時は西暦2016年 俺は日光にいた。
ロードスター天国。それは、日光サーキットにて開催されるロードスター界の馬鹿っ速の者達がしのぎを削るタイムアタックバトルである。
そして今回私が参加したのが、
ロードスター天国0.5。
天気が心配される中、午前7時現地入り。
現地はまさかの雪である。
「なにィィィィイ!!雪だとっ!?HEEEEYYYY あァァァんまりだァァアァ AHYYY AHYYY AHY WHOOOOOOOHHHHHHHH!!」
悪天候な為に泣きわめく。この日のために日頃から行いには気をつけていたというのにィ!
路面はウェットなおかつドライバーの休息所でもあるパドックは寒い、という厳しいコンディション。
「
ふーーーー、スッとしたぜ」(すっきり)
わめいていても雪はやまないし、路面も乾かない。やるしかない。キリッ
雨天のサーキット走行の経験はなく、不安いっぱいで1ヒート目に臨む。
同クラスのたくまっくさんとなりなりさんは
「
路面にオイルが浮いてぇいるんじゃぁ一本目は走らないぜ!!」
なんて言ってて、
「走りてぇ走りてぇ走りてぇ怖いけど走りてぇ」と猿のごとく思っていた俺には到底まねできないことを平然とやってのける。
そこにシビれるぅあこがれるゥゥゥゥッッ!!!
事前のドライバーズミーティングでは
・縁石は乗っちゃあ、いけないぜ
・ラインには乗っちゃあ、いけないぜ
・逆バンクは使っちゃあ、いけないぜ
これらの3点を守ればとりあえず安全に走れるとの講習を受けていた。
その真偽を確かめる為、15分の間にいろいろ試してみる。
3~4コーナーの縁石→× 乗ったら滑る。
6コーナーのライン→△ 滑るときと滑らない時があった。わりとOK?
裏ストレートのバンク→不明 びびりスイッチONのため検証できずw
最終コーナー手前のバンク→不明 同上
11、12コーナーの縁石→× 乗ったら滑る。ホームストレートで踏めないw
だいたいこんな感じ。
同枠で走られていたa2woさん曰く、
「
いろいろ試しちゃーみたがタイムは変わらないぜェェェェエエ!!」
とのこと。
だったらリスクの少ない安全走行で行こうじゃあないか。
びびりスイッチは
ON。
だが勇気をださなければなるまいッ!!
『勇気』とは『怖さ』を知ることッ! 『恐怖』を我が物とすることじゃあッ!

雪道走行もそうであるが、ウェットのサーキットにもドライビングの丁寧さが要求される。
「
どゥゥゥゥゥゥッッッン!!!」とブレーキ踏んで
「
うおりゃァァァァァァア!!」とステアリングを回しても
車は思い通りに曲がってはぁくれないんだ!
わかったか、スカタン!!!
はいィィィィィィイ!!!
1コーナーの進入なんかは特に繊細なブレーキングが必要だなぁと感じたウェット走行だった。
1,2ヒートでは何度もタコ踊りを披露してしまった。
おまえ、一体今まで何回タコ踊りをしたんだ!?!?
「
お前は今まで喰ったパンの枚数を覚えているのか?」ドヤァ
天気予報では、「曇りのち晴れ」。そもそも曇りじゃあないし。もはや当てにならない天気予報。だがしかし!太陽に出てもらうしかぁないんだっ!!!
ふるえるぞハート!燃え尽きるほどヒート!!おおおおおっ、刻むぞ血液のビート!山吹き色の波紋疾走(サンライトイエローオーバードライブ)!!!!
波紋使いの誰かが、曇り空を吹き飛ばしてくれたようで、ところどころ晴れ間が覗く。
そのおかげか、3ヒート目はドライで走ることが出来た。
3回目の日光サーキット。同クラスにはジムカーナ界では有名な
クマ産がいた。私よりも良いタイムをコンスタントにたたき出す。
なぬゥゥゥウウ?!?!
意外ッ! それは初サーキットッ!!
俺「
な、何をするだーッ!!許さんッ!!」(追いかける)
クマ産「
猿が人間に追いつけるかーッ! お前は、このクマ産にとってのモンキーなんだよーーーーッ!」
俺「
あァァァんまりだァァアァ」
俺「
初サーキットのクマ産に負けるなんて・・・。こ・・・こんなこと! 残酷すぎる!」
俺「
き…切れた。ぼくの体の中で何かが切れた…決定的な何かが…」(追いつけない)
結局、5ヒートの内2ヒートしかタイムでは勝てず、惨敗。
皆「
こ…こいつ…死んでいる…!」
タイムは43.824でしたー!
ベストは更新しましたが、悔しい結果に終わった。
酒!!飲まずにはいられないッ!!
頑張ります。
オー! ノーッ おれの嫌いな言葉は一番が「努力」で二番目が「ガンバル」なんだぜーッ

うそうそ、ほんとに頑張ります。
今年度中に42秒台入れるように頑張ります。
っえ?無理?
…ちがう 信念さえあれば 人間に不可能はない!人間は成長するのだ! してみせるッ!

~to be continued~
Posted at 2016/03/19 12:30:26 | |
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