散らない枯葉のブログ一覧

日産「ノート」が頑張り続けていたが、、。

　タイトル画像は国産コンパクト（ヤリス・ノート・フィット）の年間の車種別販売台数をグラフにしたものです。　トヨタ「ヤリス」は２０２０年２月に発売開始、「ヤリスクロス」を同年８月に追加発売、統計上は合算された数値しか判らないので、６割が「ヤリス」の台数として算出しています。　ホンダ「フィット」は同じく２０２０年２月に発売開始されています。　日産「ノート」は少し遅れて２０２０年１２月に発売開始され、「ノートオーラ」が翌年の２０２１年６月に追加発売されています。　グラフは２０２１年以降に着目して見てもらえばよいと思います。


　「フィット」は「ヤリス」に勝てなかった事で２０２１年以降低迷が続き、「ノート」は大胆にガソリン車を捨てe-Powerだけにパワトレを絞ったけど、途中３ナンバーの「ノートオーラ」の追加策が功を表して、「ヤリス」と対等以上に戦い２０２２年は追い越す健闘を見せました。　上のグラフは２０２３年の月毎の販売台数推移を表したものですが、直近ではちょっと「オーラ」の売行きが鈍って、「ヤリス」との差を広げられそうな状況になってきたように思います。　日産にとっては「ノート」だけがトヨタと対等に争えているクルマだっただけに、意地でもこれ以上販売台数は減らせないと言うところではないかと思います。