エスケープR3のドロップハンドル化〜完結編〜

在りし日の姿


解体


仮組


コンポーネント、ブレーキ、チェーン、ペダル装着


シフトワイヤー装着


バーテープを巻いて完成！


試走


試クライム


結論は、


費用対効果が薄く、あまり意味ない。
というか、道楽以外でやるべきではない！


という感じです(^^;
なんか、「クロスでもロードでもない、そう俺達はエスケープ改」みたいな(笑)


まだポジションが出きってないのですが、第一印象でのメリット・デメリットは以下の様な感じです。(個人の感想です。感じ方には個人差があります。)

【メリット】
見た目がスポーティ
ドロハン＋STIでロードバイクのように見える。

クランク剛性アップ
クランクを交換した場合に限り、剛性がかなりアップ。
純正品をロード系コンポの最低グレードに変えただけでも体感できるくらい踏み込みに対する反応が速くなった。


【デメリット】
直進安定性ダウン
幅の広いバーハンドルから幅の狭いドロップハンドルになることで安定性が下がった。

Vブレーキの調整がシビア
シュークリアランスを片側1mm未満になるレベルで調整しなければならない。
その上、センターが調整しにくいVブレーキですぐに片効きになる。
(カンチブレーキならまた違うかも。)

ブレーキングがシビア
ブレーキのコントロールもシビア。

ハンドルに荷物がかけられない
小さい袋でも前タイヤに接触する。
ちょっとした買い物にも乗っていけない。

重い
ロードバイクだと思って乗ると異様に重い。
さりとて、もうクロスバイクとは思えない。

ズボンの裾が更に汚れやすい
クランクにガードがないのでより裾を擦りやすい。

疲れる
なんだかんだで前傾姿勢はやっぱり疲れる。

ライトが流用できない
ハンドルが太くなって今までのライトが付かない。

後方確認しにくい
前傾姿勢は後ろが見難い。



……正直、これからドロハン化しようとしている人がいたらコンポとかハンドルが破格で手に入るような条件でもなければあまりオススメしません。

「ロードバイクに乗りたいけどクロス買ったばっかりだしドロハン化しようかな」という人は頑張ってロードバイク買ったほうがいいです！

「自転車やってみたいけど、ロードは前傾きつそうだしまずはクロスバイクから」という人は各メーカーの最低グレードのモノを買うことをオススメします。


とは言え、あーだこーだ考えるのも自分で組み上げるのもなかなか楽しかったですし、今回の改造には結構満足しています(笑)