ヘッドライト殻割りなんて怖くないぞ!
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まずは、ダンボールを用意します。
ダンボールの大きさですが、あまり大き過ぎると
ドライヤーの熱がヘッドライトに十分行き渡らない
可能性があります。
なので「ヘッドライトがちょうど入る大きさ」が
ベストだと思います。
因みに、私が使用したダンボールサイズは・・・
幅 約41cm/奥行き 約55cm/高さ 約41cm
引越し用ダンボールの「中」の部類だと思います。
ダンボールが用意できたら、ドライヤーを挿す
穴を開けます。
個人的な意見ですが、暖かい熱は上に
上がっていきますので穴は下側に開けました。
2
バーナー、バラスト、ネジなど、この時点で
取り外せる部品はなるべく外してから、
ヘッドライトをダンボールに入れます。
ダンボールに入れたら、テープで塞ぎますが、
完全に塞がず、ドライヤー挿入側とは逆側の
上部は、熱風が抜けるように少し隙間を
設けておきます。
完全に塞ぐと、ダンボール内部に熱がこもり
すぎて、ドライヤーの温度センサーが異常だと
感知してしまいます。
そうなると、温風・冷風の繰り返し状態になり、
全然暖まりません。
最初、この状態が起こったとき、ドライヤーが
故障したのかと思い、新品を購入したのですが、
新品でも同じ状態になり、説明書を見て原因に
気がつきました。
ドライヤーで暖める時間ですが、私は30分間
暖めました。
20分でもいけるかもしれません。
またドライヤーによっては風量の調整ができると
思いますが、通常でOKです。
3千円程度の安いドライヤーで十分です。
3
暖め終わったら、いよいよ殻を割ります。
殻を割り始める箇所ですが、とがっているような
箇所から始めるとやり易いと思います。
割る作業では、マイナスドライバーなどテコに
なるような物で開いていきますが、最初のうちは
開いてもすぐに閉じてしまうので閉じないように
割り箸などの「つっかえ棒」を入れて閉じない
ようにします。
この時、写真のように、とがった箇所に対して、
左右どちらかだけではなく左右均等に開いて
いったほうがいいです。
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「つっかえ棒」である程度(15cmぐらい)開いたら、
手で少し開ける状態になっているので、
少し開きます。
この時、強引に開かず、最初に「つっかえ棒」で
開いた部分よりも少し開いたところで、また
「つっかえ棒」を挟みます。
5
これらの作業を繰り返しますと、「つっかえ棒」
なしで手で開けるぐらいになりますが、
油断すると部品が破損してしまう可能性が
あるので慎重に・・・
6
ようやく、殻割りできました。
7
既存のブチルテープは再利用したいが、すぐに
閉じる訳ではないので、ブチルテープにホコリや
ゴミが付着しないようにマスキングテープで
覆っておきます。
殻割りしてすぐに閉じる場合、あるいは既存の
ブチルを取り除く場合は、この作業は不要だと
思います。
最後に・・・
くれぐれも、殻割り作業は【自己責任】で
お願いします。
また、ドライヤーなど熱を利用した殻割りでは、
ヘッドライトに変形が生じるため、閉じても
完全には元に戻りません。
従って、閉じる際には、ブチルを追加するなど
シーリングを施す必要性があります。
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