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2022年06月08日 イイね!

みんカラ波打際高校 手芸部活動報告

みんカラ波打際高校 手芸部活動報告悪ふざけ大好きなヤサ男なのに、喧嘩はバカ強、バイクのドラテクは人の域を超え、その反面優しくて情にもろく曲がったことが大嫌い。4人の仲間達は、いずれも彼に惚れ込んだ、そこいらの不良では束になってもかなわない腕っぷしの中学の番格たち。紫のリーゼントとファイヤパターンのGSがシンボルと言えば、言わずと知れた湘南爆走族の2代目リーダー江口洋介のこと。
その裏の顔は、第25代 波打際高校 手芸部部長でもあり、そんな手芸の江っちゃんの背中を垣間見た瞬間があったのでした。

それは、、、
今のM3の納車後、E46M3CSLのステアリングを見て以来、憧れ続けたバックスキンタイプのステアリングがどうしても欲しくなり、ただ、ステアリング本体のお値段がそこそこする上に、バックスキンは手垢の付着などが早く、常時触れている部分がテカテカになる(スティンガー谷口信輝氏談)ことから、ハンドルの上から被せる皮地のものを見つけ、これなら、ドス黒くテカっても外して交換してしまえばいいと気軽にオーダーしたのが2年前。

取り付けは、YOUTUBEで視聴し、予習ばっちり、イメトレも失敗する姿が全く浮かんでこないなど、キャラメルマキアート、いや、本場のゼリービーンズより甘々の自信満々で臨んだ結果、
いざ、針に糸を通し、作業を開始すると、それなりの裁縫技術が必要と判明。
今更後に退くことも出来ず、何度も指先に針を突き刺し、紅に染―まっーたぁー♪青い糸を、その都度取り換え、通す場所を間違えて、やり直すこと数知れず。
いつしか指先の痛みはβエルドルフィンの分泌とともに快楽へと変わり、やり直し作業は、ドストエフスキーが「地下室の手記」で示唆した、
「重犯罪人に自分の罪を思い知らせるなら、土を掘り移動させてそれをまた元に戻す。」を想起させるスラブ的な懲罰として私の正気を削りとり、何度も破壊的な衝動に駆られながら、イオン手芸店にこの年になって男一人で行くといった羞恥プレイに身もだえしつつ、数時間チクチクした結果、その道のプロの嫁からもお褒めの言葉をいただく仕上がりに。


(画像は装着した当時)

そうして使い続けること2年と1.2万kmが経過し、テカテカにこそなってないものの、指が触れる部分の糸がほつれだし、最初は少しプラプラするなぁ程度だったのが、見る見る解けだし、そこからカバーが外れてしまうのではと思うほど糸が抜けてきたので、放っておけなくなり、再度、家庭科2の技量が試されることとなったのです。


(光の差し込みで赤みが掛かっています。)

絶対に開けるものかと固く封印していた特級呪物「裁縫セット」を取り出し、いざ領域展開へ。
またしても私の指が先に血祭りにあげられるのか、なのか、それともバックスキンの再封印となるのか、
しかし、相手の手の内が分かっているだけに、この時の私の集中力は凄まじく、途中でほつれた糸を抜き取り、傷んでいない箇所で電車結びをして、糸同士を結合。
ある程度アロウワンスを持たせ、順序良く糸を通し、適度にテンションを保ちながら、ゆっくりと、そしてテンポよく紡いでいくと、
なんてことでしょう、、、、
家庭科2が、今や家庭科4をもらえるぐらいの腕前になっているではありませんか(ビフォーアフター風)




その時、ふと目の前に浮かぶ、背中を向け、サムアップするあの湘爆の真紅のスカジャン
ありがとう、、手芸の江っちゃん、、、
ウチの嫁も津山さんと同じく、高1の頃からの同級生で、手芸好きなんだよ~

なんて、独り言ちていると、思春期のバイブル(実写はなかったことに)を猛烈に読みたくなり、週末は実家に戻って全巻読破決定です。

ちなみに、嫁も湘爆を読んでおりまして、付き合いだした頃、
「この中だと俺って誰?」と試しに聞いてみたところ、
「え~と、江口君は違うとして、その目つきは、晃!?」と予想外の返事に、
「おおお!イケメンやん!!」と歓喜するも、
「に、マルの成分が80%。」orz
だそうでして、そう言えば、当時から、泣く子も黙る湘爆OBの「じぇんとる麺」店主シゲさん推しで、今聞いたら、果たしてなんて答えるのだろう(汗)

以上、みんカラ波打際高校 手芸部活動報告でした。

Posted at 2022/06/08 10:55:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | F80M3 | 日記

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偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人気車とメタ...
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