
スバル恵比寿ショールームにて開催中の 「六連星(むつらぼし)の名車展」 に行ってみました。

歴代スバル車から、未来のスバル車が展示してあります。

特に個々のクルマに思い入れがあるわけではないのですが、ここにあるスバル車を見て、ふと感じたことがありました。

まず、昔の車を何台も見てみると、その小ささに驚きます。

スバル 360 のプロジェクト X を思い出してみると、スバル 360 のコンセプトは 「一家全員が乗れて、キビキビ走れるクルマ」だった気がします。

家族全員が乗れて、この狭い日本を走るのには、このくらいのサイズでも充分。
それよりも、家族全員での会話や、うつりゆく風景を家族で共有してほしい。

なんだかそんなことを、ふと思いました。
確かに時代に合わせて車格はずいぶん大きくなってきているけれど、スバルのクルマが、なんでワゴンやセダンばかりなのかな? と個人的には思っていたのですが、そのテクノロジーは、すべて人、家族への優しさへとつながっているのかな、と感じました。
家族向けの車というとミニバンをイメージしがちですが、全員が車内で好き勝手別々のことをやっている家族って何なんだろう、って個人的には思うのですよ。

未来のクルマに目をやると、私たちのクルマの常識が変わっていこうとしていることに気づきます。
自動運転や内燃機関がないクルマ。

個人的な意見としては、このままの流れで行くと、エンジンで走る自動車は過去のものになり、大半のクルマは自動運転化するんだろうな、と思っています。
もちろん、完全にそうなるのは半世紀後とかでしょうけど。

自分の常識が変わっていってしまうのは、ちょっと反発したくなったり、ちょっとノスタルジーを感じるのだけど、案外世の中は数十年でガラッと変わってしまうものなのです。

でも、スバルのようにブレていないコンセプトがあるなら、昔と今の車といっても、案外人が作ったものは同じなのかな、と感じました。
そう考えると、がらっと変わったクルマも悪くないのかもしれませんね。
Posted at 2015/10/12 18:24:15 | |
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