
日々、我々はPCでも日本語を打っています。ほとんどの人はローマ字変換を使用して漢字へと変換するわけですが、そこで変換されて出てくる漢字は、実は本当の漢字ではない場合があります。
SMAPの「クサナギツヨシ」が、「草なぎ剛」と表記されているのを見たことがありませんか? これは、漢字そのものが用意されていない、もしくは、簡単な字体のもので代用されていることに起因しています。
で、先日登場したWindows Vistaでは、この辺りが改良され、日本語が日本語として表示されるようになっています(完璧ではないんですけど)。また、今まで日本語版Windowsは、フォント(文字)の品質とレンダラ(画面に文字や絵を表示するプログラム)が、MacやLinuxなどに比べてかなりクソだったのですけど、このあたりも多少は良くなっています。
非常に細かい部分ですが、こういった日本語のある種文化的な部分がなおざりにされてしまうのは淋しいと思います。Windows字体が米国製なので、色々難しい部分はありますが、日本の開発者には頑張ってもらいたいですね。
で、何が言いたいかというと。
そのリストを見ていたら、「うさぎ」も該当漢字だったわけですよ。
ちなみに、XPでも漢字をVistaにできます。今日から対応フォントがダウンロード可能になりました。
でも、その漢字を、対応フォントがない人のPCから見ると、「・」と表示されてしまいます。定着するのは、まだまだ先じゃないですかね。
Posted at 2007/02/08 21:34:15 | |
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