。
しかし、この件を問い合わせるとバゲッジ担当にまわすと言われ待っていると今込み合っているので30分から40分待てとの指示。
仕方なく待っていると、40分ぐらい経ったところでコンピュータの音声で「本日の営業は終了」とぷっつりと切られる。
二人でブチブチ切れながらもどうしようもないし11時も回ったのでとりあえずホテルに入りました。
日本はちょうどお昼を回ったぐらいだったので、家に連絡を入れて嫁に日本のデスクへ連絡を取ってもらったら、コンピューターの登録画面では空港についていることになっている。
なぜなかったのかはわからないが、ちゃんとホテルに届けるとの事。
こちらから現地時間の明日の9時にホテルの持ってくるように言うが、「なんせアメリカ人なんで確約は出来ません。」と・・・
最悪、お昼までには来るだろうとその日は寝ました。
翌日、9時どころかお昼を回って2時になっても着ません。
会社の人を迎えに行き、再度電話してもらうと空港まで取りに来いと言いやがる。
別件があったので時間がないとそわそわしていると、フロントの兄ちゃんが後はやっといてやるから行っていいよとアシストしてくれた。
結局、このおかげで時間が狂って待ち時間が出来たのと空港に近かったので直接空港に取りに行くがやっぱり人はいません。
電話するもそこに人が居るはずだから、聞いてくれとのこと。
見かねた空港インフォメーションのおじさんが内線でいろいろとかけてくれるが電話に出ません。
おじさんもいろいろと名刺とか見て連絡とってくれているのですがやっぱダメです。
とうとう、空港セキュリティーに連絡をしてくれて、そこからカウンターのほうへ連絡を取ってやっとつながった。
しかし、カウンターに行ってもやっぱり誰も居ません。
バックヤードに通じるドアを傘で大きな音が出るように叩くとやっと人が出てきました。
で、いくつかの預かり荷物をまさぐると私のスーツケースを発見。
やっと引き取ることが出来ました。
出てきた人にどういうことか聞くと、当然アメリカ人「私は知らない、でも荷物はここにある」としか答えない。
もう、二人とも疲れたので荷物を引き取りホテルへ撤収となりました。
ホント、英語が喋れる人が居てよかった。
私一人では無理だったかもです。
なんか、書いていてまた腹が立ってきたわ!!プンスコ