
この夏はアマガエルやセミやカナブンやヤモリ等々、いろんな生き物が作業場を尋ねてきました。
そんな中、命の危機を訴えながらやって来たのが白黒の野良猫(・∀・)
ガリガリに痩せたその子はまだ1歳になるかならないか、ってサイズでした。
どうやら、前日にバイト君がメシを分け与えてた模様。。
「死ぬにゃ。。なんか喰わせてくれにゃ。。」と必死で鳴く野良にゃん。
我々の後をぴったりと付いてきて離れません。
そう、もう既に野良としてのプライドもかなぐり捨てて人間に媚びることで命を拾おうとしている様にも見えました。
それくらい、今年の夏の暑さは彼等にとっても酷なものがあったのでしょう。
元々、親と同居してる頃は猫屋敷状態だった我が家、命乞いする猫に対して自分は見て見ぬふりは出来ません。
バイト君の原付を借りて近所のスーパーへ…猫缶と低脂肪乳を買って帰りました。
猫缶をパコって開けてあげると匂いの所為かお祭り状態にw
いっぺんにあげると満腹中枢が追いつけないので少しづつ分けてあげます。
牛乳は…下痢ピ~になる猫もいるのですが、栄養補給のため少量づつ。
しばらくは「もっとクレクレにゃ!」だったのですが、落ち着いてきたのか静かになりました。
デスクの下で毛づくろいするまで慣れてしまってます(・ω・)
しかも、手を近づけると擦り寄ってきます。。カワィィ
本来は野良にゃんなので、猫の意思に任せて様子を見てみることにしました。
さて翌日、翌々日と作業場の入り口で我々のどちらかが来るのを待つ猫。
中に入れてあげると簡易ベットの上でゴロゴロしています。
夜になると飛んでくるカナブンも彼にとっては「メシ」だそうです;
このままここに居着くのかな、って思い始めた三日目に先に来ていたバイト君が一枚の紙を差し出してきました。
「ネコにエサやるな!苦情あり! 貸し主」
まぁ、世の中、誰もが猫が好きな訳でもなく、中には目の敵にしてる人が居るのは理解してましたが…すぐご近所に居た模様です;
自分達がルール違反や犯罪的な行為をしているか、或は何度も注意を受けていた上でのこの文章なら納得もいったのですが…人としてもう少し、なんというか…ゴニョゴニョ。。。
いずれにしても背に腹は代えられません。
完全室内飼育にするか、他の手を考えるか、その日一日バイト君と協議しました。
名前をつけると情が移るので敢えて名無しでいたのですが、既にバイト君は「ノラジ」と呼んでる様子。
彼の家猫が6月から行方不明になっていたことと、その猫とノラジが瓜二つだったこともあり、「ワシが家で面倒みますわ」とバイト君。
結果、猫は越谷から松戸に転居に相成りました。
ただ気掛りだったのがバイト君、猫の飼育してたのに知識が零に近い。
自分の醤油たっぷりのオカズをノラジにあげてました;
人間の味覚上での塩分摂取は猫の腎臓を破壊してしまいます(°ω°;)
ちゃんと知識を持った上で飼ってあげておくれ。。
取り敢えず、転居して三週間。ノラジは元気で居てくれてる様子。
来週は猫餌手当¥1000を支給してあげないとw
Posted at 2007/09/17 04:16:40 | |
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