スズキは26日、3世代目となる新型「ランディ」を発表した。
新型は、従前のミニバンとしての運転のしやすさや使い勝手の良さに加え、安全技術や便利アイテムに磨きをかけての登場となった。
先代で好評だった「S-HYBRID」(2.0Sを除く)は基本性能はそのままに、燃費向上技術の要素を盛り込んだことで16.6-17.2km/Lに向上(2WD車の場合)。
また、安全装備の最大のトピックとして「自動運転技術」を一部グレードに設定したことも大きい。
「自動運転技術」は時速30~100kmの範囲で速度を設定すると、先行車がいない時はアクセルとブレーキを自動制御しながら設定速度を維持して走る。
時速50km以上であれば、路上の白線を検知して、車線の中央を走れるようにハンドル操作の支援も行うというのが一連の機構(但し、あくまでも運転支援だから、ハンドルを保持していることが条件である)。
加えて、全車に「エマージェンシーブレーキ」「全方位モニター」を標準装備としていることも大きな武器だ。
エクステリアは一目でランディとわかる「家族みんながワクワクする」ものとしつつも、従前の5ナンバーサイズならではの利便性を踏襲している。
伸びやかなサイドラインや広いウインドウ、開放感が高く視認性の良好なインパネも先代から引き継がれた美点だ。
今回は、それに加えて「デュアルバックドア」や「ハンズフリースライドドア」、「グラデーションインテリア」、「2トーンルーフ仕様」も新たに設定されたことでより一層の個性と利便性を引き出す演出がなされている。
また、1/2列目に加え、3列目にもスライド機構も加えられたことで、シートと荷室アレンジの一層の拡充が可能となった。
バリエーションは従来の「ランディ」に加え、スポーティ仕様の「ランディ スティングレー」も新たに加わることで選択肢が広がったのも朗報。
「ランディ スティングレー」は全長が4,770mm、全幅が1,740mmに広がるため、3ナンバー登録となるが、延長部分は最小限の為、基本的な使い勝手の良さはそのままだ。
尚、新型「ランディ」は日産自動車からのOEM供給となる。
<ラインナップ>
・ランディ
2.0S (注1)
2.0X
2.0G
・ランディ スティングレー
スティングレー
スティングレーG
※(注1)は2WDのみ、他は全て2WDと4WDから選択可
・・・これはフィクションであり、願望です(爆
Posted at 2016/08/26 10:04:28 | |
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