320d(G20)には、Park Distance Control(PDC)機能に緊急ブレーキという機能があります。この機能のデフォルトはOFFだったので、せっかくこれだけの安全装備があるのだからとONにしました。
設定方法は、iDriveで車両情報→設定→ドライバーアシスタンス→駐車と車両操作→アクティブPDC 緊急ブレーキの画面で以下の2つの設定をONにします。
・リア緊急ブレーキ自動操作
・側面での非常ブレーキ介入
(BMWの取扱説明書は、アクティブPDCという用語やエマージェンシーブレーキという用語などの表記揺れが激しくて、どれがどこまでを示しているのかよく分かりません)
そうして買い物に出かけ戻ってきて、駐車場に入れようと曲がりながら後退したところ、右後方に壁が近づいたらギッと鳴って車が急停止。緊急ブレーキが働いてびっくりしました。でも壁までまだ1メール近くありました。一旦前進して再度後退してみても、またギッと急停止。そんな広々とした駐車場じゃないので、こんな過敏に反応されては使えません。デフォルトがOFFな理由が分かりました。
その時は2つの設定をOFFにして駐車しましたが、帰宅後に改めて取扱説明書を読むと以下の記載がありました。
・アクセル ペダルを操作すると、ブレーキ介入が中止されます。
・エマージェンシー ブレーキの作動により車両が停止した後は、障害物に当たらないようにさらに接近することができます。接近するにはアクセルペダルを軽く操作してから、再び放します。
・アクセル ペダルを踏み続けると、車両が発進します。手動ブレーキはいつでも可能です。
もしかすると、緊急ブレーキが効いた後にもそのまま後退を続ければよかったのかもしれません。安全な場所でまた今度試行錯誤してみようと思います。
しかし、車なのに「設定ごとに動きを試そう」とかコンピュータみたいで困りますね。仕事の延長みたいな気になって少し嫌かも。
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アクティブPDC - YouTube
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車庫入れでぶつからない!BMWが全方向ブレーキ搭載(16/10/20) - YouTube
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Posted at
2021/04/03 22:54:39